William Blake展がロンドンで9月11日から開かれるって。知らなかったなぁ。ブレイクって絵描きだったんだね。詩人とだけ思ってた。そしたら立派な画家だったんだって。それもheresy・・・異端の。絵はねどちらかというと上手いんだろうね。でも咀嚼しづらい。言ってることはごもっともなんだけどもう少し優しくさって感じかな。観る人を拒絶するっていうのかな。あの体のゴツゴツ感がねぇオレには受け入れられない。それでも人気あるんだね2月まで開かれてるんだから。ターナーをブッ飛ばすっていうんだからイギリスも面白いよね。今日はアンティークんちへ草刈りのボランチアに行くからここまで。8時に迎えが来るから用意しなくちゃね。麦わら帽子どこへ行ったんでしょうね。ma,ma Do you remember・・・?だね。
上皇后美智子様の乳がんの手術の話題がイギリスの新聞で取り上げられてた、アジアのことなんぞ香港以外はほとんど載らないのに写真入りで出てた。world's oldest monarchy世界で最古の君主制のという紹介で。その写真を見た時「魔女か」と思ったらなぜかハリーポッターの記事にとんでた。ハリポタの本がアメリカのナッシュビルのカソリック系の学校図書館から消えたってね。なんでもホグワーツの若い魔法使いの魔法の呪文が本物だったらしくそれを唱えると悪魔を呼び出すかもしれないとエクソシストが言ったとか。本物の呪文があることにもビックリしたがエクソシストって本当にいたんだってことにもビックリした。キリスト教も奥が深いね。僕はこういう世界、嫌いじゃないからワクワクするのに子供に読ませちゃいけないなんて。そいつは了見違いってもんだろう。J.K.Rowlingもわからないように仕込んだのかな。こんな仕掛け面白いね。この呪文、日本語で唱えても効かないんだよね。やっぱりキリスト教圏でなきゃ。世界がユダヤとローマしかなかった時代のことだものな。それが現代に甦り子供たちの心を鷲掴みにするなんてアブラカタブラどころじゃないね。
イギリスの労働大臣Amber Ruddが辞任。Boris JohnsonのBrexitの合意なき離脱に反対してのことらしい。らしいというのはフランスの新聞で見たから詳しくはよく分からないのだ。が、フムフムと読んでいくとボリちゃん窮地だね。10月末離脱というのは公約だからね。延期法案が決まったとはいえ公約は公約だからなぁ。何でも無理無っ着に離脱したいというのがボリちゃんなんだから「総選挙」は野党の合意がなければできないしスコットランドは不穏だし北アイルランドもどうなることか。潔いと言えば潔いボリちゃんだけど離脱後の「勝算」はあるんかい?離脱が目的になってるような気がするけどね。不信任で解散総選挙かいな。残された手は。それをメイがやらなかったことをここいらで一度考えてみないといけないと思うんだが。ボリちゃん強行突破しそうだね。
フランスでは1ヶ月の生活費は1760ユーロ必要との計算だそうだ。2016年から2018年にかけて貧困率が急上昇。政府の試算の70%位アップしないとまともな暮らしは出来ないとのことだった。それで目安が1760ユーロとのことだこれを日本円に直すと約21万円。これ以上の年金貰ってるヤツ、日本でどのくらいいるのかな?地方じゃ公務員以外は軒並み少ないんじゃないかな。ということはこれって日本の制度どこかおかしいよね。公に厚く民に薄いとは国の根幹が貧しいということだ。公の年金は国民年金に統一すれば富の分配がスムーズにいくんじゃないかな。自分たちの共済が破綻するかもしれないから厚生年金と合体しようとするのではなく公務員なら国民年金と合体すべきじゃないかな。普通に考えて。誰もが自分が貧しくなるのは嫌だが人が貧しくなるのは平気だって。それで「絆」といわれてもなぁ。今回、フランスが数字を挙げて示してくれたことによって日本の貧困と自分の貧困を考えるきっかけになった。ボーっと生きてたらあの政府にやられるよ。消費税10%やってる場合かな?民から取るより富から取るべきだろう。汗水たらして稼いだ金じゃないんだから。
ボリスジョンソンが最初から躓いたBrexit。今日かな議会で離脱延長の法案が通るの?もう通ったのかな。ぐだらぐだらヨークシャーだったっけ警察のナンカで演説してたんだけど外だったもんだから後ろに立ってた警官が具合悪くなったって。ボリスもそんなに長くねぇな。まだ自分から辞めるとは言ってないけどね。ここに来て、スコットランドの女首相、二コラスタージョンっていったっけ、「スコットランドはEUに残りたい」だって。またややこしくなったね。そうなるとスコットランド独立ってことが再燃。アイルランド、スコットランド、イングランドとややこしいんだからねあそこは。ようやくブリテンで固まっていたのにBrexitで分裂となれば何をしてたのか分からなくなるね。しかもどちらも国益を考えてのこととなると国も国民も分断されるという事態に追い込まれる。この難事をボリスが向こう見ずなやり方で乗り切れるとは思えないがお手並み拝見といったところでしょうかね。メイの時はスコットランドもこうは言ってなかったからね。スコットランドって仏語でL'Ecosseって言うんだね。初めて知った。
The testament by Margaret Atwoodという見出しに驚いて記事をめくった。死んだかと思ったらそうではなく遺言のつもりで読めということだった。Atwoodはカナダが世界に誇る作家で誰もが一度は読んだことがあるとか見たことがあるって有名な作家だ。Atwoodに今回は惹かれたのではなくその本のイラストにグッと引き寄せられた。これって誰が描いたの?ガッシュな緑の使い方が抜群。Natharlie leesナタリーリーズという人だった。イラストレーターは全く知らないからこの人も全く知らなかった。多分有名なイラストレーターなんでしょうね。leesっていうからにはイギリスで生まれた中国人なのかな?中国には上手い人が多いからね。彼女も負けずに上手い。「侍女の物語」の15年後の続編に描かれたイラストだったけど本の内容を知らなくても手に取ってみようと思わせるイラストだった。まだまだこんな世界があるんだね。絵にはまだ力が残っている。と思うとうれしくなってやる気が湧いてきた。
ナポレオンが死んでもうすぐ200年だってね。フ~ンって感じしかないけどフランスやイギリスではやはり200周年気分なんだろうね。2021年の200年目にむけて様々なイベントを用意してるらしい。中でも最終の地となったセントヘレナには観光客が押し寄せるんじゃないかな。死因は胃癌だと言われてるがやっぱりストレスが原因だったんじゃないかな。島でナポレオンの管理監督を任された何とかローという奴が相当いたぶったらしいからね。良くいるんだこういうヤツ。有名人が来ると上から目線でモノ言ってさまるで自分が有名で偉大と錯覚するヤツ。どっかにいたムン。そのローのせいで島での生活は悩ましかったと歴史に載ってる。ワーテルローをはじめローという名前はよっぽど相性が悪かったんだね。Impossible n'est pas francais不可能の文字はないといってもなぁ。人の世だからね。
いよいよchinaziは香港のデモ隊を「テロリスト」と認定させるべく動き出したね。「こいつら、こんだけ酷いことをしてるんですよ世界の皆さん」とばかりにデモ隊の暴挙を切り取ってネットで拡散し自分たちの「正義」を押し付けてあわよくば武力制圧の正当性を得ようとしている。ナント「姑息」なとわかっていてもそれをするのがchinaziなんだから興奮して憤慨して前後不覚になって同じ土俵に上がったら香港デモ隊の負け。こういう場合はさっさと逃げて「戦略の練り直し」と思うけどな。香港の中で民族離反(diaspora)となれば漢民族を守るためといって軍隊が制圧に乗り出してくるから「香港の高度な自治を守る」という1点だけで結束を呼びかけなければ何のためのデモだったか最終的には分からなくなってしまうだろう。騒いで世界に注目させたまでは成功なんだから次の段階へ高度な平和的解決を目指さなくてはどこかの議員のように「戦争でとりかえす」とかいうバカがデモ隊の中に潜んでいてデモ隊を全く違う方向に引きずり込もうとするヤカラがいるからね。そいつが警官の一人でも殺したらそれで終わりなんだからね。こう考えると「危うい」なぁ、香港。ディアスポラが習ちゃんの戦略なんだからね。
香港のデモのスローガン「チャイナチ」。誰が考えたんでしょうね。上手いこと考えるもんだ。壁に書かれた落書き「Who do you call when the police murders?」(警察が人殺しの時、誰に電話する?)(Qui appelez-vou quand police tue?)これが現実。そこでチャイナ=ナチとなったんでしょうかね。真っ赤な中国の国旗の星がスワルティカ、あのナチスの鉤十字というか逆卍になっていた。香港人もやるね。でもいくら世界が注目してるとは言え「遠慮なくやる時はやる」のがチャイナチでしてこれ以上同じようなデモが刺激だけ強めると天安門の二の舞になる恐れもないとは言えないから「内政干渉」とチャイナチに言わせない世界との連帯をとらなきゃ解決にならない。香港政府を倒すというのではなくリコールという考えの浸透を図ったほうがいいんじゃないかな。とヒヤヒヤしながら見てるけど香港の自治を守る人たちにとってはまさに命がけの戦いなんでしょうね。このチャイナチという表現は世界を刺激して香港の味方を増やすことになるかも。ナチって言葉にはヨーロッパやユダヤ社会が敏感に反応しますからね。ともあれ武力衝突がないことを願います。