みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ヘミングウェイの風が吹いている

2020年11月25日 | 近況
相変わらず1週間遅れで新聞を入手して、読んでいるのだけど、
(新聞ではなくて、旧聞?(笑)。常に時代に1週間遅れでついて行くそらみみ・・・。時間節約の意味もあり。一週間タイムトリップ!)
先日、楽しみにしていた連載小説 赤神諒「太陽の門」が終わってしまった。

第2次大戦前夜スペイン内戦を舞台にした、ハードボイルドな恋愛小説と言っていいのかな??
登場人物の戦友たちは、本当に容赦情けなく、戦場に散ってゆく・・・。
最期に残った主人公とヒロインだけは、なんとか結ばれて欲しいと思いつつ・・・、そんなあ!!!
しかし、あまりに唐突な幕切れでは?
面白かったけれど不完全燃焼かも・・・。最初の数ヶ月は読んでいなかったので、正確には分からないけれど。

こんなに新聞の連載小説を楽しみにして読んだのは、山田詠美の「つみびと」以来だった。
あの話もとんでもなく、むごくて悲しい話だったけれど・・・。
まあ、小説に夢中になれるのは、いまだ心が健全であることの証だと思うことにしよう。

著者のブログによれば、この「太陽の門」は、ヘミングウェイ「誰がために鐘が鳴る」をリスペクトして書かれた作品とのことで、これは「誰がために鐘が鳴る」を読むか(観るか?)するしかない!と思う。

そういえば、先日、DVDで観たウディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ」でも、ヘミングウェイが登場してて、
同性の目から見ても、知的でワイルドで惚れ惚れしたっけ・・・。
ヘミングウェイへの扉が開いているんだなあと思う。
(センスのいいおとぎ話&タイムトリップで映画もとても好みで良かった!)
男は黙ってヘミングウェイ!?

映画『ミッドナイト・イン・パリ』予告編


脈絡のないヘミングウェイ繋がり、ごめんなさい。(笑)
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