「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送予定 2017.7.30号

2017-07-30 00:01:55 | 放送予定
本日は栃木のスコッチ登場編の放送と、ファミ劇着任SPの最後ですが、

着任SP、あらぁぁいすじは書くつもりなかったのですが、HD初放送であるため、ひょろだまですが援護射撃を・・・。


▼とちぎテレビ スコッチ登場編

第231話 51.12.17 孤独 (ゴリさん)三ツ木清隆 栗田ひろみ 池田鴻


腐乱死体の身元は所持品から2年前詐欺罪で手配された辻井だと判明したが、疑問に思っていたゴリさんは所持品の一つである時計の修理履歴から野村という絵描きを突き止める。
野村は時計については紛失したと話したが、ゴリさんは野村は実は辻井ではないかという疑惑が生じ、辻井の妹・君子に野村の姿を見せるものの、君子は否定した。
ゴリさんは野村に彼が本当に野村であることを証明できるかどうかを訊いたが、野村は証人はいないという。
まるで決め手がない中、ゴリさんは野村の描いた数々の絵の中にセーラー服の少女を描いたものに目を付ける。

死んだ男に成りすまし生きてきた男にゴリさんが食い下がる、
ゴリさんと孤独な男との静かな対決。
一枚の絵を突破口にその男の正体を暴きます。

三ツ木さんのゲスト初登場、ゴリコンビ初といった方がよいでしょうか。
不思議さをなんとなく醸し出している部分がこの作品の味かもしれませんが、ゴリさんというキャラクターが非活動的な作品でも魅力が発揮できている好例じゃないかと思います。


▼ファミリー劇場HD 着任SP(HD初放送)


第660話 60.08.23 デューク刑事登場!(デューク)片桐竜次 荒井大介 新井量大 高品剛 


小野興業の社長専用車がライフルで狙撃され、社長の小野は無事だったが、運転手の平井が負傷した。
ライフルの線から密売人が割れ、彼が常連のビリヤード場にドックとマイコンが向かった。
案の定、密売人は抵抗、そんな時傍らでプレイしていた男が鮮やかなキュー捌きで逮捕に協力してくれた。
その男=島津公一は本日、殉職したラガーの後任として配属された新任刑事だった。
ただ、一係部屋に来ても、キザな態度をとる公一に、ドックやブルースは辟易してしまう。
数日後、平井が退院してきたが、一係のヨミとは別に何かがあると見ていた公一は、平井をマークした。
間もなく職場復帰した平井が、また社長専用車に社長を乗せた状態で狙撃された。尾行中の公一とマイコンは犯人を追跡したが、マイコンは犯人に撃たれ重傷を負う。
公一は犯人を単独で追うが、ある倉庫付近で公一は犯人を射殺してしまう。
それも間違いなく射殺するためにとどめをさすように何発も撃っていた。
応援に駆け付けたドックとブルースは青ざめた・・・・城南署から七曲署へ転任してくる候補は別の刑事だったが、その刑事は七曲署の殉職率の高さを知っていたのか知ったのか辞退して公一が着任したわけだがら、「変わり者」には違いないと思っていたが、まさか「殺人マシン」なのか?・・・。
弁解も何もせず、その場を立ち去る公一、その後に残った狙撃手の死体。
ドックは狙撃手近くで、危険物が満載された倉庫を発見。流れ弾が当たれば大爆発の惨事だったが、なぜそれを言わないのか、またドックたちはあきれてしまう。
一係部屋に戻った公一はボスに拳銃を差し出し、自ら謹慎する態勢を取ろうとしたが、ボスは捜査を続行するよう命じる。
しかし、第二の狙撃で明らかに平井がターゲットにされたのが明らかになり、その線で捜査を進めると、小野社長と政界との癒着が見えてきて・・・・。

ラガー殉職、ナイターや#659を挟んでの本作放送は予め決定されていた日取りでした。
ということで、今までにない「ちょっとだけインターバルを置く」着任劇となりました。
金田さん自体はボギーの後任候補として調整していたものの金田さんの仕事の都合で実現しなかったそうですが、いざ登場したデュークは金田さんと番組で話し合っキャラクター設定を行ったということで、当初は恐らくスコッチやジプシーのように天涯孤独なクールキャラだったと思われますが、それを残しつつ、天涯孤独という部分を抜き去って、両親健在で実家は裕福、但し家族関係に相当な問題ありという設定が生まれたようです。ただ、今回登場する義父で実父の元部下である松川にしても、母親にしても、失踪した実父にしても公一に対してむしろ温かく接しようと努力している部分も覗けるので、そういった意味では一番タチの悪い「心の閉ざし方」なのかもしれません。
ただ、捜査に関しては敏腕だし、思い切ったことは行いますが、的を得ているので刑事として食べていけていたという、歴代の太陽キャラの中では一番「可愛げのない」男かもしれませんが、それが唯一無二のデュークの魅力になっていきます。


第706話 61.08.08 ボス!任せてください (警部・DJ)立川光貴/吉沢健 伊藤紘

あるレストランで大石という男が突然暴れ出し、通報で駆け付けたドックとブルースに大石は腕に巻き付けてあったリモコン装置のボタンを押して見せると、付近にあった車が爆発した。
ボタンはまだある、動けない状態のドックたちを尻目に、大石は覆面車を奪って逃走した。
途中、その覆面車にオートバイが近づいてきた。
その妙に明るい小柄な男は、大石の仲間にしてほしいと懇願する。
大石は覆面車を捨て、小柄男を相棒にオートバイに同乗した。
大石はある雀荘に入り店を破壊させた。大石も大石だが、小柄男も機敏な身のこなしで、暴れまくる。
どうやら大石は自分をバカにした店を荒らしているようだ。
それに別な場所に爆弾を仕掛けていると小柄男に言ったが、小柄男は大石自身の自分の身体に爆弾を巻き付けていることに気付きゾッとした。
その最中、一係では病気療養中のボスの留守を預かることとなった橘警部が警視庁四課から着任し、早速陣頭指揮を執った。
そして、橘は明日新たに一係に着任する男の情報を持っていた。
それが、大石と行動を共にしている、太宰準だった。
大石と準が逃走中に、暴力団の車と鉢合わせ、争いの末、相手が大事そうに持っていたアタッシュケースを奪い逃走した。
暴力団に追われながら、中身を確認すると、見るからに悠に億単位にはなるであろう宝石がびっしり入っていた。
暴力団から逃れる為、二手に分かれた準はアタッシュケースを派出所に預け、別なケースを持って再び大石と合流した。
ただ、大石の本当の目的はこんな行き当たりばったりの八つ当たり行動ではないことを悟っていた準は、なんとか大石の目的を探ろうとするが・・・・・。


渡さんの登板などに経緯については、既に書いていることなので割愛しますが、

正直なところ、西山さんの登板についてはあの当時、否定的だったのは事実なんですよね。
西山さんには大変申し訳ないのですが、なぜ今西山さんなんだ?というのがありました。
ただ、完成作品を観た後は全くその辺りのことは払拭できていましたが。。。。<って現金なもので。。。。
やっぱり、当時の私は、正統派の刑事を求めていた部分はあったんですよね。この感覚は世良さんにも良純さんにもあった事なのですが、やっぱり完成作品を見てしまうと、受け入れちゃう部分もあったと思いますし、逆に十二分に余すことなくキャラクターの魅力を引き出している太陽の番組としての底力はまだまだ健在だと思ったものです。
それに、DJ自体が実は自分が太陽にあの時欲していたキャラクターだなぁ・・・というのもあったりして。
あのキレッキレのアクションには爽快感がありましたから。
それに、明るい性格ですがドックとは違った泥臭い部分があったり、意固地なところもあったりして、キャラクター的にはマカロニに一番近いタイプじゃないかと思います。
そういう意味でも、DJとしては半年しか活躍できなかったのが惜し過ぎるんですよね・・・。
確かに『ジャングル』の九条ちゃんも良かったんですけど、やっぱり太陽フォーマットでDJが熟成するのを観たかったっす・・・ハイ。

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