みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●ソルフェージェット

2016年10月22日 | ピアノレッスン
オケの練習や山行で忙しく、このところ、ピアノのレッスンは月1回が精一杯だったのだけど
ようやく、2曲、一区切りついたので、卒業記念のメモ。
(一区切りと言うのは、先生の「だいたいいいかな・・・。」を頂いたと言うことです)

まず、CPEバッハ/ソルフェージェット
Carl Philipp Emanuel Bach
ちびっ子に人気の曲で、自分のようなおじさんが弾くのは、なんだかな・・・であったけど、
劇的に短いのが気に入って、頑張って、練習してました。

この曲、短さゆえの潔さが信条!ですね。
短いのに、目まぐるしく転調してゆく・・・。
CPEバッハは初めて触れる作曲家で、バロックとも、古典ともつかないが、新鮮だった。

ほとんどが右左交互で、一緒に弾くところが少ないので、「エリーゼのために」を、劇的に、高速にした感じもする。
(エリーゼのためにを作った時のベートーヴェンの頭の片隅には、このソルフェージェットがあったのではないかな???)

ついつい何回も弾いてしまう魅力があって、ちびっ子に人気なのも分かりますね。
実は、ちびっ子でも弾けるので、技術に欠ける自分でも!と思ったけれど、そう易しくはなかった。
すぐ、どこかが綻んでしまい、とほほ・・・。
歳のせいかな・・・。

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譜読み始め 2016/2/4
初レッスン 2016/7/23
卒業 2016/10/22

2010 コンペティション決勝 C級金賞/吉原 佳奈

とても、こんなふうには弾けないなあ・・・。


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●ウエディングマーチ

2016年10月22日 | ピアノレッスン
そして、メンデルスゾーン(編曲者不明)/結婚行進曲
正直、高を括っていた。
前のピアノ会の後、5月末から本格的に練習を始めて(譜読み自体は、随分前からだけど・・・)真夏の頃には仕上がるかな?と思っていた。
そんなに技術的に、手こずりそうな箇所はないと思われたので。

でも、ピアノで、マーチを弾くのは、多分、初めてで、
あの有名なテーマを、それらしく聞こえるように弾くのにも、随分いろいろと気遣うことがあって、かなり、てこずった。

普段、練習する曲は、その時々の気分に大きく影響するから、やっぱり、こういう明るい曲はいい。
中間部の軽快なリズムのところは妖精パックの活躍が、目に見えるようだったし、
美しいカンタービレの旋律も、気分がいいこと、この上なしだった。
有名すぎるテーマは、有名さを置いておいて、客観的に見てみると、きわめて独創的で、メンデルスゾーンの才能、恐れ入りました、だと思う。
ほんとうに、曲名が「結婚行進曲」でなければ、言うこと無しなのだけれども・・・。

この曲は、今でも、結婚式に使われているのかな?
若い人たちには、流行らないと思うのだけど?

ふう~。40年前の宿題を、ようやく、やり終えたぞな、もし。

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譜読み始め 2014/6/14
初レッスン 2016/7/23
卒業 2016/10/22
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