フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

象の彫りもの

2012-05-19 08:19:44 | Weblog
物部の山間に潜む由緒正しい神社に行って来た。

鳥居から山の中にどんどん下っていくとその神社がある。祭神勧請年月は不明とされているが延喜式に載っている格式ある神社であるとこから平安時代の建立であろうと思われる。

祭神はおそらくインドの神様「いざなぎ神」ではないだろうか。その証拠に神社の梁に彫られているのが象だからだ。

「いざなぎ流」の秘法はインドのいざなぎ神から平家の姫が授かったものだと言われているから平家の神社なのかな。隠れるように山の中を下りて来る道と本来の道というかひとやま越えて神社正面の鳥居にでる道とがあった。

その第一鳥居の横で最近祭事した「いざなぎ流」のあとがあった。

民間信仰が息づいている村って感じが伝わってくる。社殿は平家の落人伝説が残る村の平家の神社らしくシンプルだが品がある造り。まわりではなぜか平家の家紋であるアゲハチョウが多く飛んでいた。拝礼していると急に強い風が吹いて来て神が降臨したのかと思った。これも不思議。帰り道、山の坂道を車で下っていると道の真ん中に蛇。車を停めて通り過ぎるのを待った。きっとこれは神の化身なのだろうと思って。「いつまでもないとおもうなウンと災難」その狭間に僕はいるのだろうと蛇を見送った。不思議な体験かもしれない。
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