快気分析

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仕組みとアプローチ -  鉄道会社をどう支援して行けば良いか その一つの対策は木材の輸送と言う1石6鳥以上の方法

2020-08-02 19:11:51 | 新型コロナウィルスやパンデミック
 新型コロナウィルス感染拡大で在宅ワーク導入や混雑した電車を避ける傾向が高くなり、乗客が少なくなっているのは感染拡大防止には良いのですが、一方で鉄道会社は収益が従来通りには上げられていないようです。
 今回のパンデミックが後1年以内に治まるのか? それともダラダラと長引くのか? については現在の所誰にも分らないのではないでしょうか。
 なのでとりあえず、乗客が少なくなっても鉄道会社が有る程度の収益を維持できるような対策が必要となって来る、と考えています。
 では具体的にどのような対策案が有るのか? と自分なりに考えて見たのですが、そういえば前回の記事で書いた杉などの木材利用がジャストミートの策の一つではないか?と思ったのでした。
 それは最近の豪雨で洪水、浸水になるエリアが多い一方で、人や自動車や家財道具などを臨時にフロートのようなものに退避できるような対策が殆ど現状ではなされていない、と言う事でこれは公共事業にする価値が有るのかと思えます。
 どう言う事か? と言うと、それは膨大に有る杉の立木を伐採し、6m前後とかに切って輸送しやすくしてからとりあえず乾燥するまで筏やフロートして地面に置くのです。
 津波についてはかなり流れが速い事が多いのでこの丸太などを使った筏、フロートでは危険かも知れません。
 ですが流れが殆ど問題無いような浸水、洪水の場合ならこうした丸太などを乾燥がてら地面に保管しておけば、それだけでかなり洪水、浸水などの時に人の避難や自動車、家財道具などが有る程度出来るようになるかと思えます。
 では放置林なども多い杉の立木をどうやって輸送するか?ですが、それこそまさに鉄道利用が適しているのではないでしょうか。
 鉄道の車両はかなり長いものが多く、例えばJRの在来線で20mのようです。
 なので長い丸太などを輸送するのには適しているかと思えますが、これより短い長さに予め丸太を切ってから輸送するなら更に問題有りません。
 筏などは10m以下で十分な事も多いでしょう。
 有り余る杉の立木を伐採して植林、その植林は今度は花粉の出ない杉に植え替えれば今後は花粉症の問題も徐々に解決されていくと思われます。
 そして日本でなくても現在話題になっている三峡ダムの下流域の浸水リスク。
 とりあえず杉を丸太のままか、或いは有る程度製材してから、のどちらでも良いのですが、フロート、筏として輸出するのに、港までの輸送で鉄道を使えば良いのではないでしょうか。
 そして地面に保管しながら乾燥させて建築用木材として使えるものは使っても良いし、枝や樹皮、端材などは薪として燃料で使えば中国で問題になっている石炭利用による排ガス問題も有る程度は軽減できるはずです。(薪は化石燃料ではないので硫黄分が少なく排ガス中の硫黄酸化物が少ない。)
 そして港からは船を使い、長江、黄河などを使って水上輸送もすれば水害地域にダイレクトに近い方法で運べます。
 鉄道会社が苦境の今、国や自治体や民間事業者がこうしたニーズをどう経済に役立てられるか、と言う事なのかと考えています。
 公共事業はこうしたスタイルを今後増やしても良いのではないでしょうか。
 津波エリアの高台の山林などの立木を伐採して住宅などの高台への移転と言うメリット、放置林などの問題解決、山林価格の回復、洪水時の筏、フロートの備蓄強化、鉄道会社の収益悪化防止などメリットは多々有り、1石6鳥以上と思えます。

仕組みとアプローチ -  三峡ダムは大丈夫なのか? その2 日本からは有り余る杉などの立木をアピールすべき

2020-08-02 11:39:14 | 地震 津波
 三峡ダムについては決壊リスクについて様々な考え方が有るようです。
 これだけ世界で議論されているわけですから、ダムの下流域でも最低限の対策が有る程度なされているはずで、これでどれだけ人的被害を少なくできるかと言う状況なのかと思えます。
 ですが自動車や家財道具などの物資はそう簡単に浸水を回避できるわけではなく、物的被害を有る程度は予想しなければならない状況なのかも知れません。
 これについては、洪水エリアが膨大な面積なので対策がそう簡単ではないのではないか?となるかと思われます。
 ですが対策として(個人的な考え方に過ぎないのですが)こんな案はどうでしょう。
 それは「日本で放置林も多い位に過剰に有る杉などの立木を中国へ輸出し、それを筏などのフロート体にすれば、自動車や家財道具などは少なくとも筏などの上に退避できるので洪水による損害をかなり免れる事ができる」と言うものです。
 新型コロナウィルス感染拡大で中国からの旅行者が減っている分、日本が外貨を獲得できにくくなっているのですが、何と日本には放置林を含めて有り余るほどの杉などが立木として存在し、これを中国に輸出して筏などのフロートを作り、そこに人やモノを退避できるようにすれば中国の洪水被害もかなり軽減されるはずなのです。l
 日本の山林所有者は実は津波被害で住宅などの高台移転を推進できれば、山林の需要も増えて来ると期待しているのですが、何せ今は放置林が多い事からわかるように、杉材、特に手入れいしていなくて建材になりにくいような杉が多くて伐採や輸送コストの面で採算に合わないケースが多いのです。
 なのでこういった杉を「激安でも良いから中国とかが伐採、製材、輸入など一切合切してくれればそれだけでも山林の価値が上昇する」ケースは「少なくない」と思えます。
 そして更にこうした事が海岸近くの高台などで実施された場合には、このエリアでの山林利用が推進されて津波リスクの高いエリアから住宅などが高台へ移転するのがより容易になり、地域の恒久的に津波リスクを減らす事ができるのです。
 これは中国でなくても日本国内でも同様で、丸太さえ大量にあれば、筏のようなものを予め敷いておいて(当然ですが長されるのを防止する係留器具は装備)、いざ洪水になった時には自動車や家財道具をそこに移動せて損害を回避できるし、また人も筏で何とか溺死を免れる事も増えるかと思えます。
 今なら杉などの立木をオーダーするのは激安かも知れません。