前回記事で書ききれなかった事が有ったので早めに記事にしておきます。
電気回路から成る有接点リレーシーケンスに限らず、コントローラやシーケンサーなどを含むコンピューター制御機器にも言える事なのですが。電気回路にせよ、通信回路にせよ、殆んどは端子などの電気的接続部や接点が必ず介在しています。
それらが悪影響を受ける一つは塩害や埃などによる短絡。
そしてもう一つ重要なのは振動や温度の上下にによる端子やヒューズなどの電気的接点の緩みなのです。
なのでこれらの接点に於ける接触抵抗が異常となった場合にはその部分だけが電気的に抵抗が大きくなったり、導通が無くなったりして制御系に異常な動作をさせるケースが有ります。
今回の事故では輸送車両との事なのでもしかしたら振動による端子部やヒューズなど電気的接触部の抵抗増、或いは温度上下による端子などの電気的接触部の抵抗増などが一時的に発生し、事故後には温度などの条件で通常に戻ってしまいそれで特に異常が見当たらない、となった可能性がゼロではないと考えています。
事故後すぐにシステムについて特に異常が無いとのニュースも有りましたが、果たして端子の一つ一つまで確認する時間まで有ったのでしょうか? そして更に仮に端子を詳細にチェックしたとしてもその時には端子やヒューズなどの電気的接触部の抵抗が温度状況などで許容範囲だったとしても、その後の温度状況など各条件次第でまた接触抵抗が悪化して再度悪さをするとか、或いは車両に搭載されているUPSの状況が悪化して同様に悪さをするとかのリスクは今後に於いて想定しなければならないと考えています。
電気回路から成る有接点リレーシーケンスに限らず、コントローラやシーケンサーなどを含むコンピューター制御機器にも言える事なのですが。電気回路にせよ、通信回路にせよ、殆んどは端子などの電気的接続部や接点が必ず介在しています。
それらが悪影響を受ける一つは塩害や埃などによる短絡。
そしてもう一つ重要なのは振動や温度の上下にによる端子やヒューズなどの電気的接点の緩みなのです。
なのでこれらの接点に於ける接触抵抗が異常となった場合にはその部分だけが電気的に抵抗が大きくなったり、導通が無くなったりして制御系に異常な動作をさせるケースが有ります。
今回の事故では輸送車両との事なのでもしかしたら振動による端子部やヒューズなど電気的接触部の抵抗増、或いは温度上下による端子などの電気的接触部の抵抗増などが一時的に発生し、事故後には温度などの条件で通常に戻ってしまいそれで特に異常が見当たらない、となった可能性がゼロではないと考えています。
事故後すぐにシステムについて特に異常が無いとのニュースも有りましたが、果たして端子の一つ一つまで確認する時間まで有ったのでしょうか? そして更に仮に端子を詳細にチェックしたとしてもその時には端子やヒューズなどの電気的接触部の抵抗が温度状況などで許容範囲だったとしても、その後の温度状況など各条件次第でまた接触抵抗が悪化して再度悪さをするとか、或いは車両に搭載されているUPSの状況が悪化して同様に悪さをするとかのリスクは今後に於いて想定しなければならないと考えています。