one try

England vs USA 45-7点差ほどひどい試合じゃなかった。どちらもベストを尽くした。ラグビーワールドカップジャパン。イングランドは中3日で2戦目。アメリカは初戦。あらくたい試合であったがイングランドが冷静だった。アメリカは初戦の緊張かミスが目立った。ペナルティを貰ってもTRYを狙いに行くイングランドに男の矜持を見た。鼻を削られたり頬が大きく腫れたりラフプレーも目立った。アメリカの選手の一人はレッドカードを貰って一発退場だった。それでもイングランドは組織的なラグビーでアメリカを翻弄。スクラムで押し込むトライは圧巻だった。やっぱり試合は後半だね。アメリカはバテた。イングランドはボールを速く回して地力の差を見せつけた。アメリカはなすすべもなく敗れ去るのか。終了間近に沸き上がる歓声、拍手。それもイングランドのサポーターから。見るとアメリカが意地のトライを決めようとしてる瞬間だった。TRY!両陣営からの拍手。ラグビーっていいな。ノーサイドだ。この１tryが4年後のアメリカを強くする。この温かい拍手がアメリカを強くする。そんな風に思えたアメリカのone tryだった。どっこい壁は厚いけど期待できそう。