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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

アスリート

2007-05-15 09:41:12 | Weblog
先日テレビでQちゃんこと高橋尚子の特集をやってた。一流のアスリートなら誰でもそうなんだろうけどあのやせっぽちの体が、凄い筋肉で覆われているのにびっくりした、細かいマッスルが無駄のない動きができるように形成されている。腹筋なんか8個に割れて体脂肪なんかほとんどないようだ。まさに戦うマシンといったところだ。あれで、顔が柔和でなければ、戦慄すら覚えたであろう。戦うとは、こういうことだったのですね。それに引き換え、脂肪の塊のような体で、戦うことさえ放棄したような自分達には、先取防衛ということすらできず、世の中に引っ張られひきずりまわされ、それでも、体が丸い分、ころころと転がってどうにかこうにか生かされていると言う感じかな。アスリートの体を見て、頭の良い人の脳もこんな風に高橋尚子の体のように隙のない細胞で固められてるとしたら、自分達は、土俵にすら上がれないのかと愕然とした。でも、せめて、自分でやれるとこまでやってみよう。これが、自分のいき方だから。体も、脳も、自分なりに一流となるように努力しようと高橋尚子を見ながら、こんなことを考えたフェンネル氏でした。
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ローマの休日しませんか

2007-05-14 10:07:45 | Weblog
昨日の夜、ふと流れてきたラジオから聞いた物語。「ローマの休日しませんか」の一言に惹かれてネットの掲示板に伝言を載せメールを始めた主人公。夏の東京って素敵だと思わない?誰かと一緒に歩きたいな。私は、やせっぽちの女子大生。オードリーに似てないかもしれないけど、オードリーのつもり。でも、事情があって、あまり外には出られないけど・・・そんなメールに心弾んで、もう何回も見た、映画ローマの休日のビデオをまた
見ている主人公。しがないサラリーマンの青年だけど、いつしか、グレゴリ-ペックのような気分になっていく。そして、ついに、あのローマの町を走ったバイクと同じバイクを
友達から借りてくるから東京の街を走ってみませんかとさそった。初めて会う日、コットンパンツにオフホワイトのシャツ細身の紺のニットタイと言ういでたちで出かける主人公。現れたのは、サブリナパンツにカットソーのやせっぽちの女子大生。主人公は、この人は違うと直感で感じてしまう。すると女の子は「ごめんなさい。」とあやまってきた。メールをしてたの私のおばぁちゃん、のぶさんって言うの。主人公は、メールの言葉で合おうと思ったんだから、のぶさんに会いたいと申し出て、のぶさんのいる老人ホームへ行くの。そこの部屋で、のぶさんと会って、話して、青年の誠実さと、のぶさんの夢の世界とちゃめっけで意気投合して、また、メールを交わしあう約束をする。「年を取ると出かけなくても銀座を散歩できるものよ」「のぶさんの銀座って何年くらいの?」「そうね、昭和22年から30年かしら」しばらくして退出して、外で待ってた孫娘に別れを告げて、本屋に行って、昭和20年からの銀座が載ってる写真集を買って、まだ誰もいないビヤホールで大を一杯やりながらそれを見る。(この情景を思い浮かべるとたまらない)家に帰るとメールの着信が2件。のぶさんからと思ってあける「今日はとっても楽しかった。あなたと銀座を散歩した夢を見ながら眠ります」とあった。もう一つも追伸かなと思って、あけると孫娘から「おばぁちゃんは、何にも言ってくれないの、ねぇ、今度は、私とプリティウーマンしませんか?」 青年は、多分のぶさんが死ぬまで誠実に付き合っていくだろうしここに友情を見るようにすがすがしい気分にさせてくれた。また、孫娘とも、恋のニュアンスが感じられて小気味よく仕上がっていた。久しぶりに、心に栄養がいったような短編でした。
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ドマーシュ

2007-05-13 10:21:16 | Weblog
ドマーシュを作りました。素焼きの土器で作るヨーグルトのことです。前から一度作ってみたかったのですが、素焼きの土器がなかなか手に入らなくてそのままとなっていました。仕方がないので素焼きの鉢を代用にしようと見にいったのですが底に穴が開いていてどうも上手くいけません。そうこうしているうちに、とある100円ショップで穴の開いてない素焼きの鉢を見つけました。大きさも手ごろです。早速買い求めて参りましたけど、ご存知でした?100円ショップでは、鉢なんか買うと「あそこに新聞紙がありますから、包んでくださいね」と言われるの。ビックリしたな初めてだったから。今は、こんな風になっているんだね。ともかく、買ってきてきれいに洗って、熱消毒して(ヨーグルト菌は、デリケートだから)ヨーグルトの種を入れて、ちょっと高い目の牛乳をいれてゆっくりとかき混ぜそっと置いときます。待つこと1日。ジャ~ン出来上がりです。素焼きの土器からは、余分な水分がたえまなくにじみ出て何だかブルガリアの雰囲気です。お皿に移して食べてみました。ウ~ンブルガリアの味。スッパ~い。でも、濃いい。甘いソースなんかかけると抜群です。これって、本物の味ではないでしょうか。100円でできる本物。試してみませんか?
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パンがない

2007-05-12 09:11:54 | Weblog
パンがない。昨日までテーブルの上に会ったパンがない。朝のことです。レタスを洗って、トマトを切って、ゴールデンキウイをトッピングして、ドレッシングは、買ったばかりのドイツのモノ。サラダを作って、温野菜に卵を落として目玉焼き状にしたホットアイをメインにしてカフェオーレとテーブルに並べてさぁ、パンと取ろうとしたらパンがない。パンプは、食卓について、お箸なんぞ並べてくれている。「パンどこやった?」「・・・。」駄目だこりゃと探したのですが、今回ばかりは、どこにもない。冷蔵庫にも食器棚にも、衣装ケースにも、洗濯機にも、押し入れにも、全く、わからない。どこかで、腐ってでてきたら嫌だから、とりあえず、パンなしで、バナナ代用ということで、パンプに朝食をとらせ、パンを探しました。マーチンとこを覗いて「パンを持ってきてないか?」と聞くと「取っていっても持ってくることはない」と嫌味な返事。深層心理は、つい漏れるというが、本当だなと心理学者にいたく感心。とうとう諦めて自分もバナナで朝食を済ませ、アボにご飯をやって、洗濯物を干そうとしたとき、ふと、パンプの買い物車が、めにつきました。その籠の蓋を開けるとジャ~ンありました。田舎パンと黒糖ロールが、オシメと一緒にはいってました。お~ヤレヤレです。パンプが、隠すと、いや、片付けるとちっとやそっとで見つけることは出来ませんから、今回は、めでたしでした。なんせ、考えの外の考えで行動するのですからまともな思考で考え付くわけはないのです。最近、風呂の栓を抜いて風呂に浸かり、「お湯がない、こんなことをされると風引く」などと一人ゴチてましたから、パンプを見てたら、人は一人では生きていけないことが、よく
分かります。寂しくて、つらいことですけど事実を目の当たりにするとサバイバルも減った暮れもありません。人間相互扶助なんだなとつくづく思いました。
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五月晴れ

2007-05-11 21:09:42 | Weblog
風が強い日でした。でも懐かしい風景に出会いたくて少し遠出をしました。山が最高にきれいです。五月晴れなのかな。昨日雨が降ったし。川に、鯉のぼりを渡してました。風が強かったので、舞い上がってました。目指すは、チベットのオアシスとその昔看板を出していた店。昔は、秘境でしたから自虐的にこの名をつけていたのでしょう。アウトドア-ではなく、山や、と呼ばれた連中か、川釣りの好きな連中か、奥山に、もみじ踏み分けはいっていかなければ、ならない僻地でした。今でこそ道路が整備され、車で簡単にこれるようになりましたがその昔は、ここまで来るのは大変でした。だから、今では、この看板はありませんけど、自分達にとっては、この店は、ずっとチベットのオアシスなのです。ここの特徴は、ずっと山男ばかり相手にしてきたんでしょうから盛りがいいんです。飯も、おかずも。値段は、弁当代くらいで、凄いボリュウム。勿論、常識の範囲ですけどね。味付けは、家庭の味でメニューは、お任せなんですが、しばらくたつと何だか懐かしくなってまた足を延ばそうという気分にさせてくれる店です。今日のメニューは、和風唐揚げ定食でした。唐揚げが、なんと10個くらいはいってました。ご飯は、1.5人分でした。懐かしさと一緒にお腹いっぱい食べたフェンネル氏でした。
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コットンニットベスト

2007-05-10 21:31:57 | Weblog
コットンのニットベストを買いました。ベーシックなものです。若者を対象にした店なんでしょうか?よくわかりませんけど、春物衣料の売れ残り品で捨て売りといっていいのだと思います。500円でした。でも、物は、上等です。見るべき人がみれば、きっと判ると思います。僕なんかは、ファッションには、若いときから随分と造詣が深いですから、安くても高くても、いいものはいいし、悪いものは悪い。特に、ブランド物は、できふできが激しい。だから昨今は、自分の目利きで蚤の市みたいなところに出かけ安くていいものを買い求めてきては、自分なりに手を加えて自分流の楽しみ方をしようとする傾向にあります。このベストもガスパールetリサのワッペンをつけて世界に一つだけのベストにするつもりです。でも、最近の若者ファッションは、アームホールが小さくて、メタボな自分が着るとまるで、鳥獣戯画に描かれた蛙のようです。それでも、「トノサマガエルだい」と
胸張って着ますけどね。
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夏か

2007-05-09 07:31:50 | Weblog
夏か?まだ、卯の花は咲いていないのに気温だけが上昇して5月で熱い夏日だ。菖蒲が咲いて一年で一番良い季節とされているのにちょっと変だよ。去年もそうだったけど、ここは、亜熱帯になったのかな。朝のうちは通常の5月らしくちょっと肌寒くコットンベストでも着ようかなと言う感じだけど昼間は、半袖でも暑い。ギラギラした太陽が天辺にあって思考までも熱くする。こんなとき思うのは、川辺でカヌーでも浮かべてカヌーイストとなっている自分。それとも、川のほとりに家があって、寛いでる自分。ずっと前から、そうなりたいと思っているのにいまだに何もせず心の川に家を建て、カヌーを浮かべてはどことなく満足している自分がいる。昔は、まず、ファッションからとパドルぐらい買ってたのに年取ると、ファッションに心が動かなくなっていけませんね。老眼になったせいかもしれない。その代わり、知的興味はドンドン湧いてきているけど体力がついていかん。でも、勉強って面白いよね。この年になるまできづかなかったけど・・・・・・・・。
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キリン

2007-05-08 19:50:42 | Weblog
今日のご飯は、スペアリブに茄子のソテー。ハムサラダとポテトサラダそれに枝豆とヘルシーメニューでした。ナスを作っていたとき、ブラックペッパーの便の蓋を開けるのをわすれてキャップをひねって蓋ごとのけたのを気づかず振ってしまったから胡椒がたくさん振りまかれて大失敗です。それでも中身が少なかったのと一箇所にかたまって落ちたのでサット取り除いて大丈夫でしたけど周りの空気が大変でした。胡椒は利きますね。ところで、話はかわりますが、キリンの鳴き声って聞いたことがありますか?動物園の人もめったに聞けないらしいですよ。まず、キリンは鳴かないものであるとされてたらしいですから。たまたまラジオつけていたら、その貴重な鳴き声を聞かせてくれました。何でも、今年キリンが動物園にやってきて100周年だとかで今年は、キリン年なんですよ。あの長い首でどんな声なんだろうと思っていたら、「モーモー」とまるで牛です。ちょっとどすが利いたような声。チョイ悪牛のような声でした。馬のように「ヒヒ-ん」と鳴くのかなと思ったけど牛でした。それもうれしいときに鳴くんだってね。周りで、強面のお兄さんが、どすの利いた声でブイブイ言ったとしてもひょっとしてうれしいのかもしれませんね。動物から学ぶことは多いのです。ちなみに、あの優雅な姿で、あの長い首で一撃されたり、後ろ足でけられたりしたら、人間なら、即死だそうです。自然界は、タフでなければいきていけません。あのやさしそうなキリンでさえこうなんだからとフェンネル氏は自然に勝つ人間の知恵について考えました。
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オランダ

2007-05-07 20:02:25 | Weblog
バジルにオランダをおすそ分けしてもらった。今日は、かつおのタタキを作っていたけど、あんまり緑がきれいだからついこれも作ってみようかと言う気分になって、お湯を沸かしてお塩をポチャン、オランダを入れて茹で上げる。笊で受けてどうしようかと迷ったけど、水でサット洗ってそのままお皿に盛った。マヨをチュっとたらして薄く切ったハムを添えていただきました。何と美味しいこと。アメリカンスナックより歯ごたえがあって甘い。たたきの柚子の酸っぱさと変に淡白さがマッチして驚いた。もちろん自家栽培だから無農薬で安心だからかもしれないけど新鮮な味わいでした。オランダと言うのは、サヤエンドウの一種で緑色野菜だ。オランダといえば、風車、自転車道、チュウリップ、蘭学を想像するけど自分は、雨かな。雨に煙るアムステルダム、赤い傘の女が一人で歩いていく・・・何だか、大人のイメージがするね。そんな国の名前がついたサヤエンドウだから
ちょっと大人の雰囲気で薄い水割りを添えました。飲めればいいのだけど、まだ車で出かけるからおあずけ。バジルのおかげで思わず美味しい体験をしたフェンネル氏でした。
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お疲れ

2007-05-06 13:44:31 | Weblog
GWお疲れ様。あの渋滞のニュースを見ながら笑っている身にとっては、理解しがたい光景だね。「明日から仕事です」なんて悲壮感漂っている。どっかの町や村に観光客が何人来ただとかの発表もスーパーの売上をきそってるのに過ぎない。私達の村では、こういうことを考えて、こういう村おこしをしましたからこれだけ観光客がきてこんだけお金を落としてくれました。と決まってこの時期こういって自慢する人が現れるんですが、彼は、観光客が来た事がうれしいのではなくお金を落としてくれたことがうれしいのだ。お金を落とさない観光客が来たとしよう、村にとっては、迷惑なだけだから。何か病気を持った連中がいったとしよう迷惑なだけだから。それでお金を落とさなかったと来たら襲われるよ。村おこしとか、町おこしというのは、自分達にとって都合よく動く人をいかに早く大量に作れるかという格差思考に基づいた企画なんだよ。こう考えると、うかうかとマスコミの戦略にはのれないね。戦略に乗って渋滞になる。帰れば忘れる旅の思い出。人生って儚いものですね。
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