左が我が家のみそっかすジル。
右は、半分のら猫のクッチャン。この猫ちゃんは、斜向かいの老婦人が飼っている猫なのだが、骨折で3月に入院されて、ペットシッターを3ヵ月ひきうけた猫ちゃんなのだが、家に帰ってこれるのかさっぱり分からないので、とりあえず「のら猫」に戻ってもらった。この猫ちゃんは、のら猫→飼い猫→ペットシッター付き飼い猫→のら猫、次のポジションが宙に浮いていて、人恋しいのか、我が家のジルと仲が良くなり「家の子」になりたいらしく、窓を必死でたたいて「入れてくれ!」と嘆願の様子。飼い猫のくせにジルは、何故か夜は外で寝るので、2匹で仲良く寝ているみたい。
猫も一度人の温かさを知ると、忘れられないのかなぁと思う次第です。
ジルの仲良し精神と人恋しいクッチャンがぴったり合わさって、いつも一緒にいます。
最近、「仲良し」という言葉が好きです。
だから、ヒロクニさんにも「もしかして、私達は仲良し!?」と時々冗談を言います。言葉に出して言うと、いっそう仲良しの気分がなんとなく高まりなせんか?
金木犀の咲く頃に、我が家の庭に捨てられていたジル。
来た当初は、こんなに可愛く小さかった・・・・・。
大きくなって、写真写りは厳ついが、あかんたれのジルくんです。
ヒロクニさん曰く、「こいつは、うんこ垂れでたまらんかったね!」「毛並みが他の猫と違ってゴージャスだ」と言って可愛がっている。そして、「俺たちは、4人家族だからな!」と言う。何度も家庭を捨て、絵を選んだヒロクニさんがそんな事を言うのは、以外だと思うと同時に、ヒロクニさんも寂しい人なんだと思い、ちょっと切なくなる。
ヒロクニさん自身の中に、半分野良猫のような気持ちがどこかにあるのだろう。いつも人恋しい人であります。