いま、はっきりと言葉になってでてきたこと。今頃になってと苦笑する。もっと若いうちにわかるというか気づくべきだった。小さい頃、学校の先生やなんかが「大きくなったらなんになるの?」とか「キミの将来の夢はなんだ?」とかよく言うじゃない。そしたら周りの子が「野球選手」「消防士」「パイロット」「警官」とか即答。女の子なら「ケーキ屋さん」「美容師」「お嫁さん」「学校の先生」とか言ってたね。僕はその時非常に違和感があった。それが何なのか分からなかったけど。いま、初めて気づいたんだ。僕はあの頃の大人たちの現実になんら憧れを持っていなかったことを。だから彼らがしていることに何の興味もないものが彼らと同じものになる夢を描けるはずがなかったんだ。なんかモヤモヤとしたものは心のどこかに記憶の片隅にあったけど何を見ても何をしても違うなと感じながら生きてきた。こんなことに今頃気づくなんておかしいよね。もう一度人生やり直さなくてはいけない気分。かろうじて無から有を作る仕事に携わっていたことがせめてもの救いなのかな。かろうじて今、絵筆を持っていることが救いなのかな。見えないものを描くのが僕の絵なのだから。それにしてもはっきりと気づいたこと、僕は僕であるということだ。歳はとったけど気づかないよりましだろう。
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