三峡ダムの危険性については賛否両論有るようです。
大地震に対してどれだけ耐えられるのか?
或いは豪雨が続いた場合に大丈夫なのか? などについて意見が様々なようですが、何しろ設計時の想定がどのようなものだったのかは個人的に把握していないので何とも言えません。
ですが少なくとも言える事は上記以外の観点が欠落している、と言うの問題点なのではないか?と言う事です。
その一つは地殻変動、地盤の相対位置の変化によってダムにどれだけ力がかかり、それに対してコンクリート作りの構造物がポキンと折れずにいられるのか?と言う点で、これは堤防と同じ原理です。
橋などの多くは鉄骨作りなのでこうした地殻変動、地盤の相互位置の変動に対して有る程度は「撓む、伸びる」などで破壊を免れているのですが、ダムは何しろコンクリート造り。
それが大した長さでないのなら問題にしなくても良いケースが多いのかも知れませんが、三峡ダムの長さは堤頂長(ダム頂上部の長さ)は約2309~2310mとの事です。
こんな長い(もしかして一体型?かどうかはわからないが)コンクリート構造物がエクスパンションジョイントも無しに地盤の相対位置変動に対してその構造を維持できるのか? それは地盤、地殻がかなり安定していれば確かに可能なのでしょうが、ダムの両端部付近などの位置がGPS位置測定でかなり相対位置が変化しているのであれば、それなりにダムの構造体に力がかかっている可能性は否定できません。
ですがダムもそれなりの強くできているのかも知れないし、或いはそうでないのかも知れず、そのあたりの観点でこのダムの設計がどれだけの地殻変動を想定していたのか?については、その計算データはネットではわからないので何とも言えません。
更にこのダムは右岸発電ブロックと放水ブロックと 左岸発電ブロックにどうも分かれているようですが、その境界あたりにもしかしてエクスパンションジョイントかそれに同等なものがもし有るのであればある程度どはフレキシブルに地盤の変動に耐えられるのかとは思えます。
実際にどのような構造になっているのかはわかりません。
ただ言える事は「大地震や豪雨などの時のリスクについてだけ考えているだけはダメで、地震が大した事ではないにしても、或いは地震が無いにしても、緩やかな地殻変動、スロースリップ、地滑りなどでダムの両端などで相対位置の変動が有った時に、あの硬くて撓みにくい、伸び縮みしにくいコンクリート構造物がどれだけ耐えられるのか? そのあたりをGPS観測などで常時監視しているのか?」などについては注目しています。
大地震に対してどれだけ耐えられるのか?
或いは豪雨が続いた場合に大丈夫なのか? などについて意見が様々なようですが、何しろ設計時の想定がどのようなものだったのかは個人的に把握していないので何とも言えません。
ですが少なくとも言える事は上記以外の観点が欠落している、と言うの問題点なのではないか?と言う事です。
その一つは地殻変動、地盤の相対位置の変化によってダムにどれだけ力がかかり、それに対してコンクリート作りの構造物がポキンと折れずにいられるのか?と言う点で、これは堤防と同じ原理です。
橋などの多くは鉄骨作りなのでこうした地殻変動、地盤の相互位置の変動に対して有る程度は「撓む、伸びる」などで破壊を免れているのですが、ダムは何しろコンクリート造り。
それが大した長さでないのなら問題にしなくても良いケースが多いのかも知れませんが、三峡ダムの長さは堤頂長(ダム頂上部の長さ)は約2309~2310mとの事です。
こんな長い(もしかして一体型?かどうかはわからないが)コンクリート構造物がエクスパンションジョイントも無しに地盤の相対位置変動に対してその構造を維持できるのか? それは地盤、地殻がかなり安定していれば確かに可能なのでしょうが、ダムの両端部付近などの位置がGPS位置測定でかなり相対位置が変化しているのであれば、それなりにダムの構造体に力がかかっている可能性は否定できません。
ですがダムもそれなりの強くできているのかも知れないし、或いはそうでないのかも知れず、そのあたりの観点でこのダムの設計がどれだけの地殻変動を想定していたのか?については、その計算データはネットではわからないので何とも言えません。
更にこのダムは右岸発電ブロックと放水ブロックと 左岸発電ブロックにどうも分かれているようですが、その境界あたりにもしかしてエクスパンションジョイントかそれに同等なものがもし有るのであればある程度どはフレキシブルに地盤の変動に耐えられるのかとは思えます。
実際にどのような構造になっているのかはわかりません。
ただ言える事は「大地震や豪雨などの時のリスクについてだけ考えているだけはダメで、地震が大した事ではないにしても、或いは地震が無いにしても、緩やかな地殻変動、スロースリップ、地滑りなどでダムの両端などで相対位置の変動が有った時に、あの硬くて撓みにくい、伸び縮みしにくいコンクリート構造物がどれだけ耐えられるのか? そのあたりをGPS観測などで常時監視しているのか?」などについては注目しています。