快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  LNGなんて結局は化石燃料 それに対して日本の森林から作れる木質系バイオマスはカーボンニュートラルにより近い

2020-08-03 21:18:48 | 地球温暖化
 内容はサブタイトルの通りです。
 二酸化炭素排出権取引だの、環境ISOだのとお盛んな欧州等ですが、所詮はロシアなどの天然ガスと言う化石燃料依存などの割合が高いのが現実。
 日本はその気になれば有り余る杉などの放置林から木質系バイオマス燃料で家庭向け燃料や発電などができるわけで、植林なども組み合わせればカーボンニュートラルに近くできて温室効果ガス排出権の面でも欧州などを圧倒すると思えます。
 そして日本の場合は日本が開発した花粉の出ない杉を植林する事で、花粉症対策に要する国や自治体や個人の負担、おそらく年間で数千億円と言う負担が減るわけで、これを新型コロナウィルス対策や医療、介護、保育、老後生活保障などに充当できればより豊かな国家にしていく事も或いは可能かと思えます。
 それには鉄道輸送も重要な位置かも知れません。

仕組みとアプローチ -  日本では低効率な石炭火力発電を廃止する方向 しかし「石炭火力発電所で木質バイオマス燃料用として転用できるものは残しても悪くはない」と考える理由

2020-08-03 08:46:44 | 地震 津波
 先月、経済産業省が低効率な石炭火力発電所の休廃止を進めると表明したようです。
 理由が「二酸化炭素(CO2)の排出量が多いから」と言う事のようですが、確かに石炭発電は止めても良いかと思えます。
 しかし石炭火力発電を廃止しても「石炭火力発電所を廃止する必要はない」のではないか?と思えます。
 何故か?と言うと、「石炭火力発電所は改造すれば杉の枝葉や端材などバイオマス燃料を使って発電できるから」です。
 前回記事の続きになりますが、日本では杉の放置林が膨大です。
 この丸太などを使って洪水リスクの高いエリアに筏やフロートなどとして地面に置いて設置すれば、イザ洪水になった時に自動車や家財道具を載せて浮かせ、損害を免れる事もできる事が多少ともあるわけです。
 丸太はそのままでは製材して建材としは使えず、有る程度乾燥が必要です。
 筏やフロートして暫く置いて乾燥した後に、製材して建材に使うなり、樹皮や端材などをバイオマス燃料として使うなりすればそれだけでメリットが有るわけですから、何もこうしたバイオマス燃料を使えるように改造できる石炭火力発電所自体を解体撤去する必要な無い、と思えます。
 確か九州電力が2017年から2019年にかけて石炭火力の苓北発電所(熊本県苓北町)で木質バイオマス燃料として受け入れるため、流木の買い取りを行ったのは記憶に新しい所です。
 なので「石炭火力発電所でも木質バイオマス燃料用として使えるものは残しても悪くはない」と考えています。
 現在立木として国内で膨大に存在している杉ですが、既に花粉を作らないタイプの品種が開発され、順次これに植え替えて行くと大きなメリットも有り、また津波リスクの高いエリアの山林などに住宅移転などをする際にも立木の伐採が必要な事が多いのですが、国内の杉などを利用して鉄道運送利用なども含めて様々なメリットを生み出すような政策が今後強力に推進されていけば、コロナ不況で苦境の経済が多少とも活性化して行くのではないでしょうか。