秋というのに突然30度をこえる暑さがきたりわけのわからない激しい雨が降ったりで読書どころではなかったのですが久しぶりというかエンターテイメントな小説を読みました。
遅ればせなのですが「まほろ駅前多田便利軒」とその番外地編の2冊です。三浦しをんさんという女性の作品ですがたしか直木賞かなにかをいただいた作品だそうですが映画化もTVドラマシリーズにもなったとのことですがやはり只者じゃなく面白いです。設定もさることながらホンワカとしたペーソスがいいですね。主人公の多田君もなかなか背負ってていいし、何より脇役が生き生きとしててまいってしまう。行天君の哲学的なズッコケもサマになってるしルルちゃんハイシーちゃん星クンハナちゃんユラ公みんな頑張って必死に生きてる感があってついつい応援したくなる。深読みすれば深いし、浅く読めばよくできたエンターテイメントというところもまた面白い。三浦しをんって人、なかなかだね。男の日常の世界を女の視点で書いて男の弱さで斬るって手法かな。それがこんなに登場人物を生き生きさせるなんて。久しぶりに登場人物全員が動き出す小説を読んだ。遅ればせですけど。
遅ればせなのですが「まほろ駅前多田便利軒」とその番外地編の2冊です。三浦しをんさんという女性の作品ですがたしか直木賞かなにかをいただいた作品だそうですが映画化もTVドラマシリーズにもなったとのことですがやはり只者じゃなく面白いです。設定もさることながらホンワカとしたペーソスがいいですね。主人公の多田君もなかなか背負ってていいし、何より脇役が生き生きとしててまいってしまう。行天君の哲学的なズッコケもサマになってるしルルちゃんハイシーちゃん星クンハナちゃんユラ公みんな頑張って必死に生きてる感があってついつい応援したくなる。深読みすれば深いし、浅く読めばよくできたエンターテイメントというところもまた面白い。三浦しをんって人、なかなかだね。男の日常の世界を女の視点で書いて男の弱さで斬るって手法かな。それがこんなに登場人物を生き生きさせるなんて。久しぶりに登場人物全員が動き出す小説を読んだ。遅ればせですけど。