フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

Christmas Eve

2014-12-24 07:19:45 | Weblog
今夜はクリスマスイヴ。キリストの生誕日には諸説あるようで25日が誕生日ときまっているわけではないらしい。クリスマスを祝うのは日本では3割の家庭にとどまるとのこと。全国民がにわかキリスト教徒になって浮かれていると思ったのに意外な感がした。昔はケーキが食べれるのは非日常だったし沢山作って沢山売れば値段も安くなりみんなの口に入ることになるから商店街もジングルベルに力いれたんだろう。そのおかげでキリストの名前は日本に浸透した。その実体を詳しく知ることはなかったけどなんでも日本にそのキリストの墓があるらしいとの話は面白かった。原始キリスト教は聖徳太子の時代から日本にあったというじゃないか。でもキリストはというかナザレのイエスはキリスト教を創始したのではない。その時にはキリスト教なんてなかったから。ユダヤ教の新解釈を説いてまわったんだろう。彼の言葉と行動をまとめて教典にまで昇華した名編集者が弟子達の中にいたんだろうか。宗教として確立してからの拡散はすさまじいものがあった。天に二物を抱かずとばかりに他の宗教を駆逐しバチカンなる国まで築いてしまったのだから。その押し寄せるキリスト教の波をきれいに乗り切り宗教として定着させなかった国が東洋にあった。なぜならそこはキリストが生まれた国であり死んだきにであったから。そのことだけを覚えておいて欲しいとクリスマスというケーキを食べる行事だけを日本に残したということだが真相はいかに。
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