カーブミラーは道路の曲がり角などの見通しを助けるために設置されている。確認をすれば一応安心して角を曲がったりカーブを進む。これは運転中は勿論、歩いているときも同じ。ところが思わぬヒヤリに出くわした。
軽自動車の離合もままならぬ裏通りのT字路。私はT字の縦の道の右側を歩いていて右に曲がるためカーブミラーを見た。何も確認できなかったのでひょいと曲がりかけた。すると T時の横の道から左側通行の自転車が、これもひょいと左折してきた。危ない、道の直角の位置で足を止めた。自転車は若い女性の運転で衝突はしなかった。
よく通る道なので我流で検証してみた。カーブミラーの設置方法は車の運転者には好都合な位置や高さかもしれないが、歩行者はどの位置でミラーを見るかで、見えない道路部分の状況は完全にはつかめない、そんな結論を出した。大人と子どもの目の高さ、カーブミラーから見えない部分の確認すをる位置までの距離など、潜んだ課題があるように感じた。
歩行者はカーブミラーで確認しても曲がり角では急がない、走って飛びださないことが身を守ることになる。車も同じことだ。年中、周囲を見回しているがそれに万能を求めてはいけない。安全確認の道具として利用する。