日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

青地に白色の一字

2020年06月16日 | 生活・ニュース

 梅雨の時期、ダムの放流はよく発生する。管理上の決りに沿って運転されているのだろうが、ダム放流のサイレンや放送、防災メールなどで上流地域の降雨量の多さを知ることもある。錦帯橋の掛かる錦川の上流にある菅野ダム、先日来の雨で放流されていたが、2日経った今朝、ようやく放流停止になった。

 今日は梅雨の晴れ間、あれこれと片づけることがある。紺碧の空の下、暑くならないうちに、と思いながら始める。マスクはつけないが麦わら帽子は冠る。ふと、「紺碧の空」は早稲田の応援歌で、連続テレビ小説「エール」の主人公・古関裕而の作品。高校3年間、運動会の我が白チームの応援歌はこれの替え歌だった。完璧ではないが何とか記憶している。

 青い空、大気中の汚染物質が洗い落とされ目の届く範囲、紺碧一色の空が広がる。超高空を飛行機雲が一直線に伸びていく。珍しい光景ではないが、伸びていく飛行機雲を見ながら、ブログで拝見した知人書道家の作品を思い出した。「イリュージョンホワイト」という絵具を使って濃紺の地合いに白色で「愛」の字がくっきりと浮き出て、さわやかな感じのする作品を拝見した。

 ブログには数枚の写真が添えてある。その中の1枚、数色の絵具がとかれているパレットに見覚えがあった。知人の父は私の先輩で、同じ陶芸同好会で粘土と格闘していた。「これは娘からのオーダー」と言いながらいくつも作られていた。その中の一つで、書道なのに絵画用のパレット、不思議に思ったことで記憶にある。良く晴れた黄泉の世界で先輩の喜ぶ顔が浮かぶ。
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