まず、今日22日の「当地のコロナ禍報告」
昨日21日、5名の罹患(計118名)、死亡(計5名)。
終息どころか、止まるところはありません。
そして主題の「乙女椿」は花期を終え花が落下、「全部上を向いて?」。
ご覧ください、なんと不思議全部花は上向いて落ちているではありませんか。
不思議、ふしぎ。
今朝のローカル紙1面「下越山若水」、
ニュートンは、リンゴが木から落ちるのを見て「万有引力を発見」
した逸話が記事になっていました、
「椿も木から落ちる原理は理解できても」
なぜ上を向いて落ちるのでしょう。
こんな事を疑問に持ったことはありませんか、
昨日幾枚かの写真を撮りましたが
全部上向き(仰向け)、作為はありません。
ニュートンとこの現象を見るにつけ、
こんな文章を読んだことがあります。
植物学者、牧野富太郎氏の「あおむけ椿」の文章です、
これは「やぶ椿のお話」ですが、
こんな時代にこの研究をしていた人がいたのがうれしい。
又、昭和の初めに寺田寅彦氏もこの現象を見て、
疑問を持たれたとの短文もあるようです。
かの漱石氏も「落ちざまに虻を伏せたる椿かな」の名句。
専門家のこうした関心事は別として、
本当にこんな様子は・・・。
又、椿は突然花首からポトリと落ちることから、
武家の庭木には厳禁であったと岳父が言っていたのを思い出します。
なぜ、我が家には幾本もの椿があるのだろうと。
まだそんなに大木でないので、明治に入り植えられたのでしょう
か、と推測しています。