勝山市の長山公園入口傾斜地。
鮮やかな白色、今生まれたような花、そして形の異色。
図鑑で見ましたら「イカリソウの仲間」、
エンジ色もありますが、白色は、「ばいかいかりそう」らしい。
そして花の形(しっかりしたいかりの形)から交雑種の
「すずふけいかりそう」が正しいのかもしれません。
山野草を好む人の温室にはありそうな花、
愛好家垂涎の的かも。
自然にあるのはうれしい。
この場所、例年は「春蘭」が幾本も顔を出していましたが
今年はほとんど見られません、
かすかに葉が残っていますから絶滅はしていない様子。
盗掘などして持ち帰らないでほしい花です。
イカリソウの名前は、花の形からきています。
8枚のがく片と4枚の花弁から構成。
この花の仲間には、
トキワイカリソウ、ウラジロイカリソウ、キバナイカリソウのほか
花に距がない
バイカイカリソウ、ホザキノイカリソウがあるそうです。