「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送予定(再放送除く)2017.7.21

2017-07-21 00:01:11 | 放送予定
さて、45年目の太陽の日(放送開始7/21)の太陽放送は、前にも書きましたが、20世紀には考えられないラインナップです。
そもそも、本放送時やその後暫くについては、日本テレビがある意味太陽放送権を握っていた感じですからね。


▼ファミリー劇場 マイコン登場編 HD初放送

第651話 60.06.07 号泣 (ラガー)内藤武敏 川田あつ子 堺左千夫 三川雄三


抱きつきスリの常習犯が絞殺された。
どうやら財布を奪おうとして逆襲に遭ったらしい。
現場に残されていた指紋から、犯人は逃走中の殺人鬼・田島と判明したが、田島は十数年前に顔を整形後、担当医を殺害したうえ未亡人殺しを最後に姿をくらましていた。
ラガーたちの捜査の続く中、タクシー運転手が殺される。この殺しも田島の仕業で、どうやら田島の顔を目撃してしまったことにより殺されてしまったようだ。田島は第一現場付近に潜伏していると見たラガーたちはその行方を追った。
それから間もなくして、ラガーは聞き込み中に矢口秋子に出会った。
彼女の様子が気になったラガーは彼女の勤め先である喫茶店の店主・小池から衝撃的な事実を聞かされる。
彼女は田島によって未亡人だった母を目前で殺され、そのショックでその時の記憶を失っていた。つまり、整形後の田島の顔を知る唯一の生き証人だった。近所に突如現れた田島に彼女は慄いているという。
ラガーはそれであればと秋子をガードする体制をとるが、不審な男が現れ、ラガーにけがを負わせ逃走した。
その男は喫茶店の常連・室田という男だったが、翌日ガソリンをかぶって焼死した。
また、室田の部屋から田島の指紋が発見され、室田=田島ではないかということになったが、指紋があまりにも明瞭なため、田島の工作と考えられた・・・ラガーは何かにつけて秋子を庇おうとする親代わりの小池に、何か違和感を覚えていた。もしかしたら、小池が田島であるのか。しかし身元は確認できたので、架空の人物ではなかった。
そして室田焼死現場の周辺を聞き込みしていたラガーは現場近くに止まっていた車の特徴が小池のものと合致することに気付き、すぐさま喫茶店や秋子のアパートに向かったが、二人とも行方が分からなくなっていた・・・・。

ラガー殉職が正式発表された頃のようですが、私は殉職シーンが報道される一月後まで知りませんでした・・・。
次はラガーだというのは頭にはあったのですが、スーツ組に変わり、今までとは一味違った味が出てきた矢先だったので、かなり残念に感じてしまったのは事実です。撮影現場的に行けば、かつての沖さんのように掛け持ちでもなんとかやっていけるような恰好はとられていたようなので、続投は可能だったとは思いますが、当時の徹さんの忙しさを考えると致し方ないことだと納得したわけですが・・・。

そんな中のラガーのほのかなロマンス編は、スタッフに評判のいい川田あつ子さんを迎えますが、これが結構サイコパスな内容で、どちらかというと田島の行動に観るこっちにはウエイトが強い感じになってしまうわけで(^_^;)
それでも、前作からの緊張感は逆に引き締め的な部分もあり、ラガー殉職への流れとしては順当だったと思います。


第652話 60.06.14 相続ゲーム (ドック)中村明美 根岸明美 川口敦子

ガラス工場の経営者・北原が釣りに出かけた河原で何者かにスパナで殴られ殺された。
丁度その頃、たまたまパトロールで河原を覆面車で走っていたドックとブルースが第一発見者となった。
その直後、工場の事務所で北原の養女である志保も何者かにスパナで襲われたが、物音に気付いた工員たちが駆けつけた為犯人は逃亡、志保は軽いけがで済んだ。
二つの犯行共、直後に車の大きな排気音が聞こえていた。
犯人はどうやら、北原と志保を亡きものにして、北原の3億円の遺産の恩恵にあずかろうするものの仕業ではないかと一係では推理、北原のきょうだいの犯行ではないかと捜査を開始した。
北原は長男、下の妹で長女の知子は車の運転ができず、夫婦の車は夫が会社に乗ったまま泊まり込んだので家には無かった。次女の恵子は運転免許は持っているが、犯行時間には夫婦ともに寝ていて、車は修理に出していた。次男の信夫は運転免許は持っているが車を所有していないなど、それぞれ犯人としての決め手に欠けていた。
そんな状態でその面々が集まる初七日行われることとなったが、志保はドックに自分の婚約者に成りすまして欲しいと頼んだ。父の遺産が欲しい犯人は、志保が結婚すると解れば、結婚前に志保を殺そうと動き出すだろう、そこを狙って逮捕・・・という筋書だ。
果たして、ドックは志保の婚約者として、親戚に紹介されたが、その翌朝に早速志保の飲み物に毒が混入されていたが、犯人はまたしてもわからなかった、その後一同は寺に納骨するため伊豆に向かい、宿をとった。
その宿でドックたちが割り当てられた離れでまたもや志保が狙われた。彼女が入浴しようとした風呂に青酸ガスが仕込まれていたのだ。
一係では一連の志保を狙った事件は、逆に志保が狙われたということを示すために仕組むことも可能で、養父は誰かに依頼して殺したのではないかという意見が出てきたが、ドックはそれを否定し、親戚たちの犯行の可能性を考えたが・・・・。

ドック探偵主演作という感じで、2時間サスペンス風(というか、金田一&明智風)な作風です。
亜槍さんのご執筆なので、なるほどと頷ける部分はあります。
3億円の財産を持つ初老の男が殺され、遺産相続に巻き込まれた若い女性(これがまた養女)が、実際に老人を殺したかも知らない殺伐とした(^_^;)親戚たちに囲まれる中、有事を防ぐためにドックが彼女の婚約者として潜入、色々と事件が起こるわけです。
ヒロインの中村氏はNHK朝ドラ出身の清純派で、太陽ゲストとしてはフレッシュな方ですが、囲む親戚の面々が強烈・・・根岸明美、川口敦子、塚本信夫、高岡一郎、小笠原弘、井上肇(敬称略)という面々・・・塚本さんは優しげですがねぇ・・・。
神田さんがこの年の5月にリリースした「思い出のキーラルゴ」も挿入歌として使用されるので、 ドック独壇場といった感じです。
ところでこの曲、インスト版がラガー殉職まで結構流れていたんですよね・・・欲しいっす。

まあ、風呂場付近で怪しい行動をとる太い眉毛の若い男というのもあるのですが(^_^;)



▼チバテレ ボン&ロッキー編

第301話 53.05.05 銀河鉄道 (山さん)水野哲 高原駿雄 渥美国泰


早朝、城西小学校6年生の健一が水死体で発見された。
他殺・自殺の両面で捜査は開始されたが、山さんは状況から自殺ではないかと考えていた。というのも、山さんは前日の夕方偶然にも健一と会話を交わしていた。健一は「お母さんに会いに行く」と去って行ったが、健一の母は7年前に他界していた。
しかし、遺書やその類のものは発見されず、自殺としてもその動機が不明だった。
山さんは健一の親友である威にあい、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を愛読していたことを知る。
それに基づいて健一の部屋を捜索したところ、銀河鉄道を題材にした絵に「五月一日 午後七時 銀河ステーション発」と健一の自殺した日時が記されているのを発見した。
一方、威が健一となにか約束をしていると感じた山さんは威の部屋を訪れ、「五月四日 午後七時 銀河ステーション発」と後追いを匂わせる健一が持っていたのと同じような絵を発見した。
そのころ威は団地の屋上に居た・・・・。

太陽的に意欲的な#300とは「意欲」は継続し、方向性を社会問題に向けた作品。
本放送が「こどもの日」ということで、当時から問題視されていた若年層の自殺を、太陽なりにけん制しお茶の間で考えてもらえるような一助を目指しながら、それを全面には出さず、あくまでもキャラクターの表現でそれを訴えようとするデリケートな姿勢が伺える、太陽らしい作品でありながら、露口さん=山さんの熱演でいつもより「突き抜けた」何かを感じることができる不思議な作品でもあります。


▼TVQ マカロニ編

第38話 48.04.06 オシンコ刑事誕生 (シンコ・山さん)天田俊明 川合伸旺 真木沙織 大泉滉 綾川香


友人の結婚式に出席した後、他の友人と自分たちの結婚観について話しをしていたシンコだったが、何となく自分が婦警をやっていることが特別なのかな・・・とふと思った帰り道、偶然こちらも結婚式帰りの署長と会って、車で送ってもらいながら話をしたのだが、その中でシンコが結婚するつもりが無く警察の仕事を続けると言うと、なぜか署長が喜んだ。
実は、少年係の肩書で一係の手伝いをしていたシンコを正式に一係の刑事として辞令を出すというのだ。
シンコも驚いたが、一番動揺したのは、父・宗吉だった。
一係部屋に乗り込んできた宗吉の口が乾かないうちに、ボスは既に署長へ反対意見を申し出たが、警察のイメージアップという狙いもあり、全く聞く耳を持っていなかったので、シンコが一係刑事として配置換えになるのは確定した。
余りにも宗吉やボスまでも反対し、先輩刑事も及び腰の状況にさすがにシンコも頭に血が上り「私だって刑事になる資格は持ってます!」とふくれてしまった。
その時、連れ込み宿で意識不明の男が発見され、同伴していた女が姿を消したという通報が入った。
女性だから危険な場面に毅然と対応できるのか、先輩刑事たちが面倒を見ることが出来るのか・・・そんな様々な問題がありながら、全くそんなこと意に介さない山さんがシンコを見習いとして事件現場へ引っ張っていった。
シンコは連れ込み宿に初めて入ったふうで、居づらそうにしていながら、キャバレー・ピンキーのマッチを発見、さらに姿を消した女とともにこの宿に何度か来たことがあるという。どうやらホステスのようだ。
意識不明の男の身元がわかった。緒方というアートデザイン研究所に勤めており、生命に別状はないという。
初めての刑事としての活動があまりにも思う通りにいかなかったシンコだったが、山さんの励ましでやる気をとりもどし、緒方の勤め先へ聞き込みに行く殿下と合流した。その前、勤め先の公園で、遊ぶでもなく一人佇んでなにかを待っているような子供が居たことが気になっていた。
アートデザイン研究所の菊地所長によると、緒方は将来を有望視されているアーチストであり苦労人で新婚であるので、今回の事件自体が信じられないようだ。またシンコが何気なく応接室で見つけた「世界文化博」のシンボルマークは緒方のデザインで、半年前一般募集の中から1位入選し、1千万の賞金を貰ったのだという。
殿下は菊地とのやり取りの中で、シンボルマークの話で菊池が動揺したように見えたことがひどく引っかかった。
一方、キャバレー・ピンキーで消えたホステス風の女を捜していたマカロニは、ミミというホステスを署に連れてきて事情を訊いたが、緒方はミミに心中を持ち掛け、自分は薬を飲んだふりをして、緒方の正体が無くなった後で逃げ出したという。
さらに緒方は勤め先のツケで飲んでるヤクザ風の男とも交流があったという。
緒方の意識が回復、山さんとシンコが事情を訊くが、緒方はただ何となく嫌になっただけだと、それ以上何も語らない。
落胆した緒方の新妻は病室を飛び出し、シンコが付き添ってそれとなく話をきくと、緒方はシンボルマークが入選した半年前から様子がおかしくなったのだという。それ以来、外泊したり深酒したりの生活だったと嘆いた。
その一方で緒方の病室に医者が入ってきて、注射を打とうとしたが、遅れて入ってきた看護婦が「あなた誰!?」と叫んだため逃走、病室に帰ろうとしていたシンコたちにぶつかり、若妻は動けなくなってしまう。山さんが騒ぎを聞きつけてニセ医者を追ったが逃げられてしまう。
緒方も妻も生命には別状はなかったが、シンコはニセ医者についてまったく覚えていなかった為、マカロニたちに責められる。
ボスも必死にフォローした山さんをよそに、シンコに帰宅するように言うが、シンコが足手まといなのかと反論すると、ボスに叱られてしまう。
帰宅してもシンコは宗吉に「一度や二度の失敗で泣くようだったら、警官を辞めて結婚しろ」と叱られたが、その反面、俺の娘だったらこの事件の責任は果たせという。そんなやり取りの中で、ニセ医者が手にケガをしていることを思い出した。
山さんはミミが証言していた研究所のツケで飲んでいるヤクザ風男のことが気になり、菊地に問うと、ヤクザではなく飲み友達だが名前は知らないという。限りなく怪しいがこれ以上何も話さないだろうとふんだ山さんはその質問で切り上げた。
研究所を出て、そばの公園に昨日見た男の子がまた居て、シンコは色々と話しかけるが何も答えようとしない。そおに養護施設の保母が彼を探してやってきた。
事情を訊くと、半年前、彼=進はここの公園で父親に置き去りにされたところを保護されたのだという。父親は行方不明、それ以来、進は施設から遠いこの公園で父親を待ち続けているのだという。父親はデザイナーの中尾で、既に妻を亡くしていたため進は一人ぼっちの状態が続いていた。
半年前のデザイナー失踪ということで、ひょっとすると今回の事件に関連があるかもしれないとにらんだ一係では、かつて中尾たちが住んでいたアパートで、襖の破れを隠すために貼ってあった手造りのポスターを発見する。それは、世界文化博のシンボルマークとほぼ同じような原図だった。
失踪事件と今回の事件が結びついた、山さんは一気に緒方に調べ上げたこれらの事をぶつけてみることにした・・・・・。


番組編成改編期+ショーケンさんの出番減少(欠場)の補強という意味合いでシンコは改めて一係の刑事として「誕生」するわけで。
マカロニ出番減少期(~#44)はシンコの出番が多くなり、シンコが出演できない時等はゲストが豪華になったりします。
今回はチョロっとマカロニが登場する印象ですが、宗さん久々の登場(それもかなりおかんむり・・・)などで盛り上げていきます。
ボスら一係の連中はシンコの刑事昇格にあまり良い顔ではないというのも・・・(^_^;)
シンコの先生は山さん、事件は心中事件からデザイン盗作疑惑に殺人疑惑と、結構入り組んだ感じ。
女性刑事としてはシンコは先駆けですが、アクションものとしては『キーハンター』の野際さんがエポックなんですよね。
ただ、シンコが刑事になったことによって、東映作品中心に多くの刑事ドラマで女性刑事が活躍するようになります。

しかしゲストが「七人の刑事」「特別機動捜査隊」っぽい。

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小さな発見=ロケ地検索短信=

2017-07-20 23:07:40 | ロケ地検索&メモ
本編で、入り組んだ飲み屋街の中のシーンが結構あり、その中で印象的な名称の店があったりします。

例えば「凸凹」や「味の三平」など。

実は、ずっとゴールデン街だと思っていたのですが、この前購入した航空地図を眺めていたら・・・。

凸凹と三平はゴールデン街(新宿区歌舞伎町1丁目1)ではなく、新宿区歌舞伎町1丁目3でした。

現在は「思い出の抜け道」という名称がこのあたりの路地についているようです。

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太陽放送予定 2017.7.20号

2017-07-20 00:17:36 | 放送予定
「できない」ストレスのせいか、「俺達の夜明け」「ひとり立ち」を熱唱しているけぶでございます。
最近、飲み会の2次会でカラオケを歌えと言われても、新しい歌は知らないし、古い歌は題名を忘れているし・・・・。
元々出来の悪い頭に、仕事の記憶が詰め込まれて、使わない「記憶」は相当消去されてしまいました。。。。
で、最近のカラオケだからいろんな歌が入っているんだろうなぁ・・・と探すんですが、一時期より私の歌えそうな曲が極端に減っている。。。仕方が無いので、必殺シリーズの曲を歌ったり。。。
上記2曲があれば、気持ちよく歌えるのに(^_^;)
ただ、必殺の曲にしても同僚は「なにそれ?」状態なのですが。。。。
と、私の戯言はこれくらいにして、

本日の太陽放送は、テレ玉が久々にあります。
TVQは休みなし。


▼テレ玉 テキサス&ボン編

第195話 51.04.09 ある殺人 (山さん)下元勉 柴田美保子 山下勝也


ある出版社の敏腕編集長に面会を求めた山さん。
話は5年前の、編集長の娘の婚約者が自ら起こし死んだ事故についてのことだっだ。
「過失致死」時効まで7時間・・・・

その事件を他殺と断言し、編集長を犯人とする山さん。
その証拠として、死んだ婚約者に勤務先から遠いマンションを与え、免許とりたての彼にマイカーを与え、さらに彼は一生懸命仕事に取り組むものの、編集長の厳しい目には適わず、落命の危険との紙一重な過酷な仕事を数々与え、事故死するまでも何度も死にかけていた。

そして事件当日の朝、編集長は婚約者に何かを渡した・・・
それを見ていた証人を探す一係だったが・・・・

細かい偶然的な事例の積み重ねで証拠とは言えないものばかり手駒で、敏腕編集長に挑む山さん、その真意はもっと深い、編集長の娘との関係を突こうとするものだった。

山さん編の中でも傑作に数えられる一編。
そのクライマックスにいろいろな感想を観る側に持たせる、非常にビターな味わい深い余韻が残ります。


と言いながら、ネタ的な要素も充分楽しめる作品でもあります。

*タ~ラチャン♪ 「あの~」 カ!カ!<リフレイン~~~
*それまでの山さん史上に燦然と輝くド派手なネクタイ
*増岡弘氏のブロマイド
*箱スカマジック!(って、ただ同色の事故車を用意しただけなんですが)
*三田村の執念自体がツボ(^_^;)
*電話機を更新して間もない時期の為、5年前の一係部屋の電話機は映さないという芸の細かさ。
*5年前のジャケットは、確か下記の「危険な約束」で着ていたものじゃなかったっけ?(うろです)

こういう意味でも味わい深い逸品です。


▼TVQ マカロニ編

第36話 48.03.23 危険な約束 (マカロニ)沖田駿一 真屋順子 中井啓輔 

ある夜、マカロニはゴリさんと万引き事件の捜査のため合流するはずだったが、なかなかゴリさんが現れない。
一係に連絡を入れると、ゴリさんは両親に放置され餓死寸前だった子供たちを急きょ助けに飛び出していた。
その調子であれば、一時間以上は待たされるとふんだマカロニはボスの勧めもあって待ち合わせ場所のスナック「旅路」に入った。
一係では、昨日城北署管内で発生したピストル強盗事件が話題になっていて、被害者の保険外交員は昏睡状態で、犯人の目星もついていなかった。山さんはふと犯人は盗んだ600万円余りの金で何が欲しかったのかとなんとなく考えてみた。
「旅路」には学生風のカップルが無邪気にヨット航海の夢を語り、ヤクザとヤクザ志望の若い男がビールを片手に子分にする、しないで話合っていた。サラリーマンは妻との電話で出張に出ていると嘘をついてアリバイを作っている。どうやらここで浮気相手と待ち合わせをしている感じだ。
マカロニが一人でいると、これも一人で酒を飲んでいる老人に誰も待ってくれるものなどいないと嘆かれ酒を勧められたが断った。
ただ、そんなやり取りの中、一人の男が入店してきた。老人はマカロニに絡んでいる最中に拳銃を所持していることを気付いてしまう。適当にあしらおうとしたとき、さっき入ってきた男が飛びかかってきて格闘になり、刑事が拳銃を落としてしまう。
その騒ぎの中、若い男が入店してきて拳銃を拾った。
マカロニに飛びかかった男は自ら城北署の刑事であることを名乗って、拳銃を渡すよう促すが、若い男は素のまま拳銃を刑事や客たちに向け脅してきた。そこで刑事=瀬木はその若い男が自分の追っているピストル強盗犯であることを直感したが、瀬木は若い男に手錠を掛けられ拘束されてしまう。そこにサラリーマンの愛人であるホステスが入ってきてしまった。
若い男はスナックの看板の灯りを消し、店じまいしたように見せかけるよう指示、マカロニにヤクザであるかどうか聞いてきたので、マカロニはヤクザだと答えた。
若い男=坂口は瀬木から奪った拳銃舐めるように見まわし、拳銃のうんちくを述べたあとに自分でも職場の工場で手製の38口径拳銃を作ったのだという。その瀬木の拳銃を「ヤクザ」なマカロニは受取り、瀬木に向けて引き金を引いたが弾が切れていた。
そんなマカロニを坂口は気に入ったようだ。坂口は何かを待つように午後9時まで籠城するつもりでいる。
トイレに入り込んだマカロニは自分が刑事であることを隠す為、拳銃や手錠を水タンクの中に隠した。
一係にゴリさんが戻ってきたのそんな頃で、どうやら飲んだくれの亭主への戒めに子供を置いて家出したのだが、亭主は飲んだくれて城南署の厄介になっており自宅に帰ることが出来なかったというのが顛末だった。
山さんからマカロニが「旅路」で待っていることを知らされ、ゴリさんは急いで向かったが、店の看板の灯が落ちていたために帰ってしまう。
9時になったが、坂口は出ていく気配が無い。人質の客の中から、酒を注文するものが出てきたり、サラリーマンは自分勝手なことを言った為坂口の癇に障り、妻へ電話することを強要、愛人まで電話に出て浮気が完全にばれてしまう。そこでサラリーマンと愛人は揉みあいになり店のランプを落としてボヤ騒ぎになるが、マカロニは客が武器として忍ばせていた消火器で火を消した。そんな再び緊迫した空気の中、坂口はマカロニに恋人・圭子を連れてくるように頼まれた・・・坂口の待ち人はその恋人だったらしい。
マカロニが外へ出た後、「旅路」に一係のボスからマカロニがいないかどうかの問い合わせの電話が入って・・・・。


ゴリさんとの待ち合わせで偶然居合わせたスナックで籠城事件に巻き込まれてしまうマカロニ。
あくまでも刑事の身分が暴かれることの無いように、アウトローを装う。
図らずも人間を3人殺してしまい、その上淡い恋心を抱いた相手を自ら逮捕した直後のマカロニ主演編。
基本的に面倒なことが嫌いなマカロニが籠城事件に巻き込まれ・・・。
前回の失恋で自暴自棄になったのか、それとも自分の人を見る目を確認するためか、その籠城犯人のある要求に応じるわけですが・・・。
犯人に簡単に言ってしまえば同情したり、ボコボコにぶん殴られても反撃しなかったり、やけくそになっているようにも見えるマカロニ、多分その心中には短い間に様々な経験をしてしまった刑事という職業への失望感みたいなものが見え隠れして・・・。
シューケンさんにしても、映画出演出番縮小・欠場の直前の一区切りみたいなものだったのだと深読みします。いつもであれば、上手く立ち廻れそうなマカロニが「真っ正面」な感じなのが前回込みでグッとくる名作になっています。

この話、『七人の刑事(新)』#19 「スナック・ジャック」(この時の犯人は火野正平さん)、『刑事貴族(郷編)』#31「刑事たちの忙しい夜」でリメイクされていることでも有名です。(本作自体も元ネタはあるそうですが(^_^;))

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本日の太陽放送 2017.7.19(再放送除く)

2017-07-19 05:59:56 | 放送予定
#34について、太陽ではなかったら裕次郎さんと大映出身で東映作品を中心に活躍なさっていた江波さんの競演は実現できなかったでしょうし、江波さんにはピッタリの役だったと思います。
他の役者さんだったら、ボスに対しては情熱をいつまでも燃やしている、今は氷の女という役柄は出来なかったでしょうし、逆に他の人は考えられないです。
ボスにとって加代子は、関係性の中身は違いますが存在的にはシャーロック・ホームズとアイリーン・アドラーのような「唯一の女性」という
所があって、ボスが生涯独身を貫く根拠として非常に重要な存在・・・というのをあら~いすじを書いていて改めて思った次第です。
というか、加代子に後のスコッチの面影を感じるんですよね・・・。

さて、本日のTVQマカロニ編は、

第35話 48.03.16 愛するものの叫び(マカロニ)小泉一十三 武田一彦 松田優作

ある日マカロニは、七曲署の前で入ろうかどうしようか迷っている細面でモデルのような女性と出会った。
マカロニが疑われながらも刑事ということを示して声をかけても、女性はそのまま立ち去ってしまったが、どうしても気になったマカロニは彼女を尾行した。
彼女は住まいであるアパートに入っていって、マカロニは居所と名前を確認した後で署に引き返そうとした矢先、彼女の悲鳴が轟き、マカロニは彼女の部屋へ駆けつけた。彼女=弓子は部屋の中でおびえてかたまっており、事情を訊いたところ、何者かが急に部屋へ侵入し即座に紐で首を絞めようとしたという。犯人は紐を投げ捨て窓から逃走したということだった。
マカロニは弓子に更なる事情を聴取するため、一係部屋で話を聞いた。
弓子は独身で一人暮らしでタイピストとして働いており、両親を幼い頃に亡くしている。事件の発端は弓子のもとへ男から「殺してやる」という電話が何度も入ったことで、七曲署へ相談しようと考えたが、警察と関わり合いになるのがやっぱり嫌で自宅に戻ったところ今回の被害に遭ったという。
一係では、マカロニを弓子のボディーガードに付け、ゴリさんたちが弓子の周辺を捜査した。
以前住んでいたアパートの大家は、弓子は綺麗なので何度か男性に彼女のことを聞かれたことがあるというが、弓子の男性関係は全く知らなかった。隣人の佐代子もそれは同様だった。
一方マカロニと弓子は行動を共にしていたが、その後をつける影に二人とも気付かなかった。
弓子の職場に客が訪れた。マカロニが定時連絡をしている短い時間の中で、弓子と客は屋上に上がり、揉みあいになって弓子が悲鳴を上げ、マカロニが駆けつけた矢先に客が転落死した。
転落死したのは、弓子の以前住んでいたアパートの隣人であった佐代子だった。
佐代子は弓子に二人っきりで話したいというので屋上で話をしようとした途端、自分の彼氏が弓子が引っ越した途端に自分のもとへ来なくなったことから「男を返せ」と詰め寄ってきて、知らないというと逆上して殺してやると掴みかかったのだという。
弓子によると、佐代子の「男」から一度だけ言い寄られたことがあるが、それだけだという。
弓子は佐代子を「殺して」しまったことで錯乱してしまい、鎮静剤を投与され眠った・・・。
佐代子のことを調べると、男を捜す為に会社まで辞めていた。
ボスは弓子を脅迫したり襲ったのはその男=木村であることが有力になったこと、弓子がまた襲われる恐れがあるため、マカロニを向いのアパートに住み込みで張り込ませ、弓子との連絡体制も整えた。
それから、マカロニと弓子は食事や行動を共にするようになり、まるで恋人同士のような雰囲気になっていくが、そんなある日、弓子の異常を察知したマカロニが弓子の部屋で気絶させられる。
気が付いたときには部屋で弓子と木村が倒れており、木村は死亡していた。木村が持参した毒入り鮭缶で無理心中するつもりだったらしく、弓子に無理やり口に入れ、自分も食べたようだ。
その木村は銀行員で病気を理由として休暇をとって、弓子に付きまとっていたようだ。以前から引っ越しした弓子を捜していたようだ。ただ、山さんは鑑識の結果から鮭の消化状態が弓子の方が1時間遅く食べている状態だったことに不信感を覚え、弓子を含め突っ込んだ捜査をボスはマカロニ以外に指示、その結果、いままでの「状況」を覆すような事実が次々と判明した・・・・・・。

番組も当初企画を重視した初動状態から、発展状態のあった時期で、様々なチャレンジをしています。殿下を主役に押し上げ、殿下の妹のオーディションを行ったり、ボスの「永遠の恋人」を登場させたり。
今回はショーケンさん主導と思われる企画ですが、それまで有りそうでなかったマカロニの悲恋が描かれます。

この作品は現在、表向きには2つの見どころがあります。

*ショーケンさんの最初の奥さん(このころは無論未婚、ほぼ演技は素人のモデルの方)との非常に濃い競演
*優作さんの迫力あるテスト出演

しかし、本当の見どころは・・・
マカロニの燃え上がるような悲恋劇(とは言いつつも太陽なのでほどほどですが)、小泉氏の確かに素人ながら迫真の演技。
クライマックスの「衝撃のテーマ」バックの逮捕劇を観ていると、年々泣ける確率が高くなってきます。
それにマカロニは一係の中で非常に暖かい目で見られていることも解るので、これも泣けてくる。
デイヴ平尾氏が唄う「僕達の夜明け」が作品とマッチした名作です。

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本日の太陽放送 2017.7.18(再放送除く)

2017-07-18 07:01:59 | 放送予定
さて、本日の太陽放送、
TVQマカロニ編は、


第34話 48.03.09 想い出だけが残った (ボス)江波杏子/早川保 沼田曜一 

最近見合い付いているゴリさん、マカロニたちに揶揄われながら、先方が本気なので迷っている。
ボスに相談しても、そっけない返事。
一方、山さんと長さんはジャズシンガーが麻薬の打ちすぎで死んだ事件で、国友という麻薬の運び屋を追っていたが、動きが無く、調査の結果、ジャズシンガーは事故死、国友は麻薬から離れているらしい。
ただ、国友の交友関係がボスは気になっていた。官僚や代議士の秘書、貿易会社の重役など、国友の前科を考えると結びつかないような人物との繋がりが見えたが、その交友を示す写真のなかで一枚、女性が写っているものに釘付けになった。
加代子だ・・・。
何故?
捜査を終了しようかという山さんと長さんに続行を命じた。
そんな頃、ボスは東慶大学の同窓会に出席した際、旧友の三浦に再会した。三浦は母校の大学で教授に昇進、同級生に祝福されて順中満帆に見えたが、ボスに相談を持ち掛けてきた。
三浦は自分の妻、加代子が狂ってしまったと漏らしたが、長さんから国友が殺害されたという緊急連絡が入り、酔いつぶれそうな三浦の相談を聞く前に現場へ向かわざるおえなかった。
国友は解散した竜神会の元幹部と接触していたが、山さんが目を離した隙に殺された。
更に現場にはボスを凍りつかせるものが落ちていた。加代子のイヤリングの片方、それもボスが贈ったものだった。
国友殺害の容疑者である増田がゴリさん他に逮捕されたが、厳しい取調べでも黙秘を続けた。
10年以上前、ボスは加代子と交際し、結婚を意識していたが、ボスが警察の仕事を選択したことなどから結婚をボスの方から断り別れていた。その後、ひそかに加代子に想いを寄せていた三浦と結婚していた。
ボスは三浦の「加代子は狂ってしまった」という内容を訊く為、母校に赴いて三浦にそのことを問い直したが、三浦は自分たちは子供が出来ないが上手くいっており、相談の件も酔った上での話だと誤魔化して語ろうとしない。
そんなボスの様子がおかしいことを山さんは気付いており、さらに加代子の身元も判明したことからマカロニを三浦に張り込ませ、ボスに事情を訊いた。ボスは加代子との関係やこれまでの経緯を話し、現場に落ちていたイヤリングはボス自身がアルバイトで稼いで加代子に贈ったものだと断言、ボスに気をつかう山さんをよそに加代子をマークするように命じた。
一方三浦家では、三浦が昇進祝いをしようというのにお互いの行動を束縛しないのが結婚の条件だったとそっけなく言い、加代子は外出してしまう。三浦も我慢が限界にきたのか、加代子の部屋を調べてみたところ、見覚えのない高価な宝石を多数発見して凍り付いてしまう。
加代子は美容室で髪をセットし、ブティックでドレスを買っていた。山さんやマカロニの調べで、金の出所はどうやらクラブ・サファイアの社長で、元・竜神会組長の神山からであるようだ。
ボスは神山が宝石の密輸をしていて、現在赤坂署が内偵中であることをキャッチ、国友は角界の名士に宝石密輸をさせるための連絡係を担っていたが、先に逮捕された増田の自白によると、国友は独自に商売しようとして消されたこと、宝石密輸の商売が一連の事件などで危うくなった為、今度はそれの片棒を担いでいる加代子も殺してしまうつもりなのだという・・・・。


刑事の職業を選んだため女と別れたボス。
今では「氷の女」と化してしまった女・加代子。

ボス・加代子・三浦の苦悩が交差して・・・

ボスが後年、女性には一歩踏み入れないようになったきっかけの事件です。

いや、こんなことがあれば否応なくとも自制したくなると・・・。

久々に復帰した長さんが、ヨコワケから五分刈りになるのも見どころ?。
(岡田P氏によると、この頃欠場が多かった長さんと殿下。その理由は「予算の関係上」だったとのこと・・・。この頃は予算繰りが大変だったんでしょう。)

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ロケ地検索&メモ #1

2017-07-17 18:45:08 | ロケ地検索&メモ
これもケリをつけました(^_^;)
ちょっと前から書いていたのですが。。。。

=ロケ地検索&メモ=

第1話「マカロニ刑事登場!」


*当時、放送開始を知らなかった視聴者はプロレスやディズニーじゃなく太陽が始まってどう思ったんでしょうね。
プロレスに関しては、日テレ放送開始からのプログラムで、バリバリ視聴習慣が付いていたとは思うのですが、やっぱり偶々見るという人もいたはず。

*サブタイトルが「マカロニ刑事登場!」になる前は「マカロニ街を走る」だったり、企画的な準備期間はあったものの、実際に放送に乗っける為かなり短い期間で実現した訳ですから、あそこまで仕上げてくるのは並大抵のことではなかったと思います。
裕次郎さんを口説いた自体もあるのですが、出演者が決まらなかったり(長さん役)、内田家から母親を「居なかったこと」にしたり、課長の存在を消したり、大変だったと思います。
ただ、実際出来上がったものと予算との兼ね合いもギャップを埋めるのに苦心したようです。

*その予算との兼ね合いで逆にロケ&肉体アクションが増えたという部分はあったんじゃないでしょうか。
その点、レギュラーは大変だったと思いますが。
当時は既にカーアクションも全盛を迎えようとしていた時期だったので、結構太陽初期のクルマに頼っていない部分が際立っている感じがします。
そういう部分が解消してくるのが、番組が実績を積んで、スポンサーの体制が変化するマカロニ最後のクールぐらいまで待たなければならないわけですが。

*太陽はよく「画期的な刑事ドラマ」と評されることがありますが、あくまでも青春・アクションドラマというのがベースであって、それに裕次郎さんも賛同なさった部分があったと思います。
ただ、刑事の看板を掲げるので、ベーシックな部分をもう一方で構えた恰好がありますが、それは既に『七人の刑事』の刑事が主役になるなどの刑事ドラマとしての要素、『特別機動捜査隊』の機動力アクション(ロケ多用)と、前身である『東京バイパス指令』や『キーハンター』などのスパイ的アクション要素、『刑事くん』などの若手主人公要素、『鬼平犯科帳』などの捕物帳的要素、『ザ・ガードマン』のチームワーク要素に、海外映画のエッセンスを絡めた、実はこの時点で刑事ドラマの要素を良いとこどりして総括して平均化し、そこにビッグスターを据えたというのが太陽の成り立ちなので、新しい要素という事ではなく、それらの要素を「青春・アクション」を絡めて料理して出来上がったという方が良いと思います。
要は、太陽は結果的にドラマの百貨店になった所以が既に#1でも出ているように思います。

*役は出来上がっている面はあれど、定まっているのはゴリさんぐらいで、結構他のメンバーは手探り状態です。マカロニ=ショーケンさんは、ニックネーム「坊や」の件などもあったりして、結構様子見な感じですが、それがまたリアリティがあって良いです。

*と言いながら、#1で既に太陽のフォーマットは完成しているという恐ろしい結果にもなっています。
ブレが少ないですからね。

*水谷豊さんは、前年ごろは当時役者を辞めていたと聞いたことがあります。
東宝系の青春ものや太陽にご出演などで少年から青年に脱皮していた頃のようです。

*マカロニとジムニーの組み合わせはたまたまだったとは思いますが、『五番目の刑事』はなんとなくどこかで意識した面はあったかもしれませんね・・・俺ならばフロンテクーペに乗っけちゃいますもの(^_^;)
ジムニー、本物のナンバーは浜松でほぼ新車。

*まあ、ライター借りてとんずらしたり、社会の窓は空いていたり・・・という画期的な面があるマカロニ(^_^;)
ショーケンさん自体、カッコイイ刑事を演じる気がさらさらないのも好感が持たれたところではないかと思います。
それりパンタロンスーツは刑事ドラマ界では革命だったかもしれません。マカロニ登場以後、パンタロン刑事が増えましたから(^_^;)顕著なのは特捜隊の石原刑事なのですが。。。

*山東昭子さんですら二段連名ですから、豪華キャストなんですよね。

*OPでのゴリさんのシャツにそばつゆがかかるのが気になる人は多いと(^_^;)

*再放送ではカットされている場面があり(2分)、今回の場合は優子記者と竹内記者の部分は丸々カットで居なかったもの状態(^_^;)、デジタルリマスター後はそんなことはないようですが(^_^;)

*ボスはこの時点で既に悪者からも「大物」と一目置かれている。
森下明氏、新井一夫氏、柿木恵至氏がノンクレですが登場。
ひょっとするとこの御三方がイレギュラー出演トップを争うかもしれません。

*ウタの店は素晴らしい風情のザ・タバコ屋さん。

*マカロニの好物はリンゴとコカ・コーラ

*ボスの時計は初回からロレックスGMTマスター。
山さんの時計はまだセイコートモニーではないのですが、特定できず(^_^;)

*太郎カップアイスについても断念。。。
森永のようでそうではなさそう・・・。



=ロケ地=

(マカロニのOP走りは 西新宿、新宿中央公園前(現在の都庁裏あたり)

西新宿4丁目~新宿中央公園西南通り

初代七曲署/渋谷区神南1(渋谷区役所→東京電力)

現:歌舞伎町1丁目(都電跡、ゴールデン街、現・シネシティ広場など)

麻雀東風/世田谷区砧5丁目

新宿中央公園

パークサイド、萬年屋/西新宿3丁目

渋谷区宇田川町(万葉会館など、殺人現場特定困難)

新都心歩道橋

新宿駅西口バスターミナル

世田谷区砧8丁目及び成城2丁目(ユカのアパートなど)

東宝撮影所構内(組織のアジト)
 最近取り壊されたか取り壊されるらしいです。

後楽園球場、後楽園ゆうえんち/文京区後楽1

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諸々2017.7.17

2017-07-17 15:06:59 | 当直室日記
こっちでも集中豪雨がありました。
おかげで車に乗るだけでずぶぬれになったけぶでございます<(_ _)>

たまさんからの爆弾を処理しなければならないながらも、やっぱりずっと棚上げしていた事柄をバッタバッタとかたつけながら、ここも書かないとリハビリにならないと感じながら・・・・また一個かつらが出来そうなくらい長髪になっていたので散髪したりと、結構やることがあったりして・・・。
これは、この休みじゃ終わらないなぁ・・・。

いや、某オークションの殿下殉職の碑記念撮影写真もにらんでますよ(^_^;)
やっぱり竹林監督の遺品なのかもしれません。

ペッパー先輩からは夏のコミケは委託販売になりそうというメールもいただき、flyhighさんには8月上旬に裕次郎さんと大物女優さんとの「デュエット」を実現するプログラム(番組)に携わったというメールもいただいています。

いや、みなさん活動的で羨ましいです。

私のエンジンはいつかかるのか・・・・自分でも困っています(^_^;)

ところで、いくつか書いておきます。


『徹子の部屋』
この前は奈良岡さんで、今度は神田さん。
そういえば、沙也加さんは太陽終了後に生まれたんですものね・・・・月日が経つのは早いものです。
ところで、石原プロ20周年の映像(以前も裕次郎さん特集でフル放送された)が流れましたが、神田さんのベージュのスーツ、どうやら#526、#527で着用なさったブレザーと生地は同じようですし、ネクタイも同じようです。
ただ、明らかに違うのは20周年の方は上下揃いのシングルスーツなんですよね。
神田さんは好んでベージュ系を着用なさいますが、もうこのあたりから既製品を盛り込むなどではなく、少なくともスーツはご自分主導で仕立てていたんじゃないかと思います。

『やすらぎの郷』
気付きませんでしたが、立枝歩さんも出ている?
ところで、長内美那子さんなど通好みする俳優さんがご出演ですが、ちのやんの伊藤初雄氏があまり個人的に馴染みがなかったので調べてみたところ、太陽では「僕は運転が好きなんだ!」でおなじみの#339「暴走」で浜浦署の刑事としてご出演でした。
こうやって、いぶし銀の演技がしっかり見られるのが本作の強みですね・・・・。

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太陽放送予定表 2017.7.17号

2017-07-17 02:29:47 | 放送予定
愛車候補を物色中で、新車のカムリにも粉かけてきたのですが、Gでそれなりにオプションを付けて総支払額が430万スタート(MAX)。
中古でゆる~くやるか、新車でカッチリやるか・・・。
悩みどころであります。。。
新型カムリは、何といっていいのか、よくできていますが、やっぱりデカイです(^_^;)
ただ、新型の強みはスポーツモードがあったり、手動変速が付いていたり、MTから乗り換えるには良いのですが・・・CMでは80年代車のイズムを継承したというようなコンセプトのCMが流れてますが、どうなんでしょうね。

と、未だに太陽覆面車ブランドのみが愛車選択肢のけぶでございます<(_ _)>


さて、向う一週間の太陽放送です。

今年の太陽の日、7月21日は金曜日。ファミ劇HDの初放送もチバテレも20:00からの放送があります。
放送スタート時は、21世紀はこんなにあちこちで太陽が放送されるとは想像すら出来なかったんじゃないかと思います。
「銀河鉄道」に「号泣」ですか。
露口さんも山さんも燃えた一編と、サイコパス的な内容と川田あつ子さんの魅力が光る一編。
また、チバテレ方面の太陽ファンは悩むのか・・・って録画すれば解決することではあるのですが(^_^;)
でも、意外と録画しないで観ている人も多いようなので。



【CS放送】

▼ファミリー劇場HD 七曲署着任SP 再放送

7/17(月)
6:30~7:25
太陽にほえろ!HDリマスター版【七曲署 着任SP!】#168
第168話 50.10.03 ぼんぼん刑事登場! (ボン・テキサス)永井秀和 玉川伊佐夫 木村幌 風間杜夫
ファミリー劇場HD(CS)

7/17(月)
7:25~8:20
太陽にほえろ!HDリマスター版【七曲署 着任SP!】#217
第217話 51.09.10 スコッチ刑事登場!(スコッチ・ゴリさん)北條清嗣 津田京子 村上幹夫
ファミリー劇場HD(CS)

7/18(火)
6:30~7:25
太陽にほえろ!HDリマスター版【七曲署 着任SP!】#256
第256話 52.06.17 ロッキー刑事登場! (ロッキー・ゴリさん)金井大 高橋英郎 小杉治
ファミリー劇場HD(CS)

7/18(火)
7:25~8:20
太陽にほえろ!HDリマスター版【七曲署 着任SP!】#364
第364話 54.07.20 スニーカー刑事登場!(スニーカー・ロッキー)根岸とし江 望月太郎 伊達弘
ファミリー劇場HD(CS)


▼ファミリー劇場HD マイコン登場編 再放送

7/21(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#649
第649話 60.05.17 ラストダンス (トシさん)坪田直子 星正人 寺瀬めぐみ
ファミリー劇場HD(CS)

7/21(金)
7:30~8:20
太陽にほえろ!HDリマスター版#650
第650話 60.05.24 山村刑事左遷命令 (山さん)船戸順 織本順吉 立川光貴 竹井みどり 下塚誠
ファミリー劇場HD(CS)

▼ファミリー劇場HD マイコン登場編 初放送

7/21(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#651
第651話 60.06.07 号泣 (ラガー)内藤武敏 川田あつ子 三川雄三
ファミリー劇場HD(CS)

7/21(金)
21:00~21:50
太陽にほえろ!HDリマスター版#652
第652話 60.06.14 相続ゲーム (ドック)中村明美 根岸明美 川口敦子
ファミリー劇場HD(CS)

▼ファミリー劇場HD 七曲署着任SP 

7/23(日)
12:00~12:55
太陽にほえろ!HDリマスター版【七曲署 着任SP!】#526
第526話 57.10.08 井川刑事着任! (トシさん)北條清嗣 平泉成 稲吉靖
ファミリー劇場HD(CS)

7/23(日)
12:55~13:50
太陽にほえろ!HDリマスター版【七曲署 着任SP!】#546
第546話 58.03.04 マミー刑事登場!(マミー)高田早苗 清家栄一 川上夏代
ファミリー劇場HD(CS)

7/23(日)
13:50~14:45
太陽にほえろ!HDリマスター版【七曲署 着任SP!】#562
第562話 58.07.15 ブルース刑事登場!(ブルース)多々良純 藤木孝 中庸助 
ファミリー劇場HD(CS)

7/23(日)
14:45~15:40
太陽にほえろ!HDリマスター版【七曲署 着任SP!】#623
第623話 59.11.09 マイコン刑事登場! (マイコン)沢口靖子/谷村光一 井上三千雄
ファミリー劇場HD(CS)


【地上波】


▼テレ玉 テキサス&ボン編

7/20(木)
20:00~20:55
太陽にほえろ!
テレ玉1(地上波)
「ある殺人」
第195話 51.04.09 ある殺人 (山さん)下元勉 柴田美保子 山下勝也


▼チバテレ ボン&ロッキー編

7/21(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第291話 銀河鉄道
第301話 53.05.05 銀河鉄道 (山さん)水野哲 高原駿雄 渥美国泰


▼とちぎテレビ スコッチ登場編

残念ながら、お休みです。


▼TVQ マカロニ編

7/17(月)はお休みです。

7/18(火)
15:00~16:00
太陽にほえろ! マカロニ刑事編 #32 想い出だけが残った
第34話 48.03.09 想い出だけが残った (ボス)江波杏子 早川保 沼田曜一  
TVQ九州放送1(地上波)

7/19(水)
15:00~16:00
太陽にほえろ! マカロニ刑事編 #33 愛するものの叫び
第35話 48.03.16 愛するものの叫び(マカロニ)小泉一十三 武田一彦 松田優作
TVQ九州放送1(地上波)

7/20(木)
15:00~16:00
太陽にほえろ! マカロニ刑事編 #34 危険な約束
第36話 48.03.23 危険な約束 (マカロニ)沖田駿一 真屋順子 中井啓輔 
TVQ九州放送1(地上波)

7/21(金)
15:00~16:00
太陽にほえろ! マカロニ刑事編 #35 おしんこ刑事誕生
第38話 48.04.06 オシンコ刑事誕生 (シンコ・山さん)天田俊明 真木沙織 大泉滉
TVQ九州放送1(地上波)

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裕次郎さん命日に『徹子の部屋』神田正輝さんご出演

2017-07-17 01:49:27 | 放送予定
本日TVQマカロニ編はお休みのようです。


もう一つ、

本日は裕次郎さんの命日です。

今年は、没後30年ということで様々な特集を各所で行われており、朝日出版からは『石原裕次郎シアター DVDコレクション』も発売されるなど、いまさらですがこれまでにない様々な企画が進んでいます。
ただ、裕次郎記念館の閉館という寂しいニュースも内包しているので、複雑なところがあります。

実は、今日あたり裕次郎記念館に行こうかと思っていたのですが、もうちょっと後で行こうかと思って止めたら、小樽も札幌も集中豪雨で酷い状況になったようで・・・・。

しかし、そんなこんなでいつ行こうか・・・。


ところで本日のテレビ朝日系『徹子の部屋』に神田正輝さんがご出演。

神田さんが所有なさっている裕次郎さんの形見を紹介するなど、裕次郎さんを振り返る内容になるようです。

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今日は何気にカワセミ祭り。

2017-07-16 08:52:38 | 当直室日記
半年ぶりぐらいに体調が良いけぶでございます<(_ _)>
眠気含めてですが・・・・やっぱり食い過ぎが原因だったようで、小食活動に励んでいます(^_^;)

ところで『石原裕次郎生誕80年記念番組 まき子夫人わが心の裕さん~裕次郎こころの居場所~』の太陽撮影風景VTRですが、検証の結果、第341話「同期生」の撮影風景であると判断しました。1979年撮影初動の頃の作品なので、なるほどと納得。
いやぁ・・・こういう素材ってかなり眠っているはずなんですよね・・・他局でも快く取材に応じていたことが多かった太陽ですから、貴重なものがまだあると思うのですが・・・。
本家日テレなんて、『ルックルックこんにちは』以外にも『2時のワイドショー』『酒井広のうわさのスタジオ』などもありましたから、何とか発掘作業を・・・て、膨大な素材数だとは思いますが(^_^;)


今日はとちぎテレビのスコッチ編はお休み。

ファミリー劇場・着任SPはミワカンカワセミ揃い踏みですね。(UP当初、カワセミが出てこなかった・・・忘却のけぶです)

殉職編のみを特集すると、今日のメンバーの場合はドックやジプシーははねられてしまいますから、結構嬉しい部分はあるかもしれません。
昨今の特集放送ですが、殉職特集だと殉職者しかスポットが当たらないので、スコッチ前期やスニーカー、長さん、ジプシーにデュークなど、降板編があるのに本人が殉職していないがために、名作にも拘わらず特集から漏れている場合もあったりするわけです。

着任特集の方がキャラクターを全て見ることが出来るのと殉職者の名残を感じることが出来る場合があるので、番組を総合的に見るにはこちらの方が良いのですが、やっぱり理想は登場編+殉職編+退職・転勤編という特集の組み方が一番良いのでしょうかね。

本当は+名作選というのもあるのですが、これをやるといわゆる「識者」の方々は前期を重んじるので、全体的な把握としてはバランスが悪くなるし、あまり突っ込んでしまうとセレクション放送になってしまうし(^_^;)

ファミ劇さん、投票というのも面白いかもしれません。

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