tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

秋の主役「菊」咲きそろい。

2011年11月03日 | がーディニング・園芸
小菊と中輪が少しですが、
今、咲きそろいました。

花壇には1列ありますが、庭の其処ここで開花。





これは意識して植えたものでなく、特別手も入れていません。
花壇の菊の植え替えは、
毎年「冬至芽」をとり植えるのですが、
親茎を捨てるのに忍びなく、庭のあちこちに簡単に埋めておくだけです、
強いですね、根雪にも耐えて
毎年開いてくれます。














ただうれしいのは、花壇の菊も
無くなる種類・色がありますと、
散逸しているものから新芽を取り
花壇に戻すことができることです。


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「おぶきさん」?ご仏飯の薀蓄。

2011年11月03日 | ちょつぴりの薀蓄
昨2日は、先々代の祥月命日でした。
菩提寺のお寺さん来宅、お念仏を頂き、
その後ろで数珠を握りながら、仏壇を見ていましたら・・・。
ご真影のまえ正面に、
大盛りの「ごはん」がお供えして有ります。



浄土真宗の我が家の祖先から続いている習慣ですから、
どこでもでは無いかもしれません。

このご飯、
母は「おぶきさん」を挙げてきて・・・、と言います。
「おぶきさん」?、これが「御仏飯」だったのです。
御仏飯が、いつの間にか「おぶきさん(御仏供)」と使っていました。
(我が家だけでなく、特定地方の「方言」にあるらしい)

仏事には必ずお供えするご飯、
「真宗事物の解説(西原芳俊)」より引用しますと
「我らの命は飯食の恩なり、この飯食の恩にて、命ながらえて
めでたき仏法を聞くなり。
然れば行者の不死の薬の飯食なれば、わが重ずる所の
飯食を如来にさしあぐるなり」とあります。

「お仏飯」は、如来(仏)さまに食事をさしあげるという意味ではなく、
自分の命を支えてくれているものの恵みに対して
感謝の気持ちを如来に供養する。
というのが、本来の意味らしい。

やはり我が家の宗派では、大事な行事の一つらしい。


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