会場で、写真を撮り忘れたので、私のへたくそなボールペン画で様子をお伝えします。
トークの3日前から、私に、当時の南京町のロック喫茶の思い出を語りはじめいろいろ思い出し始めたみたい。
2日前には、チラシを読み直し、乙中商店街の企画ということを知り、商店街の町おこしについても、
言及しないと意味がないと言い出し、そのことについて長く考え込んでいた。
紹介文では、70’~80’の神戸となっているから、
「そんなことは、話さなくてもロック喫茶VOXヒコーキ堂の面白く語ればいいのではないの?」と、言ったのだが、
「そんな子供っぽい話じゃダメだ」とか言い出す。
あまりうるさく言わず、「ヒロクニさんは、個人で話す時は大丈夫だけど、大勢を前にすると上る、しょ」。
「あまり自分を必要以上に、よく見せようと考えると上るわけだから、リラックスしていればいいよ」。とアドバイス。
実は、私も大勢の前で話すのは苦手な方なので、過去の失敗からの助言をしたのです。
過去、教育実習で母校に行った時、階段をのぼって挨拶を一言と言われて、階段を登ると、
人の頭がたくさん見えた瞬間、頭がクラ~ときて、緊張してしまい「ハーイ、コンニチワ」と言ってしまい、
ドッと爆笑が・・・・。さらに緊張が高まり「仲良くしてねぇ~」といい、また爆笑され、
顔が真っ赤になって、ドドド・・・と階段を降りると、また爆笑され、若い私は開いた穴があったら入りたかった、
という経験があるのです。どのように人に見られるかということを意識したことが裏目にでたということです。
最初は、ドカチンさまの質問にまじめに答えていた。
ところが途中から、顔や頭を覆ったりして、難しい顔をしだしたのだ。
自分の世界に入って行っているようで、ソファにぴったりと張り付き、そのままで話す。
マイクが遠くなって声が聞こえにくい。
ちょっと会場のスタッフに頼んで、「マイクから離れすぎているから、主人にもっと近づけて貰った。」
そしたら、マイクを振り払ってしまい、向こう側(反対側)に向ける。
ドカチンさんが、話を振り出しに戻そうと質問すると、質問に全然答えなくなって、
「ぶっちゃけ言うとね、南京町の店で俺がやろうとしたことは、政治とかとまったく関係ないところで、
俺の反逆をしたかったわけでね」
「ジャズも頂点に来ていたし、ロックミュージックが目新しく新鮮に感じたし、そこを発信源として反逆をしたかった」
と、爆弾宣言。(声、急に大きい)
神戸の南京町の公園になっている所が店のあった場所で、当時八百屋さんなども並んでいたらしい。
八百屋さんの区域はいい区域で、ヒロクニさんの店があった場所は、行ってはいけないといわれる区域らしく、
ヒロクニさんの店にも「おまえのとこ何屋や」と言ってヤクザも来ていたそうです。
ヤクザの親分はヒロクニさんに「まあ、先生も一杯」と言われて、静かに帰っていく話や、
店に火をつけられると困ると思い、店には夜に泊まるようにしていたという話も聞いて、びっくり。
それくらい、治安が悪い所だったらしい。
もっと、ロック喫茶での出来事を話して欲しかったような気もするが、ヒロクニさんにとっては、
40年くらい前の通り過ぎた時間で、現在は画家である武内ヒロクニの意識が強いのか、
途中から絵の話に変わったり、後半のトークはハチャメチャ。
当時の南京町を知っている60代ぐらいの方は、「あの話よくわかります」
「確かに行ってはいけないと親に注意された地域でした」と言う。
司会のドカチンさまが、うまくフォローしていてくださりねぎらうと、
「ヒロクニさんは昔からこんな人です。全然変わってない」とお言葉が・・・・。
ヒロクニさんも本質的にはすごく優しいけれど、周りの人の優しさ(おおらかな気持ち)、
男達の優しさもいいな。と、感じた瞬間でした。
帰りの道で「マイクは嫌いだ」とヒロクニさんは言った。
そんなところだろうと思っていました。マイクに反逆するな!!と思った妻です。
最近、ちょっと料理熱がさめていてあまり食卓の画像を上げていませんでした。
我が家では、太刀魚は軽く塩、こしょうをして、小麦粉をまぶしフライにします。
その他のおかずは、もやしとピーマン少々をにんにくと炒め、軽く塩、こしょうして
仕上げに少しだけ醤油のをたらした炒め物と、
さやえんどう(平べったく大きいもの)とブロッコリーの芯をやわらく塩茹でし、
溶かしバターをドレッシングの変わりにしたもの。(ヒロクニさんが、美味しいって)
簡単なてんぷら(ちくわ、のり、しその葉、まいたけ)です。ついでにじゃがいもを素揚げ。
右端にある黒い塊は、残り物のカレーのルーです。
50cc位の焼酎を飲むため、酒の肴になりそうなものをつい増やしてしまいます。
いつも、ヒロクニさんとちょこっと晩酌するのです。
庭仕事は、球根の植え付けや、土の再生、今年は野菜は玉ねぎに挑戦しています。
柿の実は成り放題で、近所やいろいろな所に配るのに忙しく、何故か忙しい日々。
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