田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

【インタビュー】『ソローキンの見た桜』阿部純子

2019-03-20 13:55:18 | インタビュー



「人と人とが別れるときの痛みや感情の流れは、今の私たちにも共通すると思います」
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1177843

『ソローキンの見た桜』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3e2a5c7b2bbd36dd1191a71981200f2c

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【インタビュー】『ダンボ』ティム・バートン監督

2019-03-20 11:00:04 | インタビュー



「他者からは欠点に見えることを肯定的に捉えてみれば、それは美しさに変わるのです」
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1183068

『ダンボ』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/280cf8298691c7c774d7048af7489205

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『パパは奮闘中!』トークショー

2019-03-20 08:42:23 | 仕事いろいろ
 インタビュー取材に備えて『パパは奮闘中!』のギヨーム・セネズ監督と主演のロマン・デュリスが登壇したトークショーに出席。監督の実体験から発生した映画であること、俳優は台本なしのアドリブで演技をしたことなど、興味深い話が聞けた。



https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1183414
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『生きる歓び』

2019-03-20 06:26:08 | 1950年代小型パンフレット
『生きる歓び』(60)(1981.3.6.)



 舞台は1920年代のローマ。ファシズムについて全く無知なくせに、食うために黒シャツ党に入る青年(アラン・ドロン)が主人公。所詮ファシズムなんてそんなものかもしれないなと思わされるファーストシーンだ。

 やがてその青年が、一目惚れした娘(バルバラ・ラス)のいるアナーキストの一家と同居する羽目になり、刑務所に入れられたり、爆弾犯人に間違われたり、という珍騒動が繰り広げられていくのだが、ルネ・クレマンの監督作だけあって、ただのコメディでは終わらない。戦争やファシズムに対する風刺がピリッと効いているのである。

 この映画が笑えるのは、ファシズムやそれに翻弄される党員たちの滑稽さを見せられるからなのだが、考えてみれば、それは戦争中のイタリア、ドイツ、日本の姿にもつながるもので、笑える反面、実は恐ろしいことなのだという皮肉が浮かび上がる。

 クレマンの映画には、反戦映画の白眉である『禁じられた遊び』(52)があるが、レジスタンスの活動を描いた『鉄路の戦い』(45)や大作『パリは燃えているか』(66)も撮っている。小品の佳作のようなこの映画も、それらに引けを取らないのではないかと感じた。
 
 真実を知り、レジスタンスに転向した主人公に向かって、党員が「我々が政権を取ると長いぞ。君はその間中追われ続けるんだ」と言う。それに対して主人公は「では君たちは、その間中ずっと我々を迫害し続けるってわけだ」と返す。そんなやり取りも印象に残った。
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