快気分析

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仕組みとアプローチ -   日本国内の大地震 九重山の火山性活動はやはり要注意か

2019-04-22 18:51:19 | 地震 津波
 最近ですが九重山で火山性振動がやや活発化しましたがその後すぐに静穏化したようです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.jma-net.go.jp/oita/osirase/201903281750_kaisetu.pdf#search=%27%E4%B9%9D%E9%87%8D%E5%B1%B1+%E7%81%AB%E5%B1%B1%E6%80%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87+jma%27

火山活動解説資料 平成 31 年3月 28 日 17 時 50 分発表九重山- 1 -九重山の火山活動解説資料 福岡管区気象台 地域火山監視・警報センター

(中略)

火山活動解説資料 平成 31 年3月 28 日 17 時 50 分発表九重山- 1 -九重山の火山活動解説資料 福岡管区気象台 地域火山監視・警報センター ○活動概況・地震や微動の発生状況(図1、2、図3-②④⑤、図4) 九重山では、硫黄山の北2km 付近(三俣山付近)を震源とする火山性地震(全てA型地震1))が増加し、本日(28 日)07 時から 08 時にかけて 16 回発生しました。08 時以降、火山性地震は減少しています。本日 00 時から 17 時までの火山性地震の回数は、24 回です。九重山で1日あたり 20 回以上の火山性地震を観測したのは、2016 年2月 21 日の 22 回以来です。 聞き取り調査では、長者原付近で体に感じる揺れを確認しました。 火山性微動は観測されていません。

引用終了

 と言う事で約3年ぶり、と言う事はあの熊本地震の年にも活発化したようです。
 それで九重山の火山性活動ですが次のサイト有史以降の主な活動が把握できます。

引用開始(一部抜粋)

https://gbank.gsj.jp/volcano/Act_Vol/kuju/text/exp-3.html

4:歴史噴火

4.1:歴史時代の噴火
 文献記録として残されている九重火山における火山活動としては,寛文二(1662)年,延宝三(1675)年,元文三(1738)年,安永六(1777)年のものが知られているが,いずれも噴気の突出もしくは地熱地帯の表層爆発現象と考えられており(井村・鎌田,1996),これらに対比される堆積物は確認されていない( 第1表).

4.2:1995〜96年噴火
 1995年10月11日夕方に,星生山北東の硫黄山付近から火山灰の放出が始まった.噴煙高度は約1000 m に達し,西方向に主に流れて熊本県南小国町などのほか,約70 km 離れた熊本市でも降灰が確認された.火山灰の放出は12日未明にはほぼ収まった.

引用終了

 そしてこのページで画像で表記されている主な火山活動は、
 1995.10.15
 1803年
 1777年
 1742年
 1738年
 1675年
 1663年
 1662年

と言う事でその頃に発生した地震について調べて見ると、

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)#17%E4%B8%96%E7%B4%80

1662年
6月16日(寛文2年5月1日) 寛文近江・若狭地震(寛文地震)(畿内・丹後・東海西部地震、寛文の琵琶湖西岸地震、近江・山城地震) - M7 1⁄4 - 7.6、死者数千人。京都の大仏殿小破。小浜で城の櫓・多門・石垣・蔵の破壊。
10月31日(寛文2年9月20日) 外所地震(日向・大隅地震) - M7 1⁄2 - 7 3⁄4又はM7.2 - 7.5[86]、死者多数。
1664年(尚質王17年) 琉球鳥島で地震、死者があり、海底火山の噴火、津波があった[87]。

(中略)

1670年6月22日(寛文10年5月5日) 越後村上地震 - M6 3⁄4前後、死者13人、江戸でも有感。
1671年2月27日(寛文11年1月18日) 紀伊水道沖で地震 - M7.3、畿内、山陽道、南海道で強震、南海道に小津波[88]。
1676年7月12日(延宝4年6月2日) 津和野地震 - M6.5前後、津和野城の石垣が崩れ、領内で潰家133、死者7人。
1677年
4月13日(延宝5年3月12日) 延宝八戸沖地震 - 陸奥、陸中、八戸沖(青森県東方沖)で地震 - M7 1⁄4 - 8.0、津波あり、三陸沖北部の固有地震[89]。
11月4日(延宝5年10月9日) 延宝房総沖地震(延宝地震) - M8.0前後(Mw8.5)、死者500 - 600人。福島県 - 千葉県に津波(茨城県地方史上最大の津波被害[90])。

(中略)

1723年12月19日(享保8年11月22日) 肥後・筑後で地震 - M6.5、肥後で潰家400、死者2人、筑後、豊後でも潰家。
1725年8月14日(享保10年7月7日) 高遠・諏訪で地震 - M6.0 - 6.5、諏訪高島城の石垣・塀・門壊れる。山崩れも、死者4人。
1729年8月1日(享保14年7月7日) 能登半島で地震 - M6.6 - 7、死者少なくとも5人。
1730年11月11日(享保15年10月2日) 常陸沖で地震 - M7.3、津波で船の流失あり。
1731年10月7日(享保16年9月7日) 宮城県南部で地震 - M6.5、死者数名、家屋が倒壊。
1741年8月29日(寛保元年7月19日) 寛保津波 - M6.9(Mt8.4)、死者2,033人。北海道西南沖の大島で火山性地震。大津波発生、佐渡・能登・若狭にも津波。

(中略)

1792年
5月21日(寛政4年4月1日) 島原大変肥後迷惑 - 長崎県島原半島で雲仙普賢岳の噴火が起こり、眉山の山体崩壊による対岸の肥後国(熊本県)大津波。M6.4±0.2、死者約15,000人。
6月13日(寛政4年4月24日) 北海道後志神威岬沖合で地震 - M≒7.1又はM7.3[104]。小樽から積丹(しゃこたん)岬にかけての地域で揺れを感じ、津波が発生したとされている[105]。日付を5月24日とする文献もある(『北海道史』)。
1793年
2月8日(寛政4年12月28日) 西津軽地震(鯵ヶ沢地震) - M6.9 - 7.1。西津軽・鰺ヶ沢で強震、津軽山地西縁断層帯が震源で、地震発生よりも前に海水が引く前兆現象があった。津波による死者3人。
2月17日(寛政5年1月7日) 寛政地震(連動型宮城県沖地震) - M8.0 - 8.4、死者100人程度、陸中から常陸にかけて津波。
1799年6月29日(寛政11年5月26日) 金沢地震 - M6.0±1⁄4又はM6.7[104]。金沢などで地震。640人死亡、その他の地域でも死傷者あり。

19世紀前半
1801年5月27日(享和元年4月15日) 上総地震 - 久留里城が破損。
1802年12月9日(享和2年11月15日) 佐渡小木地震 - M6.5 - 7.0、死者37人。
1804年7月10日(文化元年6月4日) 象潟地震 - M7.0±0.1、死者500 - 550人。象潟で2 mの地盤隆起と3 - 4 mの津波。
1808年12月4日(文化5年10月17日) 紀伊半島沖で地震 - M7.6、深夜に2度の強い揺れ。紀伊半島から四国にかけて弱い津波。2004年の地震に類似[106]。
1810年9月25日(文化7年8月27日) 男鹿半島で地震 - M6.5±1⁄4、死者60人
1812年12月7日(文化9年11月4日) 文化神奈川地震 - M6 1⁄4±1⁄4またはM6.4、震源は東京湾[107]、神奈川宿を中心に死者多数[108]。
 
(中略)

1990年代
1993年(平成5年)
1月15日 釧路沖地震 - Mj7.5(旧Mj7.8、Mw7.6)、北海道釧路市で最大震度6、死者2人。
7月12日 北海道南西沖地震 - Mj7.8 (Mt8.1, Mw7.7)、奥尻島で推定震度6、北海道江差町・小樽市・寿都町、青森県深浦町で最大震度5。死者・行方不明者230人。奥尻島などへの巨大津波で甚大な被害。
10月12日 東海道南方沖で地震 - Mj6.9(旧Mj7.1)、栃木県、東京都、神奈川県で最大震度4。死者1人。
1994年(平成6年)
7月22日 日本海北部で地震 - Mj7.3、深さ552 km。福島県、茨城県、東京都で最大震度3。
10月4日 北海道東方沖地震 - Mj8.2(旧Mj8.1、Mw8.3)、北海道釧路市・厚岸町で最大震度6、死者・行方不明者は北方領土で11人。
10月9日 北海道東方沖で地震 - Mj7.3、北海道釧路市で最大震度4、北海道東方沖地震の最大余震。
12月28日 三陸はるか沖地震 - Mj7.6(旧Mj7.5、Mw7.8)、青森県八戸市で最大震度6、死者3人。
1995年(平成7年)
1月7日 岩手県沖で地震 - Mj7.2 (Mw6.9)、青森県八戸市、岩手県盛岡市・葛巻町で最大震度5、三陸はるか沖地震の最大余震。
1月17日 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災、阪神大震災) - Mj7.3(旧Mj7.2、Mw6.9)、兵庫県南部・淡路島北部で最大震度7、死者・行方不明者6,437人。当初は最大震度6だったが、実地検分により7に修正された。
12月4日 択捉島南東沖で地震 - Mj7.3 (Mw7.4)(北緯 44.58度、東経 149.39度)。北海道と青森県で最大震度2。根室 17 cm、八戸 13 cm、釧路 10 cmの津波を観測。

引用終了

 どうでしょう。
 どうもこれから関連性で見ると近畿、中部地方や南関東地方などこれから大地震がそろそろ発生しそうなエリアも含まれているようにも思えます。
 これまでのパターンが繰り返されるのかどうかと言うのは判りませんが、仮に繰り返されるのだとしたらやはり九重山の火山性活動は要注意かと考えています。