日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

明日は啓蟄

2015年03月05日 | 自然 季節


 寒い日が3日続いたとしたら、次の4日は暖かい日が続くという「三寒四温」は早春の様子を言いあらわす。日の出が早く日の入りが遅くなり春への歩みを感じる。一足早く咲く近郊の河津桜満開の写真は春よ早く来いと呼びかけている。

 三寒四温、春を迎えるころの気象用語とばかり思っていたらこんな使い方のあることを知った。使い先は「商品先物取引」でその用語集には「大陸性の気候のように、上がったかと思えば下がり、下がったかと思えば上がるといったように、上下いずれへも永続しない相場のこと」と説明がある。素人が感じる最近の株価動向にも似ている。

 そんな安定しない春到来前の風物詩として啓蟄の日のコモ外しがある。啓蟄は「冬ごもりの虫たちが這い出る時で2月の節」。錦帯橋畔や吉香公園の松の木に撒かれたコモで暖かく越冬した虫たちを一網打尽にするのがコモ外し。春になる前の風物詩で地元の新聞TVは一斉に報ずる。どのくらいの虫が越冬していたか興味はあるがどこも報じないのは虫権に配慮しているのだろうか。

 春の便りを待っているのは寒がりやさんばかりではない。入試結果を待つ人もこれから受ける人も「サクラサイタ」が待ち遠しい。入試発表もHPに掲載されるので、校内の掲示版を見に来ない人も多いという。風物詩が薄れるのは時代なのか。10日は高校入試の日、雪が降るかも、そんな予報が出ている。最後の挑戦、体調を整えてガンバレ。
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