快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  杉などの放置林を活用した国産バイオエタノール生産などが高価格でもそれは「良き物価高」

2022-06-18 15:55:19 | エネルギー
 スギなどの放置林が日本国内に膨大に有るのにそれが利用されずに、原油高、脱炭素とかの話題になっているのに疑問があるので記事にします。
 仮にですがスギなどの放置林やその他草木を使って国産バイオエタノールを作れば、確かにそれは価格として高くなるでしょう。
 確かに草木を伐採したり、伐採した草木をバイオエタノールや薪、木炭、竹炭、木質ペレットなどにするには多くの手間が必要ですが、それは裏を返せば「国富を流出させないで雇用の場を作れる」と言う事であり、おカネが国内、国民の間で循環するのです。
 なのでこうした「物価高」は国富の流出防止であり「良き物価高」です。
 更に国や自治体が公共事業や公的補助にこれらを組み込めば、消費者が購入する価格を激減できる可能性もあるわけで、例えばどこかの自治体がバイオエタノールや薪の小売り価格を安くできるような公的事業や補助をすれば、そこには雇用を求めて若者も集まり、人口も増える可能性も出て来ます。
 黒田日銀総裁が「家計が値上げを受け入れている」に対して多くの批判が出てこの発言を撤回したのですが、もう1歩踏み込んで放置林の活用とエネルギーの自給率向上に結びつける事まで言明していれば「値上げも正当化」出来たと思っています。
 現状では「高くなった輸入品を嫌でも購入しないといけないと言う、国富の流出を伴う値上げ」と言う「悪しき物価高」なのであって、国富の流出防止ができていれば話はまた別なのです。

仕組みとアプローチ -  電力不足対策 1つはプラグアウト機能の有るハイブリッドカー

2022-06-18 11:25:46 | エネルギー
 この夏の電力不足リスクですが、先ほどFM東京を聴いていたらトヨタのCMが流れていて、「電気が来るまでは車から給電」と言う旨のアピールしてました。
 かなり前からトヨタのハイブリッドカーでは電力供給できるシステムを取り入れていたのですが、この夏の電力不足懸念の状況で大いに威力を発揮するかも知れません。
 「別にエンジン式の発電機が有れば良いじゃないか」と言う意見が有るかもしてませんが、前回の記事で書いた通り、常日頃エンジン式の発電機を使ってないと中の燃料が劣化してその処理が手間で負担になる」と言うのが有ります。
 自動車なら通常使っているケースが殆どなのでその心配はいりません。
 当ブログでは以前からプラグアウト機能の有るハイブリッドカーについて何件が記事を書いて来ました。
 過去の関連記事は大体ですが次の通りです。

仕組みとアプローチ -  電力不足によるブラックアウト懸念など簡単に解決できる話 対策はやはりプラグアウト可能なハイブリッドカー
2022/03/22 19:53:42

仕組みとアプローチ -  台風15号 直撃を受けて考えたプラグアウトインハイブリッドカー
2019/09/11 23:15:43

仕組みとアプローチ -  台風24号と大停電 そして自動車の発電機による「国土強靭化」
2018/10/01 21:25:18

仕組みとアプローチ -  スマホや携帯電話などを長時間停電にどう対応させるか
2018/09/29 21:33:02

仕組みとアプローチ -  北海道などで石油ストーブが人気 そしてマツダの新型ハイブリッドシステムはどう進化するか 更新版
2018/09/25 19:20:56

仕組みとアプローチ -  大停電対策をどうするか そこで期待されるプラグアウトインハイブリッドカー
2018/09/24 16:41:01

仕組みとアプローチ -  大停電に対して有効なプラグアウトインハイブリッドカーの普及を
2018/09/12 19:51:05

 これだとプラグアウト機能の有るハイブリッドカーと太陽光発電や風力発電なども既に多くなっているわけで、これらと更に自家発電設備なども加えれば大停電は避けられるかも知れませんね。
 ハイブリッドカーについてはバイオエタノールでも動くエンジンならばカーボンニュートラルにより近付く事が工夫次第で可能となると思っています。

仕組みとアプローチ -  電力不足や需給アンバランスによる停電 上開き式の冷凍庫は温度が上がりにくい

2022-06-18 09:50:43 | エネルギー
 この夏の電力不足や或いは需給アンバランスで停電がもし発生したら、ですが、家庭などに多い前開き式の冷蔵庫って開け閉めする度に中の冷気が多く出てしまいすぐに温度が上昇しやすい事が多いです。
 対策品として各種ツールは有るようですがそれでも効果は知れています。
 自宅の冷蔵庫は前開き式なのですが、冷凍庫は上開き式です。
 2019年の台風15号(令和元年房総半島台風)により千葉県の多くのエリアで長期間の停電となりましたが、自宅もその例外ではありませんでした。
 近隣エリアに比べれば未だ復旧は早かったのですが、少なくとも2日間以上は停電が続いたと記憶しています。
 それで冷蔵庫や冷凍庫がどうなったか?と言うと、冷蔵庫など簡単に温度が上がってしまいます。
 特に中の冷蔵品を取り出したりするたびに冷気が外に出て、代わりに庫外の高い温度の空気と入れ替わってしまうので温度上昇が顕著です。
 一方の上開き式の冷凍庫なのですが、元々がマイナス20℃以下であり、しかも上開き式なので冷気が逃げにくく、約2日は冷凍状態をキープできたものも有りました。
 ただ一部のものは半解凍になってしまったので、まあ食べても良い程度は有ったものの、既に冷凍後1カ月以上経ていたのと、食中毒防止の意味で念の為に廃棄しました。
 確か食材を取り出すのに何度か開け閉めしたのですが、それでも冷たさは前開き式冷蔵庫に比べて格段に良かったと記憶しています。
 と言うわけでいざ停電となったら、体を冷やすのにエアコンなど期待できないとなると、送風機か氷などをつかって送風機で冷風にあたる、とかで熱中症を防ぐとかになるのですから、特に高齢者の自宅や介護施設などには是非とも冷凍庫を多めに設置して常日頃から氷や冷凍食材を保管しておくとメリットは大きいです。
 非常用発電機と言う手も有りますが、以前にガソリンを燃料にする発電機を使っていましたが、使っていないと燃料が劣化してしまい、その入れ替えとか古い燃料の廃棄とか面倒です。
 しかし日常、その発電機を使うとなると騒音が結構うるさいので少し気が引けます。
 太陽光発電は静かで良い面が多く、自宅にも有りますが晴天時とかでないと発電量はかなり低下します。
 その点で冷凍庫は比較的安い割には冷熱の備蓄保存に優れているのでかなり節電対策や停電対策などには有効です。
 それと冷凍庫で多く冷凍できると、食材が安い時にまとめ買いして冷凍しておく事もできてメリットは大きいです。