日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

この一杯

2020年06月03日 | 生活・ニュース

 東京では新型コロナウイルスへの感染者が急増をしたのを受け、2日、「東京アラート」が発動された。緩和ステップ2の翌日のこと、感染の「第2波」が来るのではないかと不安を募らせたのではなかろうか。緩和されたの日の東京の夜、乾杯しながら店の再開と仲間との再会を喜ぶ姿が映像で多く流れた。本当にうまそうに飲む姿は絵になる。

 飲める人、飲みたい人の待ち遠しい気持ちを思いながら、現役時代を思い出す。不景気、会社の業績が思わしくないなどで仕事関係の会合や宴席も見送りになったことことはあるが、今回のコロナウイルス感染防止に似たような遠ざかりは経験しなかった。会社の状況が緩和され、暖簾をくぐったときの店主の嬉しそうだった顔を思い出す。夜の街敬遠を訴える都知事には見えないだろう。

 定年からこの秋で20年が過ぎる。夜出かける宴席は同期や仲間、昔の同僚など狭い範囲で年に数回、それも加齢とともに減少傾向、この春からは中止と見送りで支出なしが続く。といって飲酒ゼロではない。ここ何年も週1で続けるスタイルが定着した。グラスにウイスキーを入れ氷で満たす。氷が解けるとグラス一杯になる。アルコール濃度が数分の一に変わってから飲み始める。
 
 何種類かの好みのつまみを気の向くままに並べて飲む。コロナでブームになったZOOM飲み会の原点スタイルかもしれない。その時々の気分で雑誌を読む、TVを見る、投稿を考えるなど何にも縛られない自由な時間にしている。「コロナが解けたら一杯やろう」先日、同僚だった先輩からの誘いがいつ実現するか、そんなことも考えながら。
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