幕藩時代から続く「勝山歳の市」。
かっては旧暦の歳末、近郷近在の山村・農家が
「 生産物、新年用の用具・縁起物・台所用品」など、
市内中心部の店前を借り ての市として定着。
「はよっ、きねのー」は、
早く来ないと売れてしまいすヨのご案内。
今朝も午前8時にはそれなりの人出。
のこうした商い行為は「馬の角と〇〇以外は何でも揃う」と賑わいであったとも。
「私が知る勝山歳の市」は、昭和30年代、
臼ゃ杵、まな板・むしろなど木工品や野菜ものなどが中心でしたが、
飽食の昨今、そうした「昔の風情の無い祭り」になっています
僅かに残る木工品の店。
ただ、キッチンカーや、
鮎焼き・イワナ焼き
、お菓子など、
ここへきての商い品や手法もかなりの変化が見られます。
早い時間には子供たちの出かける姿はほとんど見られなく、
「定番の露天商さん」たちは、人待ち顔。
それでも古くからの伝承行事、
田舎町の賑わいには人気も続くのかもしれません。
商人は市内の人は少なく、
隣町は遠くは海岸の方の業者など、40店舗が並べています。
こんな伝承の名人
午後にはほとんどの商品が売りつくされ、店をたたむとあります、
「まな板」などはこの時代でも売れる商品の様で、
良いものを欲しい人は早く行かないと・・・です。