みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ジロティのG線上のアリア

2016年07月31日 | ピアノ
あまりに有名なG線上のアリア、
先日、ようやく、これは!と思える編曲に出会う。

ジロティの手によるもの。
シンプルだけど、曲の骨子が失われていない。
難易度も中級レベル。
天国的に美しい。
ピアノならではの枯れた味わいが良い。

ピアノを続けていて、しみじみ、良かったと思えた。
ある日、突然、いい出会いがやってくるものですね。

数年前、あんなに探したのに、見つからなかったのになあ・・・。
長い音が多いこの曲は、減衰が定めのピアノでは、難しいかな?と諦めていただけに、喜びもひとしお。



http://imslp.org/wiki/Orchestral_Suite_No.3_in_D_major,_BWV_1068_(Bach,_Johann_Sebastian)
(ここのArrangements and Transcriptionの下の方、Siloti)

J. S. Bach/A. Siloti "Air on the G String"


ジロティは、ロシアの著名な音楽家。
リストの高弟。チャイコフスキーやラフマニノフと深い関わりがあり、
ラフマニノフ2番コンチェルト初演の指揮をしているんですね。
少し前、きらクラでも取り上げられていたっけ…。
大家の手による編曲なので、安心感もありますね。

最期の時には、やっぱり、この曲がいいかな???

コメント (2)
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