フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

収穫と山会

2013-06-10 07:28:11 | Weblog
収穫といってもほんのささやかなものだけどこれが宝物のようにうれしい。土曜日に収穫したのは「じゃがいも」数個と落ちていた陽光。

ジャガイモは日曜日にカレーを作って食べた。基本的に僕のカレーはとても旨いんだけどその中でもこのじゃがいもはウマイ。粘りがあってそのくせ「じゃがいも」らしさはうしなっていない。スーパーのものより地場産のものよりウマイ。・・と自画自賛。カレーを食べてから出かけたのは中学の同級生4人で構成されている山会。僕は彼らとは別の中学だけど4人のうち3人は高校の同級生だ。その会から誘いがあって顔合わせということででかけた。もう10年以上も前だろうかこの内の2人と寒風山に登ったことがあった。それ以来かな。そのとき山の途中でへばって寝転んで「もう動けん」と言ったヤツが今はリーダー。なんでもバリバリということだ。そういえば体が締まってというより痩せて身軽そうだった。今でも達成感が山登りと思っているのか難しいルートを探して登ろうとする。「雨も体験したいから雨でも行こうぜ」というから「合羽着てシャワーでも浴びたら」と言ったらいいアイデアだと真面目に考えることが恐い。次は昔、「富士山登山隊」を計画した時のリーダーだったヤツ。心臓の手術をして断念した過去があるけど最近東京マラソンで復帰。山も登れるようになったという鉄人。そしてこの前不整脈で救急車で運ばれたスキー部のヤツ。はじめて顔をあわすけど石鎚で高山病になって倒れ鉄人に背負って降りてもらったというオバちゃん。この4人が仕事の打ち合わせのように資料を持ち合わせて頭くっつけているところに椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症のオレがプラス1。山へ行けるかなと思って聞いていたけど彼らはおかまいなしにまるで自分が「三浦」さんかのように話をする。僕はもう達成感なんかいらないから途中の景色を見て弁当使って頂上で珈琲でも沸かして飲んだらそれでいいんだけど。本当に山が好きじゃない人は達成感を求めすぎるから遭難するんだよなとみんなを見ていた。なんせプラス1だから気がラクでね。その前に鉄人は高知大のトレイルランニングに出るという。バカで無茶な山会。この連中とひとつ上ってみるか。体が一人だけ太っていたから大丈夫かなとも思うけど少し鍛えなきゃ
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