フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

連休初日

2016-04-30 08:28:39 | Weblog
連休初日と言っても毎日が連休だから「何を世の中騒いでいるんだ」くらいの感覚しかない。移動もせず特別何をするでもなくだから。でも今日は畑にジャガイモを植えに行く。ジャガイモは簡単でよくできるのだけどイノちゃんが食べてしまうのでなかなか手に入らないがそれでも懲りずに植えていく。こちらも工夫して畝を畝らしく作らず雑草の中に植えるようにした。こうすれば畑と分からず通り過ぎるだろうという狙いだ。さてどうなりますやら。隠れたところに置いていた鉢の中でランの花が咲いているのを見つけた。

見落としたら誰にも知られずにいたと思うと見つけてよかったと小さく喜んで微笑む。「可愛いね」と声をかけ写真を撮る。今日は少し寒いくらいで風も強い。小手毬は終わって菖蒲も終わりかけている。「nothinng natural」を書いたイギリスの作家ジェニーディスキーが亡くなったってね。春はよく人が死ぬんだよね。享年68歳。オレに近い年だね。人は終わりが近いと何を思うんだろう。突然ツバタシュウイチさんが90歳で亡くなっていたことを思い出した。老夫婦で自給自足みたいな感覚で幸せに暮らしていたのにね
シュウイチさんは物持ちでやりたい放題派。奥さんのヒデコさんが88歳で何も持たない自然派。その奥さんとシュウイチさんが書いたというか聞き語りというか自然派の生活日記みたいな本「ときをためる暮らし」が面白くて参考にもしていたんだ。人生金じゃないって勇気がもらえる本だった。
見上げれば柿の葉の緑がきれい。

天の恵みかと思う。今日は蚊もいなく畑仕事がやりやすい。草や木の成長は思いのほか早くまたも畑はジャングルだけど青い空に映える緑が気持ちいい。ゴールデンウィークじゃなくてグリーンレストウィークと言えばいいのにね。渋滞で四苦八苦してるのはもったいないと思うけどな。
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