快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 薩摩半島西方沖の地震 M7 その5

2015-11-29 22:18:19 | 地震 津波
 薩摩半島西方沖の地震は続いています。
 今日は18時48分ごろM4.4の地震がありました。
 ここの地震は薩摩半島の真下で深い震源の地震が起きた後に起きる傾向が見られます。

引用開始(一部抜粋)
http://www.hinet.bosai.go.jp/?LANG=ja
他  国立研究開発法人 防災科学技術研究所 hinet 高感度地震観測網 データより


震源地 薩摩半島付近
震源時 2015/11/27 14:39:38.77
震央緯度 31.202N
震央経度 130.559E
震源深さ 139.7km


引用終了

 あのM7.0の地震が起きたのが11月14日ですが、9月には薩摩半島付近で11/27とほぼ同じ深さで無感地震は発生していました。
 これは過去のデータを調べてみればわかります。
 大体のイメージですが、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に潜り込んでいる先端の一部がここで、しかもユーラシアプレートとの相対的動きの勢いが強くなっているように見えます。
 そして、震源の真上やその周辺の地殻は西、或いは西北西に動こうとしているのに対し、薩摩半島よりかなり約西に離れた地殻はユーラシアプレートの本流の動きで東北東や北東に向かって動こうとしている為、横ずれ断層になる、と言う所です。
 フィリピン海プレートがユーラシアプレートのどちらの勢いが増したのか?
 それとも両方なのか?
 できればロシア、中国、朝鮮半島のGPSデータが欲しい所です。
 仮にフィリピン海プレートの勢いが増した、或いは方向が西よりに変わったと言う場合は、フィリピン海プレートが単独でそうなったのか、それとも東日本大震災以降に勢いを増している太平洋プレートに背中を押される形でそうなったのか? と言う事も知りたい所です。



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