フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

ボラ

2014-12-02 07:58:17 | Weblog
コンサートの準備の前に橋のたもとに佇んで川面を見ていましたらボラが跳ねてました。時々白い腹を見せて群れているんです。跳ねてるボラを見るのも初めてでしたからなんだかとっても新鮮でした。・・・寺尾紗穂さんのコンサートで「富士山」を歌った後のつぶやきです。この時、彼女の視点や頭の良さが分かりました。あなたの前ではオレなんかまさに飛び跳ねるボラだねと思いながら彼女の歌を聴いていました。その彼女の連載が新聞かな雑誌かな始まったばかりです。原発問題を中心に環境問題へ切り込んでいき深く考えさせられるテーマです。その脱原発の菅原文太さんが亡くなっていたと聞いてビックリ。
食料危機になってからでは遅いと有機農業に取り組まれる姿に共感してました。今の政治は仁義なき戦いより程度が悪いとか仁義なき競争社会にするなとか言葉に重みがありました。テレビドラマ「傷だらけの天使」でショーケンが自分の息子に「健太」って名前をつけたというシーンを思い出します。強い男になってもらいたいから高倉健の健と菅原文太の太から一時ずつもらって「健太」と名付けたんだというショーケンに当時のみんなは共感したんだよね。子供の名前ってそうやって付けるもんだと思ってたもの。文太さんはカッコよかったね。確かメンズクラブのモデルやってたんだよ。小顔で手足が長くスマートで。それから映画界にいって東映デビューはいつだったんだろう。若山富三郎の「釜が崎極道」とかなんとかいう映画に菅原文太(新人)ってクレジットがあったんじゃないかな
「仁義なき戦い」は彼なしではできなかっただろう。僕自身は「獅子の時代」や「千と千尋の神隠し」の釜爺が好きだったけど。健さんも逝って文太も逝ってオレはボラのように跳ね回るだけ。男の指針を失うって寂しいね。
「落花は枝に還らず」    合掌



コメント
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