快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  鹿児島湾でやや目立つ有感地震発生

2017-08-24 18:21:42 | 地震 津波
 今日は鹿児島湾を震源とするM4.5の地震がありました。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/rescuenow/nation/rescuenow-00000005927360.html

〔地震〕鹿児島県鹿児島市で震度4、津波の心配なし(8/24)

14:40レスキューナウニュース

気象庁によると、24日14:34頃、鹿児島湾を震源とするM4.5の地震があり、鹿児島県鹿児島市で震度4の揺れを観測しました。この地震による津波の心配はありません。
なお、鹿児島湾を震源とする最大震度4以上を観測した地震は、7月11日11:56頃(M5.2・鹿児島市で震度5強)以来となります。

■発生事象
・発生日時 :8月24日14:34頃
・震源地  :鹿児島湾(北緯31.4度、東経130.6度)
・震源の深さ:約10km
・地震の規模:M4.5(推定)

引用終了

 最近発生した鹿児島湾を震源とする地震について調べればわかりますが、全部とは言わないまでも殆どの割合が震源は北緯31.4度、東経130.6度となっています。
 通常の断層型地震などではこれほど同じ場所の震源である事は殆ど無いので、火山性地震を疑うのが通常かと思われます。
 筆者もこれまではとりあえず様子見だったのですが、これだけ続くと少し気になります。
 以前に開聞岳関連で、貞観地震後に開聞岳噴火が発生した事の代行噴火として最近の桜島などの噴火があったのではないかと言う記事を書きましたが、最近は桜島、諏訪瀬島、口之永良部島などの噴火が殆ど有りません。
 その分なのか鹿児島湾でマグマの勢いなどが集中しているのかどうか、と言うのはわかりませんが、いずれにしてもこのエリアの海底地下数十メートル~数百メートルの温度や振動を常時監視する必要が或いは有るのかも知れません。

仕組みとアプローチ -  まもなく皆既日食 前回2月26日前後は何が起きたのか?

2017-08-22 02:10:43 | 地震 津波
 もうまもなく北米での皆既日食、部分日食が始まります。
 前回の皆既日食はと言うと、それは南半球での今年2月26日のものでした。
 この時は特に目立つ地震が発生していないようです。
 UTCで2月25日~27日でM5以上の地震は、

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-02-27 09:10:38.3 42.33 N 143.01 E 60 5.0 HOKKAIDO, JAPAN REGION
2017-02-27 01:21:21.5 52.07 N 159.00 E 53 5.0 OFF EAST COAST OF KAMCHATKA
2017-02-26 23:17:06.7 26.86 N 144.14 E 10 5.1 BONIN ISLANDS, JAPAN REGION
2017-02-26 15:22:01.6 4.15 S 102.05 E 60 5.3 SOUTHERN SUMATRA, INDONESIA
2017-02-26 15:03:34.1 37.11 N 141.18 E 56 5.1 NEAR EAST COAST OF HONSHU, JAPAN
2017-02-26 08:59:16.6 28.89 S 71.34 W 35 5.1 ATACAMA, CHILE
2017-02-26 06:44:21.8 18.52 S 169.37 E 250 5.5 VANUATU
2017-02-25 18:57:27.0 10.49 N 126.90 E 25 5.1 PHILIPPINE ISLANDS REGION
2017-02-25 13:24:40.2 5.98 S 147.49 E 106 5.0 EASTERN NEW GUINEA REG., P.N.G.
2017-02-25 02:31:23.9 19.50 S 69.02 W 108 5.2 TARAPACA, CHILE
2017-02-25 01:11:38.8 7.36 S 130.65 E 52 5.0 KEP. TANIMBAR REGION, INDONESI

引用終了

 そこで「2月26日の皆既日食が何かの転換点になっていないか?」と言うテーマで調べて見た所、皆既日食が転換点なのかどうかはわかりませんが、次の様な結果が出ました。
 EMSCで今年に入ってからの深発地震 深さ200km以上、M6.5以上で検索すると、

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-02-24 17:28:44.3 23.36 S 178.81 W 410 6.9 SOUTH OF FIJI ISLANDS
2017-02-21 14:09:04.2 19.29 S 63.93 W 597 6.5 CHUQUISACA, BOLIVIA
2017-01-10 06:13:47.9 4.48 N 122.59 E 630 7.3 CELEBES SEA

引用終了

 M6.0まで下限を下げれば2月24日より後でも数回発生してはいるのですが、M6.5以上と言う規模に限ると2月24日を最後にその後発生していません。
 そして筆者は「この事が前回記事にした、M7以上の地震の減少につながっている可能性もゼロでは無いかも知れない」、と言う仮説を想定しても良いのではないかと思うようになりました。

一部訂正 2017.08.22 2:10

 一部訂正箇所が有りました。
「前回の皆既日食はと言うと、それは南半球での今年2月26日のものでした。」は正しくは、
「前回の日食はと言うと、金環日食でそれは南半球での今年2月26日のものでした。」
となります。
 悪しからず。

仕組みとアプローチ -  M7以上の地震減少 今年1月~2月に一体何が起きたのか?

2017-08-20 21:37:46 | 地震 津波
 EMSC上でM7以上の地震が今年1月22日を最後にその後長らく空白期が有り、UTC日時で7月17日に久しぶりのM7以上が発生した事は既に記事にしました。
 そしておそらく長い空白期を埋めるように、7月17日より後に多少はM7以上の地震が有る程度は有るのかもしれないと思ってはいたのですが、1ヶ月以上経った今でもM7以上の地震は発生していません。
 今年1月まではM7以上の地震が有る程度の頻度で発生していたのですが、1月22日を最後に頻度が激減しました。
 去年4月28日以降のM7以上の地震は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-07-17 23:34:16.4 54.55 N 168.84 E 30 7.7 KOMANDORSKIYE OSTROVA REGION
2 V 2017-01-22 04:30:23.8 6.20 S 155.10 E 150 7.9 BOUGAINVILLE REGION, P.N.G.
2017-01-10 06:13:47.9 4.48 N 122.59 E 630 7.3 CELEBES SEA
2017-01-03 21:52:31.3 19.33 S 175.85 E 10 7.0 SOUTH OF FIJI ISLANDS
2016-12-25 14:22:26.2 43.39 S 73.86 W 30 7.6 ISLA CHILOE, LOS LAGOS, CHILE
2016-12-17 10:51:09.9 4.49 S 153.49 E 83 7.9 NEW IRELAND REGION, P.N.G.
2016-12-08 17:38:46.9 10.71 S 161.36 E 40 7.8 SOLOMON ISLANDS
2016-11-24 18:43:48.1 11.96 N 88.89 W 10 7.0 OFF COAST OF CENTRAL AMERICA
2016-11-13 11:02:58.4 42.69 S 172.97 E 10 7.9 SOUTH ISLAND OF NEW ZEALAND
2016-09-01 16:37:58.6 37.45 S 179.24 E 26 7.0 OFF E. COAST OF N. ISLAND, N.Z.
2016-08-29 04:29:59.6 0.05 S 17.82 W 20 7.1 NORTH OF ASCENSION ISLAND
2016-08-19 07:32:23.9 55.34 S 31.95 W 20 7.5 SOUTH GEORGIA ISLAND REGION
2016-08-12 01:26:36.4 22.49 S 173.09 E 20 7.1 SOUTHEAST OF LOYALTY ISLANDS
2016-07-29 21:18:30.2 18.58 N 145.51 E 267 7.7 PAGAN REG., N. MARIANA ISLANDS
2016-05-28 09:46:58.9 56.26 S 26.96 W 70 7.2 SOUTH SANDWICH ISLANDS REGION
2016-04-28 19:33:24.4 16.04 S 167.48 E 30 7.0 VANUATU

引用終了

 今年1月~2月に一体地球で何が起きたのでしょうか。
 仮に地球規模での静穏化が起きて今も継続しているのであれば、今度の皆既日食や新月とその前後期間も静穏気味となるのかどうか、と言う事なのかも知れませんが、その「地球規模での静穏化」が実際に起きたのか、それとも地球のどこかでプレートや地殻が固着しているために全体が動きにくくなっているのか?と言う状況なのか、一体どちらなのかわかりません。
 そう言った点でも今後の地震の動向に注目しています。

仕組みとアプローチ -  太陽活動の変化と8月21日の皆既日食 

2017-08-19 22:35:25 | 地震 津波
 ここのところ太陽黒点数が急増しているようで、フレア予測も地磁気錯乱予測もやや活発となっているようです。

引用開始 2件 (一部抜粋)

http://indeep.jp/solar-activity-and-sunspot-suddenly-increasing-cause-terror/

世紀の日食事象の直前に突如活動を活発化させている太陽。そして、繰り返される「黒点の急増と暴力の相関」

2017/08/19

今年になり、何度か記事にしていますけれど、今、太陽は活動極小期に向かっていまして、実際に基本的にはとても太陽活動は弱いままで、「まるで死んだかのような状態」が続いていたのですが、太陽は死んでなどいませんでした。

8月17日頃から黒点活動がまた異様に活溌化しているのです。


http://swc.nict.go.jp/datacenter/daily_latestnews.php


概況・予報

太陽活動はやや活発でした。
引き続き今後1日間、太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
地磁気活動はやや活発でした。
引き続き今後1日間、地磁気活動はやや活発な状態が予想されます。

※時間帯の表記はUT(JST-9)です。

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太陽活動

太陽活動はやや活発でした。
活動領域2671などでCクラスフレアが数回発生し、最大のものは、太陽面で18日19時49分に発生したC4.4のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)でした。

活動領域2671は、面積と黒点数が増加しました。

STEREO探査機の極端紫外線画像(EUVI)によると、本日から明日にかけて、北半球にあるやや明るい領域が新たに太陽面の東端から回り込む見通しです。
前述のC4.4のLDEフレアはこの領域で発生し、やや活動的な状態にある模様です。

Cクラスフレアが発生した太陽面東端の領域や活動領域2671では、今後もCクラスフレアが発生する可能性があります。
引き続き今後1日間、太陽活動はやや活発な状態が予想されます。

■本日/昨日における活動領域(黒点群)
領域番号、位置、面積、黒点数、黒点群のタイプ、磁場構造
2671  N11E22  410/280  31/20  Fkc/Fkc  βγ/βγ

■過去3日間に発生した主なフレア
発生時刻、最大時刻、終了時刻、領域(発生時の位置)、X線/光学、電波バースト、関連現象
08月18日21:01 08月18日21:04 08月18日21:10 2671(N11E20) C2.9/1N III なし

引用終了

 今後しばらくの間、どのような展開となるのでしょうか。
 新月は8月22日です。

仕組みとアプローチ -  皆既日食が8月21日  そしてイエローストーン

2017-08-18 13:07:25 | 地震 津波
 皆既日食が8月21日が有り、米国で見られるようです。
 
引用開始(一部抜粋)

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/08-topics04.html

皆既日食(日本では見られない)(2017年8月)

アメリカで皆既食

8月22日に皆既日食が起こります。
残念ながら日本では日食を見ることができませんが、アメリカの一部で皆既食を、北米大陸全域や南米大陸北部などで部分食を見ることができます。

引用終了

 群発地震が最近多いイエローストーンの有るあたりは部分日食のエリアに該当しているというのは、「皆既日食」で画像検索してみればわかります。
 最近のモンタナ州での地震は、今年7月11日以降のM3以上だけでも

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-08-13 01:59:54.8 46.92 N 112.59 W 16 3.2 WESTERN MONTANA
2017-08-12 11:59:45.2 46.87 N 112.53 W 13 3.0 WESTERN MONTANA
2017-08-11 21:30:02.6 46.93 N 112.50 W 16 3.1 WESTERN MONTANA
2017-08-10 22:57:04.6 44.70 N 111.77 W 6 3.1 WESTERN MONTANA
2017-08-08 08:43:17.4 46.88 N 112.54 W 12 3.1 WESTERN MONTANA
2017-08-05 11:17:11.8 44.80 N 111.07 W 8 3.3 YELLOWSTONE NAT. PARK, MONTANA
2017-08-04 05:02:34.4 46.88 N 112.54 W 12 3.2 WESTERN MONTANA
2017-08-01 13:16:12.7 44.80 N 111.08 W 7 3.1 YELLOWSTONE NAT. PARK, MONTANA
2017-07-25 17:09:20.5 46.93 N 112.52 W 10 3.2 WESTERN MONTANA
2017-07-23 22:36:01.3 46.90 N 112.51 W 8 3.7 WESTERN MONTANA
2017-07-23 22:29:59.2 46.91 N 112.51 W 9 3.2 WESTERN MONTANA
2017-07-23 06:53:22.2 46.86 N 112.48 W 18 3.4 WESTERN MONTANA
2017-07-17 08:49:49.4 46.87 N 112.54 W 12 4.0 WESTERN MONTANA
2017-07-13 16:37:57.5 46.86 N 112.56 W 15 3.2 WESTERN MONTANA
2017-07-13 05:40:08.3 46.87 N 112.54 W 12 3.6 WESTERN MONTANA
2017-07-11 05:30:33.0 46.88 N 112.52 W 12 3.1 WESTERN MONTANA
2017-07-11 01:37:40.8 46.87 N 112.53 W 9 3.3 WESTERN MONTANA
2017-07-11 00:22:59.2 46.91 N 112.87 W 10 3.0 WESTERN MONTANA

引用終了

 月と太陽が地球から見て同じ方向に直列に近くなる、と言うこのケースで、果たしてイエローストーンやその周辺は火山活動や地震活動に変化を生じるのか? 注目しています。