日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

任期満了

2015年03月15日 | 地域


 春は別れと出合いの季節。卒業に就職と進学、年度変わりの人事異動や退職などその場面は多彩。それぞれに思いや考え目指すものがあるだろう。退職するとそうして過ごしてきたことへの思いが次第に薄れていく。主人の退職に多くの同僚が集ってくれて感激したというブログ、そうだろうとその気持ちが分かる。

 この度、任期満了といってもそんなオーバーなことでは無いが自治会役員の末端を担う班長の任期が今月末で終わる。先日の総会で後任に申し送りを済ませた。越して来てから20年、自治会長を含め数年間お手伝いをさせてもらった。班内の所帯数からして次の班長は回ってこないだろうと思っている。来るとしたら90歳も半ばを超える、生きていればのことだが。

 班長の仕事は会費の徴収と市の広報の月2回の配布がメイン。ほかに班内の弔事や災害時の被害聞き取りなどだが、それほど発生するものではない。広報配布には県、市議会、保健センターほかの関係団体などからの配布誌紙が加わる。ポストインだが、雨降りのそれは濡れないように気をつけ乍ら、毎日配達する郵便局員の苦労を思う。そう、ポストはブロック塀に取り付けられているのがほとんどで、軒下に設けてある家は少ない。

 数年前に84歳の主人を亡くされた独り住まいの人が「班長」をやります、と元気な挨拶をされた。班長は原則、家の並びに沿って順に回る仕組みになっている。出来なければ次の人が担っている。よその地では班長希望者が無いので抽選で決めているとこもあるようだが、お互い助け合うということで住まいの地区はうまく回っていてひと安心。特別なお世話はしなかったが、終わってほっとしている。
コメント
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