この絵は、黒の色鉛筆のみで描かれています。
本「しあわせ食堂」のカットのために描いた絵ですが、お蔵入りした作品。
ガスコンロをよく見ると、我家で使っているコンロそのものなので、ちょっと笑ってしまいました。
鍋も当時使っていたものを描いているようです。
コンロの左に描かれている小鍋は、現在、木の持ち手は、木が朽ちてなくなっているし、
右に描かれたホーローの鍋は、ホーローの部分が割れてきたので、捨ててしまった。
そんなことを絵を見ながら思いました。
鍋は、時間と共に入れ替わっているのですが、
フライパンは、結婚当初から使っているものを現在でも使っている。
小さい方のフライパンは、私が学生時代に下宿先でも使っていたもの。
今も、このフライパンで、天ぷらとかを揚げています。
もう1つは、蓋が重くしっかり蒸し焼きも出来るフライパンだ。
ヒロクニさんは、「この重いフライパンは、なんとかならんのか!」と、
フライパンを洗って、所定の場所にしまう時にいつも文句を付けられるフライパン。
私だって、このフライパンで料理しながら、持ち上げたりすると、
腕がブルブル震えたりするが、
最近、新しい考えとして、
「年齢と共に、身体には負荷が必要なんだ!甘やかすな!甘やかすと老化するぞ。」
なんです。
だから、重いフライパンは、身体に負荷をかけるのにちょうど良いと。
ちょっと重い荷物も、たまに持った方がいい。
以前、子供の美術教室をしていた頃、紙粘土を安くで購入して、池田市の教室に運んでいて、
「重い!いったい何キロあるのか?」と体重計に乗せたら、40キログラムもあったりした。
これは、やりすぎ感があった。
しかし、この荷物を運んでいたせいか、今でも握力が強く、
ヒロクニさんが瓶の蓋が開かないと言って、瓶を渡されると、
「すぐ、開いたよ。」と、瓶を手渡すのが常で、
パカッという音とともに開き、見下したように手渡すと、「こぇ~。」って眼差しをして、
「怪力!」と言われています。
運動とかは、嫌いな方なので、日常生活でなんとか工夫をと思っています。
こんなことを書いたのは、日本人も椅子で生活するようになって、以前より
膝が弱くなったという話を聞いたから。
我家は、ちゃぶ台なので、立ったり座ったりしますが、
この動作をあまりしなくなることで、膝が弱くなるのだそう。
負荷をかけないと骨まで弱るらしく、これではいけないと思い、
フライパン意外にも何か負荷をかけることを思案中なのです。
地味でやり易いことがいい。
ケーキ作りが負荷をかける事になるかどうか?は、分からないが、
「タルト・オ・スリーズ」というフランスの焼き菓子を焼きました。
↑焼き上がり 18センチのパイ型で。
■材料は
タルト地→バター100グラム 粉糖75グラム 黄卵1個分 全卵1個 小麦粉200g
アーモンドクリーム→バター100グラム グラニュー糖100グラム アーモンドプール100グラム
小麦粉15グラム 卵2個 ラム酒適量
その他→サワーチェリー(瓶で購入400グラムでした)
■作り方は、
タルトの方は、バターをポマード状に練り混ぜ、次に粉糖を入れて練り混ぜる。
卵(すべての分量)を溶きほぐして、バターと粉糖に少しづつ加えて混ぜる。
次にふるった小麦粉を加え混ぜる。これを一まとめにして冷蔵庫で休ませる。
アーモンドクリームは、バターを練ってから砂糖を加えて白くなるまで混ぜる。
そこにアーモンドプールを加えて混ぜる。
さらに卵を1個づつ加えて混ぜる。
ラム酒を入れてまぜ、最後に小麦粉を入れて混ぜる。
↑こちらは、平に伸ばしたタルト地をパイ皿にのせ、フォークで生地が焼いているうちに
盛り上がらないようにしたものに、アーモンドクリームを入れている途中。
↑アーモンドクリームの上にサワーチェリーを並べたところ。
これを180度のオーブンで40分焼きます。
我家のオーブンは火力がちょっと弱いようで10分時間を増やしました。
甘酸っぱいチェリーとアーモンドクリームが相性が良いようで、好評でした。
庭では、自生した「山芋」の葉が茂っています。
(里芋じゃない)
小鳥が「むかご(山芋の種のようなもの)」を運んでくるようで、
けっこう山芋の蔓が自生しています。
畑で山芋が植えているあるところから、「むかご」を銜えている内に落とすのでしょうか?
その場所で山芋が成長すると、季節になると必ず「むかご」をつけます。
その「むかご」が、地面に落ちて、また山芋が成長するので、今ではあちこちに山芋の葉が茂っている。
その葉がすっかり黄色になり、庭に華やぎを与えてくれています。
今年は、蔓を支柱に這わせてみたのが良かったようで、なんでもやってみるものだと思いました。
↑こちらは、小さな鉢にムスカリの球根をぎゅうぎゅうに植えつけたました。
これは、花が咲いたら部屋(台所)に入れて、楽しむためのもの。
ムスカリは、ちょっとデザインのいい缶詰に植えてみたいとも思っています。
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