お昼に、スーパーに寄ったら、JRの忘れ物販売をやってた。見てたら、宝石、時計の多いこと。傘にめがね、本くらいは分かるんだけどシャツ、靴、ベルトCDデッキ、財布と思いつかないものまで売ってるのに驚いた。あれこれと見て、本を2冊買った。1冊50円で2冊で100円だった。昔は、こんな感覚で、新しい本を買ってたのにと思い出していたら、週刊誌が、50円だった。コーヒーが50円だった。だから、100万円というと凄いお金のように思っていた。ラーメンが、30円で映画が、40円くらいかな。今は、金額は変わったけど暮らしそのものは、昔より便利なだけで、豊ではあるだろうけど心の豊かさは感じない。昔は、もっともっと人は信じあってたような気がするのは、自分だけだろうか。この国は、確かに物質的には豊になったのだろうけど、何か、大切なものをJRに忘れてきて、ある日、それが、スーパーで売られているのに気づくような、そんな不確かなものを感じてしまう。心のどこかにそんな不安を抱えているから、美味しいものを探すのかな。人が、手間隙かけて作った素材で、作ったものは、大切なものをその一瞬、呼び戻す。
霧笛よ、男達を呼び戻せ!と言うが如く。何が大切か、徐々にではあるが、分かりかけてきた。ランチではなく、デジュネ。イメージから変えていこう。
霧笛よ、男達を呼び戻せ!と言うが如く。何が大切か、徐々にではあるが、分かりかけてきた。ランチではなく、デジュネ。イメージから変えていこう。