みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●レッスン~主よ!

2021年06月06日 | ピアノレッスン
蒸し暑くなってきた。
今日は月1のピアノのレッスン。
(ちなみに、昨日は、月2のバイオリンのレッスン)
今回から、バッハ(ヘス編)の「主よ人の望みの喜びよ」を見て頂く。
ショパンのエチュード17番も引き続き。

ボロボロだけど、丁寧に見て頂いて、今日も有意義なレッスンだった。

<ショパン/エチュード17番(Op25-5)>
・中間部の左手の旋律
手首と肘を使って、柔らかくても、しっかりした音で。肘は外に逃がす要領で

・内声の旋律を見落とさないこと!

・歌と踊りの対比

ピアノ会で練習で弾いてみたけど、あれはあまりにも酷くて、申し訳なかったなあと、反省・・・。

<バッハ(ヘス編曲)/主よ人の望みの喜びよ>
左手の旋律を弾く時は、右手の主旋律は、極端に音を控えて弾いてOK

=====
<番外編>
レッスン後は、いつものお気に入りのマスターズカフェでランチ

メインはポークのジンジャーソース
選べる小鉢、久しぶりにホウレンソウにしたら、清々しい、美味。
フキもいいなあ
今日は、体調が今一で、デザートを食べられなくて残念・・・。

バイオリンの練習で左手指先を痛め、ピアノの練習で右手手首を痛め、
なんだかなあ・・・だけど、このご褒美ランチで、早く回復しますように!

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●ノク3とエチュードOp25-5

2021年03月08日 | ピアノレッスン
3月の初めの頃、レッスンだったので、備忘のメモを書いておくとしよう。

ショパンのノクターン3番とエチュードOp25-5
ノク3は、難所の中間部のアジタートをとにかく執念深く1パートずつ取り出して練習して、少し光が見えてきた感じ。
佳境。

エチュードは、今回、ようやく最後まで、通して。ボロボロだけど。
まだまだ、楽譜に書かれた指示を見逃してしまっていること、多いこと!

細かいことはいろいろ。言葉にしずらい・・・。
一般的な、他に応用が利きそうなアドバイスとしては、
=====
<メモ>
・横表記のアクセント・・・強く弾くのではなうて、大切に弾く。テヌート気味で。
 (バイオリン的にはビブラートをかけるイメージかな?)
・縦表記のアクセント・・・いわゆるアクセント。音を出してOK

・拍の頭・・・無意識のアクセントをしてしまわないように。

・前後の流れを考えて、キャラクターを浮きあがらせるための弾き分け
 ・盛り上がりが来る前は、盛り上がりを引き立てるために、その前は、敢えてシンプルに弾く etc.
 ・フォルテが来る前は、フォルテを引き立てるために、その前は、抑えて弾く

・同じ音が続く場合、同じように弾くのではなくて、強弱を変えて、違いを出すことも考える。
・和声が変わるところは、しっかりペダルを踏みかえる

・トリルや付点のついた変奏・・・ルバート気味OK
・シンプルなテーマ・・・テンポキープ

・クレッシェンド・・・ペダル長め
・ディミネンド・・・ペダル、小まめに踏みかえる

・疾走感の演出・・・アクセントの以外は、軽めに

=====
Op25-5のエチュードは普段の練習では、中間部が良すぎて、没入してしまうと言うか、恍惚感あり。
(これ弾いてると、ワクチンは打たない方がいい、と言う悪魔?の囁きが聞こえてくる・・・。)
このところ、ぐんぐん、けるようになってきてて、8合目に向かう今が、一番楽しい時期かも?
暗譜もほぼ完了。(不器用で譜面見ながらだと弾けないから、まあごく自然に暗譜することになる。)

=====
レッスン後は師匠宅傍のお気に入り、マスターズカフェでランチ。
いつもと違わぬ美味しさ。ここのシェフはセンスが良くて、どれもいい。
(スープだけは、やや濃い目なのが玉に傷だけど、それ以外は、パーフェクト!)
(ワインもフリーで飲める、驚きのシステム!)

メイン3つから1つ選択+惣菜3点をチョイスのシステム。
・タラのムニエル、マスタードソース
(付け合わせの人参のグラッセ?も美味、人参ドレッシングのサラダも美味)
・蕪の鶏そぼろあんかけ
・紫キャベツのラペ
・菜の花とホタルイカの酢味噌和え
・五穀米
・コンソメのスープ


・ごまプリン白玉、ゴマのジャム、コーヒー


ご馳走様!


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●ピアノレッスン~2021レッスン始め

2021年01月31日 | ピアノレッスン
2021年の初レッスン(ピアノの)だった。
エチュードの25-5は、苦節半年の譜読みの末、ようやく、レッスンに漕ぎ付けた!
でも、本当に牛歩だなあ・・・!
このエチュード、今まで、旋律しか聞こえてなかったけれど、実は3声の歌の曲なのだ!
内声に、ポーランドの古い歌が埋め込まれている。
音楽でも、なんでも、分かり易いところだけで、分かった気になりがちだけど、1つベールをめくると、奥には面白い仕掛けが施されている!
根本的に曲の認識が間違っていて、目から鱗!

ちなみに、エチュードの1番も2番も同じように、ポリフォニーになっていること、真横で実演してもらえて、感嘆のあまり、思わず、呻いてしまった。笑

=====
<レッスンメモ>
<ショパン/エチュードOp25-5>
●3声の弾き分け
 右手高音側の旋律に食え加えて、左手の一番高い音のパート、右手の低音側12の指で弾くパート
 中間部は、左手の旋律に加えて、右手の高音側のパートと低音側のパート、それぞれ旋律を歌う!

●軸
 左手は、真ん中の音が軸。一番下と真ん中の音を押さえて、高い音は、軸の音を押さえておいて、回転させる要領で弾く

・テーマの右手、下側の旋律は、16運音符の音価は正確に。

<ノクターンOp9-3>
・この曲の左手も、3連符左手の真ん中の音が4分音符!
・左手を滑らかに弾くためには、腕全体を滑らかに動かす。
 オクターブ離れた音を、急な動作で跳躍して弾くのはNG。アクセントがついてしまいがち。

●中間部のアジタートの左手
 1つ目と2つ目の音×3回、2つ目と3つ目の音×3回、・・・ のように個別に取り出して変奏練習

●音楽の流れを止めない
 1つのフレーズ(スラーでまとまっている部分)は、一息で。
=====
エチュードはとんでもない曲に取り組んでしまったなあと、なんだか怖くなってしまったけれど、
行けるところまで、行ってみるか・・・。

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●ピアノレッスン~レッスン納め

2020年12月27日 | ピアノレッスン
この日は2020年のピアノレッスン納め。
前回に続い、ショパンのノクターン3番。

<レッスンメモ>
・表情豊かな軽やかなアクセント
 先生の取りが飛び立つような、手の動きが印象的。いい音の陰には、しなやかで無理のない美しい手の動きがある!

・先頭の音に、無意識にアクセントをつけてしまう癖あり。優雅な旋律が台無しになるので要注意!

・左のオクターブ離れの伴奏
 この曲の大半の部分はこの伴奏形で、シンプルっだけど、安定して静かに弾くのは意外と難しい。
 しっかり、素早くポジション。指で弾かない、手全体で弾く。

・見落としている半音階進行、しっかり

・中間部のアジタート
 シンコペーションは、弾む感じで、重くならない(リズムのキャラクター)
 左手がとんでもなく難しく、先生所有の幾つかの版でも、運指は違いあるので、研究の余地あり

<1年振り返り>
ピアノ会がなくなって、曲を準備するノルマから解放されて、気が付くと、例年だと取り組めない手強い曲に挑戦してた。
個人的には、ショパンイヤーだった。
ノクターン12番、3番、エチュードOp25-2・・・。
ついつい、ショパンに戻ってきてしまう。格別なものがあるなあ・・・。

モーツァルトのソナタ11番1楽章、ドビュッシーの夢、ピアソラのリベルタンゴもよく弾いた。
12月はバッハ強化月間と言うことで、G線上のアリアと羊もよく弾いた。(なんとか復活)

月1回のレッスンが、いいペースメーカーになってくれて、
人前演奏のプレッシャーもなく、純粋に個人的な楽しみのために、ピアノを弾いてた感じ。
人前演奏でペースを崩されるよりは、気楽に一人で弾いてる方が、自分には合ってるかもしれない。
そして、改めて素晴らしい水先案内人の先生に感謝!

あと、何と言っても、弾き語りに目覚めたこと。井波さんに感謝!
並み居るショパンの名曲を押さえて、一番、弾いてたかも?
ピアノに負けないように、響く大きな声を出すことは、とても気持ちがいい!

また世界が開けてきて、楽しいピアノライフの一年だった!
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●ノクターン3番へ

2020年11月22日 | ピアノレッスン
月1回のピアノレッスン、なかなかコンスタントにレッスン記を残せないけれど、
曲が変わった時ぐらいは、なんとか・・・。

この日からは、ショパン/ノクターン3番へ。
大曲(全ノクターンの中で最も小節数が多い!)で、さらい始めてレッスンに持って行く迄、半年ぐらいかかったような・・・。
夢見るように流麗で、うっとりする、いい曲。
長く憧れていた意中の曲。
アジタートの中間部を手に覚え込ませるのは、難儀した。まだまだ不安定だけれども・・・。
装飾音もバリエーションが多彩で、繰り返しごとに、微妙に変化する。
これは自分レベルでは、暗譜不可能な気が・・・。
(師匠の話では、プロのピアニストも、頑張って覚えるのだそうだ・・・)

<メモ>
・ノクターンのフォルテシモ
 エチュードとは違って、音が固くならないように!
 肘をつかって、クッション、固さを逃がすこと。

・ノクターンのアクセント、スフォルツァンド
 強い音で弾くのではなく、大切に弾く意識で

・右手と左手が重なる拍は、音のハーモニーを大切にする

・左手の伴奏、3連符最後の一番高いオクターブの音、
 ついついぞんざいになって、音が大きくなりがち。丁寧に控え目に。

・中間部のアジタート
 右手のシンコペーションのリズム、正確に!(メロディーを抜いてシンコペーションだけ練習!)

・最後の大下降半音階
 重音は下の音が大切。上の音は添え物。添え物は除いて、練習すれば、安定する!)

他にも、いろいろあるのだけど、譜面がないと表現しにくくて・・・。

Rina Sudo – Nocturne in B major Op. 9 No. 3 (first stage)

Youtubeに幾つか上がっていたけれど、この方のが一番しっくりくるかな・・・。
ずっとピレシュの演奏が、お手本!と思っていたけれど、好みは移り変わりますね。
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●レッスン 次に行こう!

2020年10月25日 | ピアノレッスン
秋晴れの中、レッスンだった
レッスンがなければ、間違いなく山に行ってただろうに・・・。
レッスン曲は、ショパン/ノクターン12番、リベルタンゴ、今回で終了かな?
先生は、はっきり合格とは言ってもらえないけれど、何となく、そういう素振りだったので。

<メモ>
・和声を聴かせるフレーズ
 ついつい旋律の音を出して、他を抑えがちだけれども、和声を聴かせるフレーズは、その限りではない。

・和声
 ・緊張の和声・・・強め
 ・解決の和声・・・抑え気味、緩み、安心感買の演出

・調性
 ・短調・・・弱め(暗さの演出)
 ・長調・・・強め(明るさの演出)
 ※ノクターン12番は、目まぐるしく転調するので

・リベルタンゴのアクセント
 突く、外にはじくような奏法で。
 メリハリ!アクセントは出して、それ以外は抑えて。

ノクターン12番、なんとか暗譜できないかな???
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●リベルタンゴへ

2020年08月30日 | ピアノレッスン
今回から、ほぼ10年ぶりにリベルタンゴ(山本京子編)へ。
ナザレー/オデオンの続きで、ラテン系をもう少し、弾いておきたくて、チョイス。
練習始めたころは、ほとんど忘れてしまっていたけれど、10年前発表会で弾いた記憶は、体の奥に眠っているらしく、すいすい復活。
ノクターン12番は、駄目駄目だった。暗譜するっきゃない???

<ショパン/ノクターン12番>
・離れた音は大切に弾く。旋律が単調にならないように。
・転調の音は大切に弾く
・問いかけ?と答え?

<ピアソラ 山本京子編/リベルタンゴ>
・強弱対比を意識
・スタッカートは軽く。
強く弾くと、メリハリがなくなって、全体重くなってしまう。

Maya Ando Piazzolla Libertango

10年前と違って、いい演奏、上がってる!
情熱的で、妖しくて、しなやかな。どことなく武士道を感じ、ひきこまれる。
見事すぎる!
文字通り、自由(リベラ)を得るための戦いなのだ!

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●夢いい感じ

2020年07月26日 | ピアノレッスン
このところ、本当に、よく降ること・・・。
自分は3連休で、晴れたら山に行こうと思っていたけれど、諦めて、急遽、レッスンをお願いする。

ドビュッシー/夢
見落としていた旋律や、効果的な場面変化やら、アドバイスを頂いて、完成度が上がってきた。
我ながら、いい感じ。少しテンポアップして、流れも出てきた。
夢心地で、変化があって、名曲!
今まで弾いた数少ないドビュッシーの中で、一番好きかもしれない。どこまで完成度を高くできるかな???
ドビュッシーの中では、もっとも易しい部類の曲と思われるけど、半年かかった・・・。(←牛歩ピアノおじさん)

ショパン/ノクターン12番
八合目まで来ただろうか。しかし、残りが覚えられない・・・。
ここまで、よく来たと思うのだけど・・・。
一体全体、1曲の中に幾つの調があるんだろうか???
10では済まないじゃないかな?

とてもいい先生なので、毎回のレッスンが、とても有意義で、満足度が高い。
=====

このところ、レッスン後、近くのカフェでのランチするのが楽しみ。
今日も当たりだった!
特にデザート。
カカオのムースに苺ジャム、ホイップクリーム、ブルーベリーが添えられて、しみじみ、美味しい。
この系統のデザートをいろいろ開拓してみようかな???





@マスターズカフェ@小牧市桃花台
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●ピアノレッスン再開

2020年06月28日 | ピアノレッスン
この2ヶ月、コロナ禍で休止していたピアノレッスンを再開。
少しずつ、元に戻っていきますね。

レッスン曲は、ドビュッシーの夢とショパンのノクターン12番。
不思議なもので、練習の時は、崩れたことのなかった部分が、いともたやすく崩れる。
ちょっとの緊張で、弱点が炙り出される。
ピアノを聴いてくれるアルバイトさんを募集しようかな・・・。

先生のレッスン室には、ゴージャスなリモートレッスン用のマイクなどの機材がセッティングしてあって、
大学のリモートレッスンは、さすがだなあと、感心する。

=====
<メモ>
●ショパンの装飾音
拍の頭に合わせる。(ロマン派は、基本は前で出すけど、ショパンの場合は、例外的に、古典派と同じように、拍の頭! 自分、いったい何年、ショパン弾いてるんだ!!!)

・重音で出来た旋律
上の音だけ取り出して、レガートで弾く練習

・フレーズの中で大切に弾く音
1度続きのフレーズの中に2度の音程があるところは、大切に弾く

●静けさを保つペダル (※追記)
楽譜で踏みっぱなしOKのところも、静けさを保つために、穏やかに踏みかえるのはOK
響きが変わる局面で、しっかり踏みかえるのは違って、ゆっくり踏みかえる
=====
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コロナ禍ピアノ記

2020年06月06日 | ピアノレッスン
後々の自分のための、ピアノ練習の個人的なメモ。

3月のレッスンの後、2か月が経ってしまった・・・。
ペースメーカーの毎月のレッスンがない中、気ままに練習をする日々。
在宅勤務のおかげで、コロナ禍の前の、倍の時間は、ピアノに接するようになった感じ。
と言っても、平日は30分~1時間程度だけれど。

ショパン/ノクターン12番
2月に譜読みを開始してから4か月かかったけれど、ようやく、ほぼ繋がって、行けるようになった。
昔、難して、すぐ匙を投げたのだけど、コロナ禍のおかげで、ついにレパートリーに入れられそう。

リベルタンゴ/ピアソラ
昔、発表会でも弾いた曲。80%忘却の彼方から、3か月かかって、ほぼ修復完了。
これもレッスンに持って行ける。
それにしても、10年前、技術や攻略方法の知識もない中、よくもまあ、気合だけで・・・。

ドビュッシー/夢
覚えにくい曲だったなあ。5ヶ月かかって、躓きも、だいぶん少なくなってきた。

ショパン/エチュード1番
久しぶりにやりだした、エチュード1番の打率が、じわじわ自己ベスト更新中で、嬉しい!
嘘みたいだけど、インターバルトレーニング(高濃度で数ヶ月練習 ⇒ 数ヶ月忘却 ⇒高濃度で数ヶ月練習 ⇒ 数ヶ月部客 ⇒ ・・・) は、効率良く上達する秘訣のような気がする。
発表会のような完成期日のノルマがない場合しか、使えない作戦だけど・・・。

ショパン/ノクターン3番
譜読み開始。 昔、匙投げした曲だけど、今度こそ!
12番に比べると、出足好調。 譜読みしやすい。
個人的に、水が流れるようなイメージがあるので、雨の季節に、しっくりきそう。

どれも、いい曲だなあ! 気分良好!

コメント (2)
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