tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「花おくら」とどく。

2013年09月04日 | 季節の便り(北陸、福井)
当地上志比町の知人から、
例年この時期届く、めずらしい食もの。




このオクラは、実を食べずに「花びらをたべるもの」。
ちと、おかしな話です。


実は、「おくら」ではなく、本名「トロロアオイ」
オクラに似た花を咲かせることから「花オクラ」とも呼ばれる。
果実はオクラに似ているが太くて短く、
剛毛が多いうえ固いため食用にはならない。温暖地では多年草。








花弁を、そのまま湯がいて三杯酢などで酢の物として食べる。と教えられ、
夕食に出ました。
特有のぬめりがあり、なかなかの美味。

花弁の大きさは直径20cmもあり、普通のおくらの倍近い。
花は薄き色で綺麗
、朝に咲いて夕方にしぼみ、夜になると地面に落ちる。
「一日で終わる花」であるため、市場には流通しない。

コメント
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