tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「日本の原風景」を守るキャンペーン。

2011年10月02日 | 福井のPR大使?
私の町では、「赤とんぼの舞う里」を守り続けよう、
これが飛ばなくなってからでは、遅いから・・・・。
こんな企画でキャンペーンが始まっている。



私の庭でも多くの赤とんぼが舞っていますが、
この風景は秋の普通の風景だと思っていましたら、
お隣の石川県ではほとんど居ないとのこと。
不思議ですが、
事実との話しがあった。
石川県立大学の上田先生を招いての講演会での話し。
氏は、「赤とんぼ」研究での第一人者との紹介。



赤とんぼは、どこで生まれてどこへ行くのでしょう
国内には、この研究の成果は無いらしい。

6月から市内4校の小学生の応援で、
赤とんぼの羽化したもの捕まえ、
羽にマーキングして放っている、
この個体数2500匹くらい。

この1匹がなんと10km離れた1000mもある
報恩寺山頂付近で確保。
やったー。良くぞ見つけたものである、
これからも、その赤とんぼを捕まえ報告してほしい願いも続いている。
(今日わ、調査をした小学生4校の発表会もありました)






すなわち田んぼでヤゴから羽化した個体が、
1000m級の高山で夏を越し、赤く色付いて里に下りてきて
飛びまわっているのだそうだ。
平地の水場で羽化して飛んでいるのでない不思議を
はじめて知った、調査者や講師からの話でした。



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