日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

4カ月ぶりの粘土

2020年06月23日 | 陶芸

 月2回の陶芸教室、発足して13年目くらいになる。メンバーの出入りはあって今は20名余、後期高齢者が大半、講師陣は会員の孫くらいの年恰好だが、さほどのゼネレーションギャップなく楽しめるのは、講師陣の気遣いだろう。送迎バスが出ることもあるが、出席率は8割くらいで年齢にすれば頑張っている。

 熱心なグループに恐れをなしたのか高年齢に敬意を表したのか、新型コロナウイルスもメンバーには近づかなかった。しかし、県の施設は感染防止対策で2カ月余閉鎖され、小中高の一斉休校に並んで休校ならぬ休講だったが今日から開かれることになった。私は、施設閉鎖の前に私用で欠席し、再開の今日まで4カ月余も休んだことになる。

 マスク越しに久しぶりの挨拶だが、密にならないように気をつける。送迎のバスは冷房しながら車窓全開、車内なので半密くらいだが会話はなしで通す。施設もアルコール消毒から始まって、創作室も窓全開、さわやかな高地の風が吹き抜ける。創作台はソーシャルディスタンスを保つように配置換えされている。安心して創作にかかる。

 施設周りは新緑が取り囲みウグイスの上手な鳴き声をBGMにしながら自由創作に入る。久しぶりの粘土の感触に戸惑いながら、感を取り戻す。昼食は各自持参の弁当を、間隔を保って横1列、霞んでいる瀬戸内海を眺めながら食べる。映像では見ていたが、横並びの弁当、感染防止にはなるのだろうが会話は少なく味気ない。「マスクなし 弁当食べる いい笑顔」。
コメント (2)
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