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我家の台所燃料が薪からプロパンガスに変わって50数年になる。当時はダルマ型のボンベだった。
ガス設備の定期点検が行われることは結果通知を見て知っていた。先日その作業に初めて出合う。若い点検員のきびきびした仕事ぶりは爽やかだった。
配管にガスの使用圧以上の圧力を掛けて放置し、漏洩の有無を確認する。それはチャートに記録される。漏洩テスト中に、各所の老朽に腐食、割れや緩みなど手際よく目視や手触り、ヒヤリングを交え点検する。チャート上から漏れ個所は無いと説明を受ける。
使用量を測るメーターに消し忘れや微小の漏れ、流量オーバーなど、使用中の気づきにくい危険を知らせる機能が備わっている。感震装置もあり、単に使用量を測るだけでなく、安全監視という大役を担っていることを知り、ガスへの信頼度が増した。
点火スイッチの操作だけで便利に使える背景には、機器の進歩と4年に1回という、設備点検のある事に気づく。今までトラブルは起こしていないが、機器だけに頼らず使い方にも気を配らねば、点検結果表を見ながら改めて思う。