快気分析

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仕組みとアプローチ -   カムチャッカエリアの海底地下でMw6.3の地震発生

2019-06-26 07:22:06 | 地震 津波
 先日はカムチャッカエリアである海底地下でMw6.3の地震が発生しました。
 EMSCでこのエリアのMw6以上について過去のデータも合わせると次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2019-06-25 09:05:40.8 56.19 N 164.29 E 10 6.3 KOMANDORSKIYE OSTROVA REGION
2018-12-24 12:41:19.2 55.36 N 164.51 E 10 6.1 KOMANDORSKIYE OSTROVA REGION
2018-12-20 17:01:54.3 55.07 N 164.77 E 10 7.4 KOMANDORSKIYE OSTROVA REGION
2018-01-25 02:10:34.7 55.48 N 166.43 E 10 6.2 KOMANDORSKIYE OSTROVA REGION
2017-07-17 23:34:16.4 54.55 N 168.84 E 30 7.7 KOMANDORSKIYE OSTROVA REGION
2017-07-17 11:05:09.1 54.66 N 168.58 E 10 6.2 KOMANDORSKIYE OSTROVA REGION
2016-09-05 22:54:04.8 54.47 N 168.57 E 15 6.2 KOMANDORSKIYE OSTROVA REGION

引用終了

 このデータから見えて来る事は結構多いのでわかる範囲で書いて見ます。
 まず一つはEMSCがデータ開始した2004年の途中からでは暫くMw6以上の地震が無く、2016年になって発生した事。
 一つは震源の位置がほぼですが一方向的に南よりから北へ、東よりから西よりへと移動している事。
 一つはこの地震で固着が更に外れたエリアが有るためその後に火山噴火が、特にこれまでより北で発生する可能性がゼロではないと言う事。
 一つはカムチャッカに有るシベルチ山は2013年に火山灰が7500メートルに達する噴火を起こし、クリュチェフスカヤ山は2005年から噴火継続状態で2013年に目立つ規模の噴火を起こしたと言う事から、ライコケ山(ライコーク山)で今月噴火が有ったからと言って、その後に目立つ地震が発生しないのかと言うとそうとは限らない可能性も有る、と言う事。
 更にもう一つは千島列島南部域や北海道、東北などに於いても目立つ地震の前に火山噴火が来る可能性はゼロではない、と言う事。
 他にも挙げられる点が有るのかも知れませんが大体すぐに考えられるのはこんな所です。