![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/98/786e3f0128a489be2be83c0c5586791d.jpg)
今日の新聞もTVもローカル面はこれ一色、それはJ3レノファ山口がJ3の優勝とJ2への自動昇格が決まったニュース。レノファは今季J3に昇格したばかり、1年でJ3からJ2へ昇格の前例有無は分からないが、県民としては師走を前にして、今年の明るい話題をもらったことになる。
前身は、高校教諭たちを中心にした山口県サッカー教員団を母体に2006年に結成された。船出は純アマチュアということになる。チーム名は英語の「レノベーション(維新)」のレノと、「ファイト(闘う)」「ファイン(元気)」のファを組み合わせということを、昇格記事の中で知った。この1年、TVローカル局は試合の詳細を報道した。開幕からの連勝が続く中でレノファの名前がいつのまにか身近なものになった。
J3の試合結果は地元紙でもスコアだけの掲載、J1の見出しに隠れてしまうほどのニュースバリューしかない。ローカルTVの報道がなければ、県全域の盛り上がりには至らなかった。J3昇格が2014年、熱いサポーターに支えられたと選手は口をそろえて話す。運営に苦しい時代が続いたともいう。そんな支えや苦労が実を結んだ。
お隣は広島県、そこには今季J1年間勝点1位「サンフレッチェ広島」がいる。広島は師走に入るとチャンピオンシップトーナメント戦が待っている。いつか、同じピッチで広島県と山口県の隣同士でチャンピオン戦を交えることは夢ではなくなった。そこにはレノファのJ1への昇格という厚く高い壁が存在する。レノファ命名の由来を守りファンを楽しませてくれると期待する。