tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

早朝「坐禅会」は、お涅槃の日。

2013年03月17日 | 坐禅会
早朝「坐禅会」は、まだ日の出前から。
今朝の日の出は、6時03分、暖かくなったとはいえ、
早朝は寒い、マイナス2度でした。







ご覧いただきますように、今日の「禅堂のしつらえ」。
そうです、お釈迦様入滅の「涅槃会の日」なのです。
本当は、2月15日といわれていますが、旧暦では3月26日とか、
仏事の催事を行う寺院では2~3月は、この期間の様であり、
日曜日に其の行事が行われる、
勝山の「義宣寺(坐禅会禅堂)」でも今日が其の日でした
仏前に「5色の涅槃団子」が盛られ、午後には団子まきもある。





正面の大掛け軸、「涅槃図」といわれるもので立派なものですが、
この1枚の絵の中には、数百に及ぶ古事が仏典の中で伝えらている。



紀元前383年の旧暦2月15日にお釈尊が入滅された日、
すなわち「涅槃の日」なのです。
この図は、沙羅双樹の中で、頭を北に向け、お顔を西にして横になられています。
悲しんでいる弟子や多くの生きとし生けるものに
最後の教えを説かれた。
有名な言い伝えにには
「いたずらに悲しんではならない、世は皆無常である。生あるものは必ず滅する。
私の肉体は滅びても、説いてきた教えは残る。これから頼るべきものは、
よく調えられた自分自身であり、私が説いた教えである、怠らずに励むがよい。」
と解説がありました。
また、このとき「四方の沙羅双樹」は悲しみのあまり、
真っ白に変じて散ったと伝えられています。



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