武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

武士のメシ 我が家の食卓

2013-01-13 16:30:39 | Weblog
武士のメシ
永山 久夫
宝島社


図書館へ行った。食生活は重要だと思っている。そして、何となく借りた本。
まず、ぺらぺらと本をめくり、興味が出たのです。


現在は、フレンチやイタリアン、インド料理、韓国料理、と様々な国の料理を愉しむようになった時代の中で、武士道精神にのっとった、武士の食事も大いに楽しんでみるのも悪くない。とても、新鮮に感じました。この膳は、天下人・秀吉を武で支えた加藤清正の日常の食事らしい。黒米(玄米)と尾張に古く伝わる「豆味噌」をこよなく愛したそうです。

節約と健康には、大いに興味が湧く。
次の写真は、徳川将軍家を三代にわたって支え続けた「天海」の日常食だそうです。

なんと、108歳まで生きたそう。
ある時、家康が「長生きの秘訣」を尋ねたところ、
「長寿は、粗食、正直、日湯、だらり、ときおり下風あそばされかし」と言ったそうです。
この本によると「正直」は嘘をつかないこと。
「日湯」は毎日の入浴。
「だらり」は男性の睾丸のことで、睾丸が縮みあがるような緊張やストレスは、避けのんびり暮らせということ。
「下風」とはおならのことで、おならを我慢せず、ときには思いっきり放屁するのもよいといっている。
そして欠かせないのが、「粗食」。粗食といっても「粗末な食事」ではなく、新鮮で質のよい材料を選び、あまり濃厚な味付けしていない料理をさし、「粗食」ではなく「素食」だそうです。

ヒロクニさんを絵を描く武士だとすると・・・・・。妄想は膨らみ、頭のよく回転するような、成分は?気持ちが前向きなる食物は?とまたまた実験をしてみたい。この本には、それらのことが書かれています。武士達は、食事をとても大切にしていたことなどに、ちゃんと理由があり興味深い内容です。


この本を読んでから、半額で購入した1パック100円のいわしをつみれにして、(八丁味噌、塩少々、卵少量、ねぎ、日本酒、にんじんの千切り、たけのこを刻んだものを、すり鉢でつぶして混ぜたもの)をフライして、さつまあげのようなものを作りました。

こいもは薄味で煮たものに、ゆずのすりおろしと海苔をあぶって、手で握りつぶしたものをまぶしています。

味噌汁は、あまった卵とアオサです。

残りものの、エビフライが雰囲気を壊しています。

大根おろし。

菊菜のおひたし。ヒロクニさんの好物です。

掃除は全然がんばれないのですが、料理は比較的好きなのかもしれません。
まあ、影ながら「武内ヒロクニ、がんばれ!!」と思って料理しています。

ヒロクニさんは、よく梅干をご飯にすりつけて食べています。健康的なんですネ。
朝は、白粥に梅干を入れてよく食しています。そのせいか、75歳にもなるのに、血液検査の結果、まったく問題ありません。何で、癌になったのか?きっと、半端な量じゃない煙草と珈琲の飲みすぎだと思うけれど、現在も生活習慣を変えようとはしません。懲りない人です。




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