フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

la sagesse

2020-04-18 09:44:08 | Weblog
知恵ってフランス語でla sagesseと言うのだそうな。そのフランスの新聞に四国八十八カ所巡りの記事が載っていて日本最古の巡礼だとか書いてあった。その中に芭蕉の俳句があって(芭蕉って四国には来てなかったと思うけど)書かれていた。     La cloche s'est tue,rest le parfum des fleurs, voici le soirと。「鐘の音は止み、花の香りは残り、夕暮れである」とでも訳せるのかなBshoと書いてあった。なんのこっちゃと元の句を調べてみると「鐘消えて、花の香は撞く、夕哉」(かねきえて。はなのかはつく、ゆうべかな)ちゃんとした俳句。 こんなフランス語読みで俳句の小宇宙が理解できるのだろうかとはなはだ疑問。これで理解できるんだったらフランス人ってスゴイね。英語でもThe bell is silent,ナンだろうから大差ないんだけどフランス語の方がもっと即物的で味気ない。それでも俳句が分かるって言うのがスゴイ。彼らの頭の中はどうなっているんだろうとふと思う。頭の中って言うとフランスの若者は自分たちが動き回るとコロナウイルスを拡散して年寄りにうつすからとの自覚が強いんだってね。それにボランティア精神も高くって年寄りの代わりに買い物してあげたりもするんだって。それでいてフランスって現状は悲惨なんだ。どこかにバカがいる。ってことかいな。それでも政治的な意思決定は早くて市民生活に支障はそれほど出てないらしい。マスクを中国からもらったからか「WHOを支持する」とマクロンが言った傍らでマスコミは武漢の研究所が閉鎖されたままになってるのはおかしい。ここから漏れたんじゃないかとか「ミステリアスチャイナ」の特集記事を掲載。コロナウイルスの人為性を追求している。これはこれ、それはそれっていうのがフランスの知恵なのかな。日本は「味噌もクソもいっしょ」だからなぁ。アベノマスク本当に配ってるんだってね466億円もかけて。その金があったらワクチン研究とか医療関係に回わすべきだったと思うけどなぁ。マスクなんてオレでも作れるんだから。「マスクきて、政府は、なにをする人ぞ」かな。 
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