フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

子供の日

2007-05-05 10:05:15 | Weblog
横山ノックさんが死んだね。子供のようなおっさんだった。そんな印象がある。彼の人生も子供の遊びのような人生だった。好き勝手して、し放題で、あまり深く考えずそこらへんの占いや何かをすぐ信じてしまうような軽率さと素直さがミックスしてた。確か、最後にメンメーとされたんだよね。自覚が全くなくて、さもいいことしたかのように本人は思ってたんだろう。信用を得るとか、信頼を勝ち取るとかそんな深謀遠慮なんか微塵もなく、いいじゃないの幸せならばで地獄を見た人。やったのにやってないと言い張ったから、最後に閻魔さんにのどちんことられてしもた。それでも、明日になったらけろっとしてる。菖蒲湯、紙兜、柏餅、鯉のぼり、その次、ノックの吹流しかな。子供の日、何故か、横山ノックを思い浮かべた、フェンネル氏でした。
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