フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

hope

2020-04-08 07:56:06 | Weblog
自由への逃走って本が昔あったね。まさに今それかな。世の中ざわついている。こんなときこそ深呼吸。深呼吸したらコロナ菌が入ってくるぞって言われてもなぁ。深呼吸ぐらいゆっくりさせろよとブツブツ。「孤島の太陽」って倍賞千恵子だったっけ日色ともゑだったけの主演の映画で有名な高知の沖の島。といっても昔の映画だから知らない人も多いだろうけどその沖の島中学校に9年ぶりに新入生1名が進学。学校を再開しいざ入学式という日に赴任してきた先生がコロナになって入学式中止。「なんじゃこりゃぁ」ですね。悲しみ通り越してもはや笑いですなぁ。どうせ歓送会をはでにやったんでしょうね。感染経路は不明ということですが。その「孤島の太陽」に亡くなったわが絵画教室の大先生が出演してたんですよ。漁師役でセリフもちゃんとある役でね。沖の島のスケッチも教室にあります。撮影の合間にサインペンで一筆書きしたものですがこれがいいんですよ。現場の雰囲気が伝わって来て。絵っていいもんですね。昨日開いた「水彩画展」誰も来ないだろうな自粛だからなと思ってましたけど蓋を開けたら思ったより来ました。            そりゃぁ普段の半分以下でしたけどね。他の水彩画教室の先生とか日本画を描く人とか油絵を描く人とかいわゆる「絵描き」が多かったですね。ちゃっかり自分の個展の宣伝をしていく人とか「水彩画も重ね塗りをするんですか」とか技法を聞く人「この絵はどうやって描いてますか」って当番に言われてもなぁ。みんな工夫して描いてるから分かりません。分かる範囲でお答えしてますが。それにしても絵を描く人は元気ですね。「体も心配だが心の健康も大事だから」と笑いながら絵を見てる爺さん。みんなコロナになればICUの年齢なのにね。自由への逃走って彼らのことかもしれないと思った。
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