フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

枇杷の木

2013-06-06 07:57:33 | Weblog
山のテッペンにある「ぐうたら畑」では、花や果実も裾野より少し遅い。やっと枇杷が熟れはじめた。

熟れたらハクビシンやらカラスやらメジロやらに食べられてしまうから自分達の口にはほとんど入らない。それでも実をつけて熟れていくのを見るのは楽しい。もちろん自分達の口に入るように今年はたびたび見に来ようとはしてるけど。少しは収穫できるかなと淡い期待。そのまえにスケッチ。「good job」「Fine」とシュータクンに英語を教えるタンちゃん。まったく思いっきりバカだなと見ているオレ。「民族の言語をそれとは知らずに執拗に維持し滅亡から守ったのは学問のある賢しらな秀才ではなく無学な女と子供なのであった。だから女こそは日本の言葉を今日まで伝えた恩人なのであった」という言語学者:田中克彦氏の言葉を知らないのだろうかとブツブツ。その言葉の砦の一方の子供を攻撃して民族の言語を破壊してどうするんだ。まったく学校の勉強が出来ただけの秀才と言われる人たちは百害あってと言われるにすぎない。とブツブツ。枇杷を見ながらもこのところ気になっている一億総崩れ英語化現象を考えている。日本語を日本文化をどう守るか。これが自分達の命題だろうと思うから。世の秀才たちとの戦い。これが愚直な者の保守というのではないのかな。
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